DAISO Japan Quality LR41/LR43/LR44 ALKALINE BUTTON CELLS 2PCS PACK

均一ショップ“ダイソー”で発見した、新顔のボタン電池2個入り。白地の台紙に型番により異なる色が印象的なパッケージです。LR41が「黄緑」、LR43が「ピンク」、LR44が「オレンジ」の配色となっています。
パッケージにはもうダイソー販売の電池ではお馴染みとなったQRコードが印刷されています。リンク先は“http://alkalinebutton.sakura.ne.jp/”となっており、開くと注意書きのPDFファイルが開かれます(自サイトによるミラー)。

パッケージ裏。商品名はLR41が「電池-25」、LR43が「電池-11」、LR44が「電池-12」となっています。型番はLR44のみが「K-17-P30(H060)」となっており、LR41とLR43が「K-17-P10(H060)」となっていました。どういう法則なのかは不明です。
パッケージ上の社名表記は“(株)大創産業”となっていますが、バーコードのベンダーは“アルファ・インダストリーズ(4983289)”となっていました。

実はこのボタン電池、長年ダイソーで発売されていたボタン電池のパッケージリニューアル版だったのです。写真左が一番古いもので、真中がQRコードが付いたバージョンのものです。これを見るとパッケージが一気に今風に進化したことが伺えます。ゴチャゴチャした感じがスッキリした印象にも見えますね。
写真はLR43の歴代パッケージですが、どれも商品名は「電池-11」です。

パッケージ裏。並び順は上の写真と同様です。バーコードは“4 983289 123645”で3つとも全く同じものです。従って、パッケージデザインは違いますが、同一製品であることがわかります。しかし、型番は異なり、真中のQRコード付きが「K-15-P10(H060)」になっているのに対し、右の現行品が「K-17-P10(H060)」となっている点が謎です。使用推奨期限を見ると大体1年おきにパッケージデザインを変更していたのですね。

最後に中のボタン電池を紹介。ボタン電池は中国の電池メーカー“Golden Power”製。型番には“GH”の符号が見えますから、同社のボタン電池の中で一番ランクの高いと思われる“Hi-Pro Button(旧・Heavy Duty)”タイプです。
どれも電池に記された印字は“AN”と記載されており、使用推奨期限は3つとも「01-2020」となっていましたので、製造ロットを表す表記であることは間違いないと思いますが…。

Panasonic リチウム電池 CR2412/CR2430

世間ではパナソニックの新アルカリ電池“乾電池エボルタNEO”が発売されて話題となっていますが、その裏で同時発売されたパナソニックの電池があります。それが今回紹介する“CR2412”と“CR2430”というリチウムコイン電池です。
“CR2430”はソニーFDK(富士通)など他社も発売していましたが、“CR2412”は一部ショップがバルク品をバラ売りするケースはあったものの、一般市販品としては今回パナソニックが発売開始するものが初登場となります。

パッケージ裏。両者注意書きはほぼ同様ですが、“CR2412”のみ『●充電・ショート・変形・加熱・火中投入禁止。』の部分の「変形」が追加されており、若干文量は増えています。同電池では表面にも『取扱注意:電池が曲がると液もれのおそれあり』という記載があり、“CR2412”はよっぽど曲がりやすいのでしょう。
社名表記は“パナソニック株式会社”でバーコードのベンダーも同社のものとなっています(4549077)。

上の写真をみてあれ?と思うかもしれませんが、“CR2430”が他のリチウムコイン電池と同様の使用推奨期限5年となっており、“CR2412”のみが使用推奨期限2年となっています。その為、写真の電池では表記差がありますが両者とも2017年4月製造の電池となっています。
今回パッケージも大幅に変更され、電池が簡単に取り出せないようになっています。これは子供(乳幼児)がパッケージから電池を取り出し誤飲するという事故に対応したもので、これは電池工業会が定めた“コイン形リチウム一次電池の誤飲防止パッケージガイドライン”に準拠したものになっているそうです。今後パナソニックから発売されるリチウムコイン電池にも順次導入されていくとのことで、電池工業会に加入している他社も追随していくものと思われます。

