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充電器を扱うカテゴリです。

YUASA Ni-MH/Ni-Cd Battery Charger YC-03F

YC-03F_1ユアサコーポレーション(旧・湯浅電池、現・ジーエス・ユアサコーポレーション)が発売していたニカド電池とニッケル水素電池の充電器。かつては日本市場において“YUASA”ブランドのニカド電池およびニッケル水素電池を発売していたことがありますが、ジーエス・ユアサコーポレーションになった今は撤退し、海外市場において残容量キープ機能付きのニッケル水素電池“EniTime”を発売している。
なお、この充電器は秋葉原の稲電機売られていた時期もあったようです。

 

 

YC-03F_2この充電器、フタの大きい丸印が特徴で、このユアサのもの以外にマクセル(MC-5MH)のものも存在していました。ユアサのものは黒い本体ですが、マクセルの方は青でスケルトンになっており中の基板が微かに見えて好みの充電器でした。
他にもオリンパスのCAMEDIAブランド(B-20C)のものや、カシオのものなど多くのバリエーションがあったようです。

 

YC-03F_3充電器の裏側。コンセントはプラグ収納タイプ。両者とも定格出力は『DC1.2V 650mA×4』であることから、ほぼ同一のものであることは確かと思われる。しかし、マクセルの方は電気用品取締法の認定番号の社名がサカガワ電産なのに対し、ユアサの方はEIKOUになっている。EIKOUとは奈良県に所在するエイコウであると思われる。ちなみにこのメーカーのホームページのトップにはこの充電器に似た写真が見える。

YC-03F_4充電器の取説の一部。充電対象の電池はニカド電池の“Y-3US”とニッケル水素電池の“HRY-AAU”。この電池、容量がわからないので調べていると大昔の秋月電子通商の“かわら版”にこの電池が発売されていたことが記載されていました
それを見る限りではY-3US(SUPER1000)が1000mAh、HRY-AAUが1400mAhであったようです。両者とも『SANYOカドニカのOEM品です。』と書いてあるので、三洋エナジートワイセル(現・FDKトワイセル)製であったようですね。

YC-03F_6セット例。単3電池専用で、上2本が“A”、下2本が“B”になっている。注意点としては2本充電時はA側に1本、B側に1本をセットすること。これが取説記載の充電時間で、充電時間を短縮できる。1本充電も可能。
3~4本充電時は1~2本充電時の倍の時間になっているということは、AとBの2本は並列に接続されている??

 

YC-03F_7充電中の様子。各スロットごとのLEDが点灯し、充電中はLEDが点灯充電終了でLEDが消灯する一般的なタイプです。

Fujitsu モバイル2WAYチャージャー FCT321(B)

FSC321_01今回はFDK発売しているUSB出力のモバイル電源を紹介します。以前、FDKが現在発売している充電器として「FC344」を紹介したことがありますが、これを“標準充電器”としての位置付け、このモバイル電源を始めとするシリーズをその上位に当たる“急速充電器”と位置付けているようです。
このモバイル電源にはラインナップとして、1900mAhの充電池が付いたモデルとして「白」と「ピンク」の2色を展開、2450mAhの大容量充電池が付いているモデルとして「黒」1色のみの展開で発売されています。
今回は大容量充電池が付いているモデルを選択。理由としては値段として数百円の違いしか無かったことと、最終決断としては「」が欲しかったことに尽きるということでしょうか。

 

FSC321_02パッケージ裏。パッケージ上の型番は「FSC321FX-B(FX)」。なので、充電器本体の型番は「FSC321FX」っぽいが、何故か充電器には「FCT321(B)」と記載してあります。
記載してある“おもな特徴”。
USB出力端子付きで充電ケーブルを使ってスマートフォンなどのモバイル機器が充電できます。
USB出力時はコネクター周辺がブルーに光ります。
パソコンやUSB-ACアダプタから単3形、単4形兼用でニッケル水素電池が2本同時充電ができます。
ニッケル水素電池の充電中/充電完了をLEDで表示します。
アルカリ電池(2本)でもモバイル機器が充電できます。