電池の外観。どちらとも“Made in Indonesia”でインドネシア製です。“CR2430”は電卓や時計に用いられた電池で、電池自体は他社で長年発売されており、本ブログでも三洋電機のものを紹介したことがあります。一方、“CR2412”は主にトヨタ車のカードキーに使われている電池で今まではトヨタのディーラーか一部ショップでのみ入手可能な電池だったこともあり、今回の一般販売は待望と言えるものなのではないでしょうか。

電池の裏面。構造は両者全く違っており、“CR2430”の方が隙間が広く“CR2412”の方の隙間が狭くなっています。薄さも相まって“CR2412”は作りが細かそうです。使用推奨期限が短い秘密はここにあるのかもしれません。
ロット番号の表記も異なっており、“CR2412”がインクでの印字で「74」と記載されているのに対し、“CR2430”は刻印で「72」と記載されています。

最後に薄さを比較してみました。両者とも直径は24.5mmで同じですが、“CR2412”の方が厚み1.2mmとなっており、“CR2430”の厚み3mmより一段と薄くなっています。厚み自体は多く出回っている“CR2016”と同じ厚みではあるものの面積が広い分、曲がりやすいかもしれません。取扱いにはくれぐれもご注意下さい。

FUJIFILM ALKALINE EVEREADY アルカリ乾電池 単ニ形/LR14(AM2)

今回は富士フイルムより発売されていたアルカリ電池を紹介します。富士フイルムは1989年にアメリカの電池メーカーであるエバレディ(現・エナジャイザー)と提携し電池事業に参入しますが、この電池はその時に富士フイルムが発売した初のアルカリ電池です。
ブランドは富士フイルムのブランドに提携先の“EVEREADY”ブランドを冠したダブルブランドで、EVEREADYのロゴは本国のものではなく日本オリジナルのロゴを使用していました。

注意書き部分。生産国は“Made in Singapore”となっており、シンガポール製です。富士フイルムは電池製造工場を持たず、電池を製造しようともしなかったため、殆どの電池が他社に製造を丸投げしての他社OEMでした。これもエバレディのシンガポール製であると推測されます。この電池は非常に液漏れしやすいと電池マニアの間でもかなり有名で、なかなか綺麗な状態の個体を入手できないとされる電池だったりします。

注意書きの全文は以下の通りで、アルカリ電池であったためか文量は若干多めです。住所表記は現在でも所在する、富士フイルム西麻布本社の住所となっています。

<ご注意>この電池は充電式ではありません。充電すると「液も
れ」「破損」のおそれがあります。「液もれ」「破裂」のおそれがあ
りますので(+)(-)は正しく入れてください。新しい電池と使用
した電池、または他の種類の電池をまぜて使わないでくださ
い。「ショート」「分解」「加熱」「火に投入」はしないでください。

 

富士写真フイルム株式会社
東京都港区西麻布2-26-30 〒106

プラス・マイナス側。外装は現在アルカリ電池で主流のラベル外装となっています。底面の刻印は「91-01」となっており、1991年1月製造の電池であると推測されます。
この後、富士フイルムのアルカリ電池はEVEREADYからEnergizerへブランド移行を経て、2008年に電池事業から撤退します(ただし、一部の低価格アルカリ電池はEVEREADYブランドを続行しました)。

おまけ。富士フイルムが電池事業参入時に関係者に配布したと思われるテレホンカードです。『富士フイルムからエバレディ電池 新発売』と記載されており、富士フイルムの電池事業開始を天地創造と掛けた『電池創造。』としているユニークなキャッチコピーとなっています。

Fujitsu LEDライトにイチ推し! アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6LED / LR03LED

今回はFDKが“Fujitsu”ブランドで発売した新製品、「機能性電池」の第三弾“LEDライト用アルカリ電池”を紹介します。
この電池は2017年「富士通 電池・電池応用商品」総合カタログでは2月発売予定の記載がありますが、3月現在でも店頭に並んでいるケースは少ないようです。FDKに問い合わせした所、春の新商品改定時期に仕入れ・販売する販売店が多いため、4月中旬頃本格的に出回るのではないかという回答でした。

パッケージ表。ラインナップは単3単4各3本入りのみです。日立マクセルでは「ボルテージ」のラインナップ拡充の位置付けで単3・単4の3本パックを発売していますが、専用電池化してしまうのがなんともFDKらしいと言える点でしょう。
LEDライトなど3個使用の機器に最適!』の記載があり、単3には“LEDライト”単4には“スティックライト”のイメージ写真が掲載されています。

パッケージ裏。単3のキャッチコピーが『点灯時間 長持ち LEDライトに最適!』、単4が『(高い電圧で安定して使えるから)鮮やかな色 長持ち LEDライトに最適!』となっています。単4は“鮮やかな色長持ち~”となっていますから、やはりスティックライトを意識していますね。使用推奨期限は10年で、正極缶耐食性向上・特殊素材ガスケット採用による液漏れ防止構造を採用しています。残念ながら、補償付きでは無いようです。

 

 

 

 

登場初期の日立マクセル「ボルテージ」3本パックと同様に台紙の上にシュリンクパックの電池が直接貼り付けられています。これをカタログ上では“シュリンクブリスター”と記載されています。「ボルテージ」がそうだったように、今後の改良でトレイ付きの3本パックになるかもしれません。
また、FDKの日本製アルカリ電池としては珍しく、軟質系のフニャフニャシュリンクではありません。しかも2重包装となっていてシュリンクを取っても更にシュリンクされています。どちらも台紙上に直接貼り付けるため包装が耐えられないと判断したための工夫と思われます。

電池の外観。デザインは既発売の「スマホ用」「リモコン用」と同じものを使っており、左側“Fujitsu”ロゴのバックが“水色”となっています。電池の商品名は「LEDライトにイチ推し!」。いち“押し”でなくて“推し”なんですねw。
注意書きは他のFDKが発売するアルカリ電池と同様、社名表記は“FDK株式会社”となっていますが、住所の表記がありません。フリーダイヤルのみの記載となっています。

プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。この特徴を持つ日本製ですから、FDKエナジー製であると思われます。使用推奨期限は単3・単4共に「02-2027」。パッケージには『使用推奨期限10年』の記載がありましたから、2017年2月製造の電池であると思われます。これが最初期ロットであるならば、カタログ記載の2月発売には間に合わないでしょう。恐らく、最初から3月発売の電池だったのではないでしょうか。

最後に「スマホ用」と「リモコン用」のデザインを比較してみました。右側がシルバーとなっているのは全機種共通ですね。“Fujitsu”ロゴの後ろが“”なのが「スマホ用」、“”なのが「リモコン用」、“水色”なのが「LEDライト用」になっています。
LEDライト用のデザインはスマホ用とリモコン用を組み合わせたような物で、“Fujitsu”ロゴが白い点をリモコン用から、境目の金色のラインをスマホ用から受け継いでいる印象を受けます。

 

新発売する電池もあれば、去る電池もある。と言うわけでLEDライト用のアルカリ電池が発売される一方でスマホ用のアルカリ電池が『在庫限定品』となり、生産終息に向かっているようです。スマホ用アルカリ電池は“D RANGE”の流れを汲むアルカリ電池では無いかと言われただけにこれはこれで残念です。

★関連記事
Fujitsu スマートフォン用アルカリ電池 単3形 LR6SUMAHO(4B)
→富士通(FDK)が発売する機能性電池の第一弾、スマートフォン用アルカリ電池を紹介した記事。実際に単3電池を使用するスマホは存在しないので正式商品名は「スマートフォン用緊急充電器のためのアルカリ電池」である。