 

FSC321_03セット内容。モバイル電源以外には約30cmの短いmicroUSBのケーブルと単3のニッケル水素電池が付属しています。

 

 

 

FSC321_10右は以前使っていたソニーの“Energy LINK”「CP-3H2K」。AC電源を内蔵しているため大きい同モバイル電源ですが、富士通の方は小さいことがわかります。元々、この以前使っていたソニーのが大きくて持ち歩きに不便なので新たにこのモバイル電源を買ったという経緯があります。

 

FSC321_04電池ブタを開けてみたところ。フタは下にスライドするタイプで、紛失防止のためか、カバーは取ることが出来ません(強引に引き抜けば取ることは可能)。写真は付属のニッケル水素電池をセットしている所ですが、パッケージにもあった通り市販のアルカリ電池(推奨は富士通アルカリ乾電池)もセット可能で、充電池が無くなっても間に合わせとしてアルカリ電池もセット可能なのは結構便利なのではないでしょうか。

FSC321_05アジャスターを倒すと単4電池もセット可能です。容量的に間に合わせ的な使い方としてはOKかも知れませんが、実用だとキツいかもしれませんね。

 

 

FSC321_11充電器裏。中国製。入力は「DC5V 0.8A(800mA) Max.」、出力は「DC5V 0.5A(500mA) Max.」と記載してあります。

 

 

 

FSC321_06モバイル電源として使用中の様子。上部の切り替えスイッチを「OUTPUT」側にするとUSBの出力コネクターの部分が青色に点灯します。これは暗闇でも差し込む位置がわかって便利かもしれません。
タイプとしては電気の流れを検出してON/OFFするタイプではなく、電池が無くなるまで垂れ流すタイプの電源です。これは前使っていたソニーのものもそうだったので問題は無いのですが。

 

FSC321_08充電中の様子。基本はパソコンのUSB端子による充電と市販のUSB-ACアダプタによる充電ですが、写真の様にmicroUSBのACアダプタがあればもちろん、それでも充電可能です。
上部の切り替えスイッチを「CHARGE」側にすると充電が可能で、充電中は赤LEDが点灯、充電完了で緑LEDが点灯、異常時で赤LEDが点滅状態になります。ちなみにこの「CHARGE」のスイッチは出力が止まることから、電源OFFスイッチ機能も兼ねています。

FSC321_07取扱説明書より充電時間の目安。「富士通 充電池」の単3(HR-3UTA/UTB)が約3.5時間、「富士通 高容量充電池」の単3(HR-3UTHA/UTHB)が約4.5時間と以前紹介したFC344と比べると大分急速充電であることがわかります。
ただ、USB出力は使用するパソコンやUSB-ACアダプタの出力電流が様々なので、機種によっては多少充電時間は前後するとは思います。

FSC321_09付属されている電池は市販されている「富士通 高容量充電池」と色が違う特別バージョン。外見の色だけではなく、公称容量もmin.2450mAhの現行eneloop pro相当のニッケル水素電池となっており(HR-3UTHB)、市販品のmin.2400mAh(HR-3UTHA)とは違うものとなっています。
ちなみに同じラインナップのmin.1900mAhが付属されているモデルもHR-3UTBという現行eneloopと同スペックの市販品とは違うモデルが付属しています。

Fujiwork Willcharge PX-24M32C

PX-24M32C_1人材派遣業の傍ら、テクニカ事業部でゲーム関係機器などを発売するという変わった経歴を持つ“フジワーク”の充電器。Wiiリモコンなどのゲーム用途として発売されていたようであるが、任天堂のライセンス取得商品ではなかった。写真の充電器は単3と単4・2本の充電器で、純正の充電池は単3は発売されていたが、単4は発売されていなかったようである。

 

PX-24M32C_2それにしても、この充電器何かに似ているぞ??と思っていたら、パナソニックがかつて発売していた充電器“BQ-324”にそっくり、と言うか同じに見えます。