Fujitsu リモコン用アルカリ乾電池 LR6/LR03REMOCON(4B)
→富士通(FDK)が発売する機能性電池の第二弾、リモコン用アルカリ電池を紹介した記事。単3、単4・4本パックのみの展開で補償付きのアルカリ電池となっている。

maxell ボルテージ LR6(T)3BS/LR03(T)3BS
→日立マクセルが発売するアルカリ電池「ボルテージ」の単3、単4・3本パックを紹介した記事。当電池と同コンセプトのものですが、専用電池にはせずに従来アルカリ電池のラインナップ拡充で対応している。発売当初は当電池と同様にシュリンクされた電池を直接台紙に貼り付けたブリスターパックを採用。

TWT science teach battery 理科教材電池 単3形

小学校?で使われる理科の教材用と思われる単3のマンガン電池です。“TWT”というブランドの電池で、同じ柄のマンガン電池として“SMB”という別バージョンのものもあるようです。恐らくは製造メーカー違いなのでしょう。
理科の教材らしくプラスとマイナスが分かりやすく色分けされており、プラスが「赤」マイナスが「青」となっています。その割に極性表示は控えめでもうひと回り大きくても良いのかなと思ってしまいます。

電池の外観。注意書きは日本語のみで完全に日本市場向けとして製造されていることが伺えます。社名表記は“CHENGDU LT POWER ENGINE INDUSTRIAL DEVELOPMENT CO.,LTD”という長く仰々しい社名です。ネットで検索してみると社名はヒットしますがイマイチ何をしている会社なのかが見えてきません。“パワー”で“エンジン”って、社名として大袈裟だよな…。
原産国はもちろんMADE IN CHINA中国製

プラス・マイナス側です。使用推奨期限は「05-2011」となっており、2年期限と推測すると2009年5月の電池なのでしょうか。
でも、ずっとこの電池の見てくれ、何処かで見たことがあるなとこの記事を書いている時ずっと考えていました。その時ふと思い出したのが“磁石”です。このデザイン小学校の時に見た棒磁石そっくりだったのです。ここに来てようやく納得したワタシなのでありました。

この電池、ワタシが入手した状態では3本中2本が液もれによるサビを引き起こしていました。短期使用が想定される学校教材用ということで低いグレードのマンガン電池なのでしょうか。
型番上では“R6P”なので赤マンガン相当ではありますが、他にも“AA”や“UM-3”など、相当型番が多数書かれているのでこの表記は当てにならないでしょう。

 

いつも通り外装を剥いでみると、ビニール(PVC)外装だと思っていたのですが、実はアルカリ電池と同様のシール外装でした。シールを剥がしてみると亜鉛缶そのものではなく、更にビニールで覆われた電池本体が現れました。これは金属外装のマンガン電池でも見られる構造で意外にも手が込んでいます。

 

おまけ。最後に電池から剥がした外装ラベルをスキャナでスキャンしてみました。これを見てみると中国製の胡散臭い電池であるのにもかかわらず、注意書きに誤字が無い点は特筆すべきかと思います。

toply(R) SUPER ENERGY C R14P

某オークションで見つけた単2のマンガン電池です。デザインがあまりにもカッコいいものだったので落札してしまいました。
toply”というブランドの“SUPER ENERGY”という名のマンガン電池という認識で良いのでしょうか。ブルーメタリックのカラーリングがカッコいいデザインで、黄色い“toply”のマークもセンスがあります。個人的に近年見る中国製のマンガン電池では稀な良デザインだと思います。

 

パッケージです。2本パックが5個で10本。シュリンクには特にバーコードなどのラベルは貼り付けられていない、中国製のマンガン電池でありがちのものです。シュリンクは厚めのビニールによる包装で、触り心地は硬めな印象を受けます。
この電池、オークション上では「アルカリ電池」として出品されているので要注意です。ワタシみたいにデザインだけで買うには良いですが、実用だと悲惨な目に遭うと思います。

電池の外観。型番は「R14P」となっており、表記が正しいのなら赤マンガン相当の電池と思われます。“0% MERCURY CADMIUM”の記載があり、水銀とカドミウムは含有されていないようですが、WEEEマークには“Pb”の記載がありましたので鉛は含有されているようです。原産国は“Made in China”で中国製となっています。なお、外装は安物系な中国製マンガン電池でおなじみのビニール(PVC)外装です。

社名表記は“Zhuoyue Electronics trading company”と記載されており、発売元は電池メーカーではない模様です。“trading”とあるから貿易会社や商社なのでしょうか。ちなみにネット上で検索してもこのメーカーの有力な情報は得られませんでした。
注意書きは英語のみで、全文は以下の通りとなっています。

WARNING: Do not connect Improperly,
disassemble, charge or dispose of in fire.
Do not mix with used or other battery types.

プラス・マイナス側。使用推奨期限は「12-2017」となっていて、今年いっぱいまでの期限です。2年期限と推測すると2015年12月製造の電池でしょうか。

 

 

最後に外装をひん剥いでみました。内部はそのまま亜鉛缶になっており、別段ロット番号などの印字の記載はありません。アルカリ電池では外装を剥がすとロット番号などの記載があるものが多いですが、マンガン電池では何も書かれていないことの方が多いです。
なお、プラス側の突起には2つのガス抜き穴が見られました。これも封止側がプラスであるマンガン電池ならではの構造ですね。

maxell Super POWER ACE BLACK R1(AB)

現在市場では見られなくなった単5形のマンガン電池です。これは日立マクセルのOEM(組み込み)向けマンガン電池と思われ、デザインは現行の一般市販向け黒マンガン“SUPER POWER ACE BLACK”と異なる前世代のデザインとなっています。
これは単5電池全体に言えることですが、単1の電池を縮小したデザインがとても可愛い印象を受けますよね。

 

パッケージです。ワタシが入手した状態では3本パックとなっており、2本パックのものにセロテープで強引に1本が貼り付けられ、3本になっていました。恐らくは何かに付属された電池がバラ売りとして出回ったものと推測されます。
シュリンクはFDKエナジーが製造するアルカリ電池と似ている、軟質系フニャフニャシュリンクとなっています。

 

電池の外観。こんなに小さいデザインでもマクセル乾電池のシンボルである“グリーンウッド”のマークもあります。“0% MERCURY AND CADMIUM ADDED”の記載があり、水銀とカドミウムは含有されていないようですが、WEEEマークには“Pb”の記載があるので鉛は含有されているようです。
社名表記は“Hitachi Maxell, Ltd.”となっており、原産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。

注意書きは英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語の4ヶ国語での記載となっており、どれも「火中に投入しないで!」「充電式ではありません!」といった意味の注意書きとなっています。なお、全文は以下のとおりです。

Do not throw in Fire! Not rechargeable!
Nicht ins Feuer werfen!
Nicht wiederaufladbar!
Ne pas jeter au feu!
Non rechargeable!
No exponerla al fuego!
No recargable!

プラス・マイナス側。既に1枚目の写真で気づいた電池マニアの方もいるかもしれませんが、現在では全くと言っていい程見かけなくなった金属外装の単5マンガン電池となっています。
使用推奨期限は「08-2018」となっており、期限はまだ残っています。2年期限と推測すると2016年8月製造の電池と推測されます。写真右2本はかつて製造していたパナソニック製のもので、今回の中国製のものとは構造が当然異なっています。

気になるのは製造元です。フニャフニャシュリンクなマンガン電池で連想されるのは、以前本ブログでも紹介したことのある“Vinnic”ブランドのマンガン電池で、同社は現在でも金属外装の単5マンガン電池も製造しているのでもしかしたら、同社製なのかもしれません。ここはVinnicブランドの単5も入手して確かめたい所です。
ちなみに同じくOEM向け単4の電池も金属外装であり、もしかしたら同じ製造元だったりするのかも。