 

 

PX-24M32C_3裏側もこの通り。定格も、
入力:AC100~240V 11VA 50-60Hz
出力:DC1.5V 1.0A/0.5A
で、両者とも同じです。PSEマークの認証社名も「MDBD(パナソニックエナジー社)」で同じ、中国製です。パナソニックの方はニカド電池にも対応しているようです。フジワークの方はニカド電池対応と書かれていませんが、Willchargeにニカド電池が存在しないからでしょう。

PX-24M32C_4ついでなので、分解もしてみました。両者とも実装されている部品や基板は全く同じなので、中身も同じものと思われます。ちなみにフジワークの方は「1107」という刻印が、パナソニックの方は「1106」という刻印がある。おそらく2011年7月と6月製造のものと思われる。

 

 

 

 

PX-24M32C_5これがこの充電器に付いていたニッケル水素電池。中国製です。充電器がパナソニックであったので、この電池もパナソニックのものなのかな?

 

 

PX-24M32C_6ということで見てみると、プラス・マイナス側は以前パナソニックが発売していたパナループ(すぐ使える 長く使える)に似ているのでこれもパナソニックのOEM品なのではないかと推測される。写真のパナループの刻印が「0707」でWillchargeの刻印が「0705」で、2007年7月と5月製造であると思われ、製造時期も近い。

 

PX-24M32C_7充電中の様子。充電中は緑色LEDが点滅、充電完了時には点灯するパナソニックの充電器ではお馴染みのタイプです。
ちなみに当時のフジワークの製品ページを見てみると、このWillchargeの充電器はこの記事で紹介した2本用だけでなく、4本用も発売されていたようで、この充電器の形もどこかで見たことあるなぁw。

 

PX-24M32C_8おまけ。OEM元と思われるパナソニックBQ-324の取扱説明書から充電時間表。HHR-3MPSがパナループで充電時間が5時間なので一般的な標準充電器と言った所でしょうか。ニカド電池とニッケル水素電池は同時充電が出来ると書かれているので、個別充電が可能のようである。
パナソニックの対応表を見てみると、現行の充電式EVOLTAもハイエンドモデルを含め充電可能のようです。

SONY ニッケルカドミウムチャージャー BC-123

BC-123_410月最後の今日は、かつてソニーより発売されていたニカド電池用の充電器を紹介する。パッケージには「単1、単2、単3型Ni-Cd電池専用」と書いてあり、単1~単3各2本用の充電器で単1・単2・単3のニカド電池に対応しているので型番も“BC-123”となっています。
当時この充電器が投げ売りされており、安く買ったのはいいが、結局使われること無くパッケージに入ったまま保管されるという典型的なパターンですw。

BC-123_1パッケージ裏。このパッケージ裏がそのまま取扱説明書になっています(写真クリックで拡大できます)。この充電器は普通の定電流充電器で、入力がAC100V 50/60Hz 5VA、出力が200mA(単1)・150mA(単2)・65mA(単3)となっている。
ソニー・エナジー・テック時代の製品。バーコードが付いているのでバーコードのベンダーを探ってみると、ちゃんとソニー・エナジー・テックの後身であるソニーエナジー・デバイス(4901660)になっていた。

 

 

 

 

BC-123_5充電器の外観。単1が充電できる充電器なのでそれなりに大きいです。電源も現在主流のスイッチング電源方式ではなく、トランス式なので重さもあります。

 

 

BC-123_6充電器の裏側には注意書きが書いてあります。充電器にも出力が書かれているが、「DC 2.4V 200mA×2」と単1の出力のみが書かれている。おそらく、最大出力ということなのだろうか?