タミヤアルカリ乾電池 パワーチャンプRS 単3形

日本の大手模型メーカー“タミヤ”が発売する、ミニ四駆向けのアルカリ電池“パワーチャンプRS”です。こちらは2016年7月に発売されたパワーチャンプシリーズの最新版で以前本ブログでも紹介したことのある“パワーチャンプGT”の後継モデルであると思われます。
前モデルのパワーチャンプGTがと白を基調としたデザインであったのに対し、パワーチャンプRSではと白を基調としたデザインに変わりました。

パッケージ。タミヤのアイテムナンバーは“55117”。その隣に書かれている数字は「280」となっているので定価は税抜280円です。キャッチコピーは『高出力レース仕様』『公認大会で使える』。これはパワーチャンプGTと同様です。また、パッケージ裏には使用推奨期限が記載されていますが、パワーチャンプGTでは「使用推奨期限(月-年)は電池本体に表示」と表示され、パッケージ上には記載されていませんでした。

この使用推奨期限の表記にはもう一つ秘密があります。何でしょう?これがわかれば立派な電池マニアの仲間入りだと思いますよw。正解は「使用推奨期限が10年期限に変わっている」です。パワーチャンプGTは使用推奨期限5年でしたが、パワーチャンプRSでは使用推奨期限が10年に延長されています。

電池の外観。タミヤによると「赤と白を基調としたレーシーなデザイン」。前モデルのパワーチャンプGTが青と白のデザインでありましたので、大分対照的なデザインに変わっています。個人的には“POWERCHAMP”ロゴのゴールドカラーも痺れますね。カッコいいです。
販売元は“株式会社タミヤ”、生産国は“MADE IN JAPAN”で日本製となっています。

RS」と「GT」との比較。改めて比較してみると、両者の違いがよくわかると思います。電池の注意書きは両者とも同じもので、違うのはカラーリングやデザインのみの違いとなっています。
また、前モデルのパワーチャンプGTにはJISマークの表記がありましたが、パワーチャンプRSでは使用推奨期限が10年に延長されたためか、JISマーク表記が無くなっています。

 

プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。この特徴を持つ日本製ですから、FDKエナジー製であると推測されます。また、同社製を表すJISマーク表記があった前モデルのパワーチャンプGTとも同じ構造なので製造元は変わっていないのでしょう。
使用推奨期限は「08-2026」。10年期限の2016年8月製造の電池であると思われます。ちなみに左2本の前モデル、パワーチャンプGTは「04-2021」で5年期限の2016年4月製造。

一見無意味とも思えるミニ四駆用のアルカリ電池ですが、タミヤ公認のミニ四駆レースではタミヤ単3電池の使用がレギュレーションで決まっているため、ミニ四駆ユーザーにとっては必須なアルカリ電池なのです。

★関連記事
タミヤアルカリ乾電池 パワーチャンプGT 単3形
→パワーチャンプRSの前モデルであると思われる、タミヤのミニ四駆向けアルカリ電池“パワーチャンプGT”を紹介した記事。

アルカリ乾電池 ZETKING Alkaline 単3形

今回紹介するのはホームセンター“ケーヨーデイツー”で売られていたアルカリ電池です。ブランド名の“ZETKING”、何処かで聞いたことがありますね。以前本ブログで紹介した全身ハングル語のマンガン電池と同じブランド名です。このことから、この電池は韓国の電池メーカーロケット(ロケット電気)の供給であると推測されます。生産国もしっかり“韓国製”となっています。
ZETKINGはMEGACELLに続くロケットの第2ブランドだったのでしょうか。

電池の外観。デザインは金色をベースとしたオーソドックスなデザインで如何にもザ・アルカリ電池!と言えるものです。輸入者は“株式会社ケーヨー”となっており、ロケットの社名表記はありません。原産国は前述の通り“韓国製”。
注意書きに誤字はありませんが、文字が細かくて読みにくく、虫めがねが無いと見えない系の注意書きです。

 

プラス・マイナス側。マイナス極は黒い絶縁リングに底板は「」となっていました。この構造は懐かしいですね。一時期はどこでも見られましたが、現在では全く見られなくなりました。
使用推奨期限は「01.2015」となっており、5年期限と推測すると2010年1月製造の電池でしょうか。

 

ロケットのアルカリ電池ということはアレがあるだろうと思って、外装ラベルを剥がしてみたら案の定発見、7ケタのロット番号!ちなみに「9L14M07」の印字が記載されていました。
この電池の製造元である韓国の電池メーカー、ロケット電気は昨年突然ホームページが閉鎖され、その跡地には『会社の事情による廃業状態です。』という文言が記載されており、廃業か倒産したと言われています。

ロケット電気が日本市場に進出したのは1981年と意外に古く、後年はアルカリ電池の液もれが激しいと言われた時期もありましたが、個人的に漏液耐性も高くなってきたなと思っていた矢先の廃業は衝撃的でした。もうこの構造のアルカリ電池が見れないと思うと悲しい限りです。

今回の記事は社名表記は“株式会社ケーヨー”となっていますが、“ZETKING”はロケット電気のブランド名であることから“ロケット”のカテゴリーでも分類しています。

★関連記事
アルカリ乾電池 ALKALINE 単3形
→本記事と同様に韓国の電池メーカー“ロケット電気”製と思われるケーヨーデイツー発売のアルカリ電池を紹介した記事。

ZETKING DRY BATTERY R14
→本記事と同じく“ZETKING”ブランドを冠したロケット電気のマンガン電池を紹介した記事。

Gigamax / Gigamax premium アルカリ乾電池 単3形
→かつて均一ショップ“ダイソー”で発売していたロケット電気供給の単3アルカリ電池を紹介した記事。この記事の最後には本記事でも触れた7ケタロット番号の一覧を記載。

アルカリ乾電池 ALKALINE BATTERY 単3形 LR6(ED)

秋葉原の石丸…、いやエディオンAKIBAで入手した日立マクセルのアルカリ電池を紹介します。この電池は主にエディオングループで出回っているオリジナル電池の一つで、型番には“エディオン(EDion)”を表すと思われる(ED)の符号が付けられています。
デザインは白を基調とし上下にブルーメタリックを配置したシンプルに徹したデザイン。日立マクセルの電池ではありますが、“maxell”のロゴマークはありません。

パッケージ。単3・10本パック。単4も購入したかったのですが、単4は店頭に並んでいませんでした。キャッチコピーは『長持ち&パワー』。日本製で使用推奨期限は5年であることが記載されています。バーコードのベンダーは“日立マクセル(4902580)”。
ちなみにこの電池を購入したら、エディオンならぬ“ishimaru”のロゴマークが入った袋に入ってきました。やっぱり、あそこは石丸電気なんだろうね。

注意書き部分。ちょっと古いロットなのでしょうか、懐かしのJISマークが見えます。『C8515 JQ0505001 HMA』の表記があり、日立マクセル自社製の電池であることが伺えます。
社名表記は“日立マクセル株式会社 お客様ご相談センター”となっており、住所は現住所に移転する前の千代田区飯田橋のものとなっています。現在の港区港南に移転したのが2015年6月なのでそれ以前に製造された電池であることは確かでしょう。

プラス・マイナス側。マイナス極の特徴は黒い絶縁リングに底板は「」となっているタイプで、本体JISマーク表記通りの日立マクセル製のアルカリ電池であると思われます。
使用推奨期限は「08-2019」。パッケージには5年期限の記載がありましたので、2014年8月製造の電池か。かなり古いロットです。この間買ったばかりなのにな…。

 

5年期限ということなのでボルテージではなく、GDシリーズ(上記写真左)かBSシリーズに位置している電池なのかもしれません。マクセルブランドを冠していないという点ではBSシリーズに類似しているのですが。

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MITSUBISHI MY&OUR アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6ME/LR03ME
→本記事と同じくエディオングループで出回っている三菱電機ホーム機器のアルカリ電池を紹介した記事。