 

 

BC-123_7充電器のプラス極側はアジャスターが付いており、アジャスターを起こすと単2と単3の充電が、アジャスターを倒すと単1の充電が出来る。

 

 

BC-123_8充電中の様子。充電中はLED(パイロットランプ)が点灯。ランプは通電表示ランプのため、充電完了してもランプは消えることはなく永遠に充電を続ける。10時間充電なので時間が経過したら、自分で充電を止めなくてはならない。
ちなみに、取説には『長時間の連続充電は電池の性能を劣化させますので、2日以上の連続充電は避けてください。』と書いてあります。逆に2日以内の充電が許容されているのが凄いような気がする…。

BC-123_2「ソニーアクセサリー集(47) 1992年11月」より。当時の標準価格は3500円(税別)で結構高い印象を受けますね。単1から単3まで充電できるので仕方が無いのかな?

 

 

 

BC-123_3この充電器はソニー以外にも三洋電機(NC-T4:黄色)のものや写真の東芝電池(TC-321:赤色)のものが存在していた。三洋電機の方はカタログを所有していないので分からないが、東芝のものには単4も充電できるスペーサーも別売されていたようである。どこがOEM元なのかは不明だが、当時のソニーや東芝のニカド電池は三洋電機のカドニカOEMであったようなので三洋電機がOEM元なのかもしれませんね。
東芝のカタログ(1988年・夏)でも、標準価格は3500円でソニーのものと変わらず。型番は「TC-321」でソニーと同じく単1から単3まで充電できるのが由来っぽいが、“321”と数字が逆転してしまっているのが面白い。

Panasonic 充電式EVOLTA・eneloop対応 急速充電器 BQ-CC11

BQ-CC11_1パナソニックの現行充電器である“BQ-CC11”。ご覧の通り、リサイクルショップで1590円で売っていたので買ってしまいました。こうしてまた充電器が増えていくのですね…。
パッケージは写真の様に白ベースでeneloopを意識したものになっています。この充電器で気になっていたのが、普通の充電表示ランプに加え「ECONAVI(エコナビ)」ランプが付いていること。このランプの挙動が気になってつい買ってしまった経緯があります。

BQ-CC11_2パッケージ裏の特長。
単3形・単4形兼用充電器
充電式EVOLTA、eneloop両シリーズに対応
待機時消費電力ゼロモード搭載
スマートチャージ機能
電池クイック自動診断機能
マイコン制御で1本ずつ独立充電
スライド式保護カバー付き

と、とにかく盛りだくさんの機能で脚注が書けないほどです。その中でも大きいのが“充電式EVOLTA”シリーズと“eneloop”シリーズ双方の電池に対応していることでしょうか。eneloopは旧・三洋電機から発売された品番HR-3から始まるものも充電可能となっています。

BQ-CC11_3充電器の外観。デザイン的には丸っこく、一見スリムデザインのように見えますが、下に付いている保護カバーが出っ張っており、どうも不格好な印象を受けます。これがスッキリしていたら合格点なのですけどね…。

 

 

BQ-CC11_4充電器裏。もはや充電器の定番となっている折りたたみ式のプラグ。入力は「AC100-240V 17VA 50-60Hz」でワールドワイドタイプ、出力は「DC1.5V 550mA×4(単3)/275mA×4(単4)」となっている。これは以前紹介した“BQ-CC08”と同じ仕様である。
ここにも「充電式エボルタ/エネループ 両対応」と書いてある。生産国は中国

 

BQ-CC11_5セット例。保護カバーは上にスライドするようにして開けるようになっています。この充電器は独立充電できるので、以前紹介した富士通のFC344のように電池を揃える必要もなく、全てバラバラな電池でも充電が可能です。
BQ-CC08にあったポップアップ機構も継承。これは単3のスロットのみマイナス側を押すと電池が浮き上がり、電池が取り出しやすくなる構造になっています。

BQ-CC11_6取扱説明書より充電時間の目安。min.2400~2500mAhのハイエンドタイプのニッケル水素電池でも電池3~4本でも約5時間充電で以前紹介したFC344の9時間とはえらい違いです。

 

BQ-CC11_7充電中の様子。充電表示ランプは下の4つのLEDで、電池1本づつの個別表示になっています。ランプはBQ-CC08と同じく、充電開始時に速点滅の診断モード(約2秒)に入った後に充電に移行、充電中は点灯、充電完了で消灯、異常検知で点滅の表示になります。

 

 

BQ-CC11_8やはり、気になるのはエコナビランプであろう。取説を見て見るに、このランプはこの充電器に搭載された、「いち早く満充電を検知して、充電時間と消費電力のムダを省く機能」である“スマートチャージ機能”が働いていることを示すもののようです。このスマートチャージ機能は充電池の劣化や周囲温度や電池温度の上昇などが起きると中断されるようです。充電中は大抵スマートチャージ機能が働くので、実際エコナビランプが消灯している状態のほうが珍しい。

取説ではエコナビランプが点いていなくても充電表示ランプが点いていれば充電は続行されているので、問題はない旨が書かれている。そう考えるとこのエコナビランプ、飾り物のような気がしますw。

総合すると充電時間も含めて機能的には下位モデルのBQ-CC21とほぼ同じ、エコナビランプは付いてなく状態把握は出来ませんがスマートチャージ機能も搭載しています。ただ違うのが待機時消費電力ゼロモードが搭載されている点。充電完了後の待機消費電力が0.005W未満なのだそうです。自分的にはこの待機電力ゼロの状態を表すのがエコナビランプだと思ったよ。普通そう思いませんか?

BQ-CC11_9追記(2013/10/31)
一回充電を行った後、もう一度別の電池を使って充電してみたところ、充電器本体が温まっていたためかエコナビランプが点かない状態での充電に突入。この状態でも下部充電表示ランプは点灯していますので異常動作ではありません。このまま放って置いたらエコナビランプが点灯、スマートチャージ機能が作動し正常充電に移行しました。

Fujitsu 充電器 ニッケル水素電池専用 FC344

FC344_1今回は「富士通 充電池」用の充電器である“FC344”を紹介します。富士通 充電池を買ったのもあるけれど、前回紹介したAmazonBasicのニッケル水素電池もこの充電器推奨ということで購入してみました。値段もそんなに高くなかったですしね。
ラインナップとしては、充電器+単3ニッケル水素電池(HR-3UTA)・4本付の「FC344FX」と充電器のみの「FC344F」の2種がある。今回購入したのは言わずもがな、後者の充電器のみですね。

 

FC344_2パッケージ裏。充電時間は後ほど触れるとして、パッケージ記載の「主な特長」は、
単3、単4形を2個または4個の充電が可能です。
(1個または3個での充電はできません。)
単3形2個および単4形2個の混合充電が可能です。
海外でも充電できます。(AC100-240V対応)
(お使いになる国によっては変換プラグが必要となります。)

となっており、以前も無印良品の充電器セットの記事で紹介した通り、これは旧・三洋電機が“eneloop lite”向けに発売していたエントリーモデルの充電器「NC-TGL01」をベースにしているようなので、特に表立った特長は書かれていません。

FC344_3充電器の外観。左が今回購入した“FC344”で右が以前紹介した無印良品の充電器MJC341”です。FC344の方は上部にデッパリがあり、デザイン上の違いはありますが殆ど同じと言っていいでしょう。ロゴやデッパリが無い分、スッキリしているのは無印の方な感じがしますね。

 

FC344_4充電器裏。どちらとも折りたたみ式のプラグであることやネジ穴の位置も一致しているし、入力が「AC100-240V 50-60Hz 8-11VA」で出力が「DC2.4V 単3形300mAx2 単4形150mAx2」ということも完全一致しています。
ただ違うのがPSEマーク下の認証社名で、MJC341が「FDK株式会社」だったのに対し、FC344が「FDKトワイセル株式会社」となっている点でしょうか。

FC344_5せっかくなので分解も実行(分解はメーカーの補償が受けられなくなる可能性があるので、マネする場合は自己責任でね)。ネジは特殊なトルクスネジが使われていますが、8番(T8)のトルクス(ヘクスグローブ)ドライバーで開封可能です。
開けてみてみると使われている基板は愚か、部品に至るまで全く同じ!搭載されているマイコンのバージョン違いはあるかもしれませんが、両者は殆ど同じものと見て間違いないでしょう。

 

 

 

FC344_6取扱説明書上の充電時間の表記。「富士通 充電池」の単3(HR-3UTA)が約7時間、単4(HR-4UTA)が約6時間、「富士通 高容量充電池」の単3(HR-3UTHA)が約9時間となっています。想像してはいましたが9時間だったとは…。とてつもなく長い充電時間ですね。
ちなみに充電時間表記上のHR-3UFとHR-4UFは「富士通 充電池」の前に発売していたニッケル水素電池「ハイドロパワー」のこと。一応、かつての充電池の充電もサポートしているんですね。

FC344_7セット例。電池は2本単位の充電で左のスロットに2本もしくは左のスロットに2本入れて充電する。右のスロットと左のスロットは独立しているので、2本単位であれば写真の様に他のサイズの電池もセットできる。

 

 

FC344_8充電中の様子。充電中はLEDが点灯充電終了はLEDが消灯するタイプです。異常時は約0.5秒おきに点滅するようです。この点滅時は電池の寿命などで充電できない電池が混ざっている状態で、対処としては2~3回充・放電を繰り返し、それでも回復しない場合は新しい電池と交換する(電池の寿命)。と、いうことが書かれている。

無印良品 充電器&単3形2本セット MJC341FX(CX)

MJC341FX_1前回のブログでは良品計画が展開しているブランドである“無印良品”のニッケル水素電池を取り上げたが、今回は充電器を取り上げる。
充電器は単3のニッケル水素電池2本セットのみの発売で単品での発売は行っていない。最初にこの充電器セットを購入し、使う電池の数により電池を追加購入していくスタイルとなっている。
価格は1280円で、パッケージ上には充電器が中国製、充電池が日本(FDKトワイセル)の記載がある。

 

 

 

MJC341FX_2充電器の外観。下部に充電中を示す『CHARGE』の印字はあるものの、上部には文字やロゴなどの記載はなく、非常にシンプルな充電器となっている。
充電は単3または単4・2本単位のみの充電で1本での充電は出来ない。

 

MJC341FX_3充電器裏。コンセントのプラグは折りたたみ式、AC100~240Vに対応したワールドワイドチャージャーとなっている。

 

 

 

MJC341FX_4充電器の銘板部分の拡大。PSEマーク下には“FDK株式会社”と記載してあり、取扱説明書にも製造元がFDKであることが書いてありました。

 

 

MJC341FX_5取扱説明書上の充電時間表記。単3(HR-3UQ-MJ:min.950mAh)が約3.5時間単4(HR-4UQ-MJ:min.550mAh)が4.5時間で何故か単4の方が充電時間が長い。この充電時間は2本でも4本でも同じ充電時間のようです。
ちなみに充電時間から、推測ですが三洋電機がeneloop lite用に発売していたエントリータイプの充電器“NC-TGL01”と同じ、FDKが『富士通 充電池』用に発売している“FC344”とも同じ物みたいです。

MJC341FX_7そこで、比較してみた。FDKの充電器FC344の取説はホームページ上で提供されていないので、三洋電機のNC-TGL01との比較です。大きさや重さ・定格に至るまで同じなのでMJC341はNC-TGL01と同じと見て良さそうです。しかしエントリータイプの充電器だからかスタンダードeneloop単3の充電時間が7時間というのは、どうかと…。

 

MJC341FX_6充電中の様子。充電中はLEDが点灯終了で消灯する一般的な表示となっています。異常時は約0.5秒おきにLEDが点滅するようです。

 

 

HR-3UQ-MJ_6この充電器を無印で買った後に立ち寄ったドスパラ上海問屋コーナーで富士通 高容量充電池(HR-3UTHA)が600円だったので買っちゃった。無印ブランドのeneloop lite相当品に近い値段で絶句。
FDKは今回取り上げた無印の充電器と同じと思われるFC344のみしか発売していないので、この高容量充電池もメーカー指定の充電器の規定に従うなら、この低速充電器で充電しなければならないという苦行が待っているw。

スタンダードeneloopで7時間ってことはeneloop pro相当の『富士通 高容量充電池』だとどれ位充電時間がかかるんだよ…。どうしても富士通の充電器でということなら、過去発売されていたハイドロパワー用の充電器をどこからか入手するしか無いでしょうが、果たしてそれでもメーカー的にOKなのは疑問ではあります。

単3・単4型ニッケル水素電池専用 充電機能付きキャリングケース

chargepad_1今回は三洋電機とパナソニックが“Charge Pad”シリーズとして発売していた、単3・単4ニッケル水素電池の充電機能付きキャリングケースを紹介します。
これはqi(チー)規格に準拠した無接点充電パッド用の電池キャリングケースで、普通に使う時は電池ケースとして使い、電池を使った後はパナソニックのCharge Padを始めとするqi規格の無接点充電パッドに乗せると充電ができるというものです。

 

chargepad_2このキャリングケースは三洋電機がeneloopブランドとして(N-WL01S)、パナソニックがCharge Padシリーズの一つとして(QE-CV201)発売していました。パナソニックは無接点充電パッドを売っていましたが、三洋電機は発売していませんでした。とは言え、三洋電機の方にもパナソニックのCharge Padのロゴがあり、既に三洋電機を子会社化していたパナソニックとの共同開発的な一面があったと思われます。

 

chargepad_3本体。パナソニックのものには「Panasonic QE-CV201」の表記、三洋電機のものには「eneloop」の表記があります。どちらとも白と黒のものが存在します。自分は変化を付けるため、パナソニックは白、三洋電機は黒を購入しました。
ちなみに、両方共単3のニッケル水素電池が付属しており、パナソニックのQE-CV201には充電式EVOLTAの2世代目(HHR-3MVS)が、三洋電機のN-WL01Sにはeneloopの2世代目(HR-3UTGA)が付属しています。

chargepad_4裏側。表記は社名と社名ロゴが違うのみで同じです。中国製で定格出力はDC1.2V 680mA×2と表示されています。

 

 

 

chargepad_5電池ブタを開けてみたところ。通常状態では単3を実装できますが、上側の接点(アジャスター)を倒すことで単4も実装できるようになります。接点(アジャスター)は同時に2本下がるので、単3・1本と単4・1本の混在実装はできません。

 

 

chargepad_6一応、キャリングケースということなのですが、市販している電池ケースと較べてみるとやはり大きい。充電機能内蔵なのでしょうがないのでしょうが。

 

 

chargepad_7さて、このキャリングケース、別売の無接点充電パッドが必要で、パナソニック製のものでも5000円近くするシロモノでとても手を出せないものなのですが、何故購入したのか。
それはハードオフで写真のNTTドコモ「ワイヤレスチャージャー02」をジャンク500円で買ったことがきっかけである。これはドコモ携帯電話用の無接点充電器であるのですが、実はこれqi規格準拠品であり、qi対応機器の無接点充電ができるのです。

 

chargepad_8それにしても、これどうやって無接点充電してるのだろう?ということで「ワイヤレスチャージャー02」を分解してみた。中身は写真のようなコイルが入っており、いわゆる電磁誘導を使って充電する方式。
コイルの上には基板が被さっていて(写真左側、手で持っている)、その基板がアンテナになり、対応機器の受電コイルを検出、充電器側の送電コイルをモーターで上下左右に動いて充電するようになっています(ムービングコイル方式)。

chargepad_11充電してみた。充電は簡単、充電器には囲みがあるのでその範囲に置くだけで充電器側がキャリングケースの位置を検出、勝手に充電を開始してくれます。充電はキャリングケース側の緑LEDが消えたら終了です。
ドコモでは“おくだけ充電”という名称を使っているようですが、本当に便利です。これでUSB出力が付けば、初代ポケパワーの代わりになるのにな。リチウムイオン電池内蔵式ならUSB出力の機種はあるのですが…。

chargepad_10取扱説明書裏の保証書。三洋電機の方はもちろん“三洋電機株式会社”になっていますが、パナソニックの方にも“パナソニック株式会社 三洋電機株式会社 エナジーデバイスカンパニー 充電システム事業部”と、三洋電機の社名があります。開発は三洋なのでしょうか。

Panasonic USBモバイル電源 Pocket Power [ポケパワー] BQ-600

BQ-600_1※:今回紹介する記事のPocket Power(ポケパワー)BQ-600はリコールが出されておりパナソニックで回収しています。この記事を見てもし、持っておられる方がいましたら、交換をおすすめします。
と言うわけで、今回はポケパワーの初代モデルであるBQ-600を紹介します。このBQ-600はパナソニックで発売したUSB出力の携帯電源で、単3電池2本だったら、充電池でも乾電池でも使えるのが特徴です(当然、乾電池使用の場合は充電不可)。

 

BQ-600_2本体。本体には充電回路を含まず、DC-DCコンバータ回路のみの構成のためか、かなり小さいのが特徴です。写真下側に見える4つの接点が充電用の端子で、右側がUSB出力となっている。

 

 

BQ-600_3表と裏。定格出力は5V 500mAで一般的なUSB携帯電源と変わらない。ちなみに写真は合成でなく、本当に2台並べてます(2台持っている訳は後述)。ちなみに刻印は左のものが0807で右のもの0907Bになっていた。リコールのページの製造期間と照らしあわせてみると、2007年9月と8月製造か。

 

BQ-600_4使用中の様子。自分が現役で使ってる旧世代のガラケーを充電。出力は自動検出で供給元にケーブルを繋ぐと出力開始します。出力中は本体の緑色LEDが点灯。

 

 

BQ-600_5充電台。普段はホコリ侵入防止なのか、フタが付いています。充電台が白いので電源ケーブルも白い。結構こだわっている。

 

 

 

BQ-600_6フタを開けてBQ-600を充電してみた様子。見てくれは携帯の充電に見えなくもない。充電中は充電台の緑色LEDが点滅、充電完了時には点灯するというパナソニックの充電器ではお馴染みの挙動。
ちなみに自分はこのBQ-600を2台持っていた。その訳は片方をカバンに入れといて、もう片方を充電台で充電しておけば交互に使えると思ったから。しかも、充電台にはいつも満タンの充電池があるわけですから、この構造は便利だったな。

BQ-600_7BQ-600は最初に書いた通り、本体が異常発熱するためパナソニックがリコールで回収している。ただ、自分がこのリコールに応じていないのは代替品が全然代替になっていないから。交換されるのはポケパワーの2代目であるBQ-PP10Kと充電器BQ-321である。ポケパワーの2代目は充電がパソコンのUSB端子のみになっている点。前述した交互で使う使い方ができない。充電器もこのブログを見ている方ならわかると思うが、パナソニックの充電器はたくさん持っているので要らないし…。イマイチ、交換に踏み切れないな…。

BQ-600_8とは言え、リコールが出ているものを使うわけにも行かず、現在はソニーの“Energy LINK”CP-3H2Kを使ってます。これは充電器内蔵のためBQ-600に比べ、大きい。だが、USB出力から充電までこれ1台で済ませるので便利なんですけどね。

Panasonic 急速充電器 BQ-CC08

BQ-CC08_1この間エボルタ君の充電器を買ったばかりなのに、また買ってしまったパナソニックの急速充電器。今度は別のksデンキで特価1580円。こんなだから充電器の増殖が止まらないんだよなぁw。この充電器は電池1本ごとの個別表示のLEDが搭載されており、前から欲しかったモデルである。

 

 

BQ-CC08_3パッケージ裏。特徴が書いてあります。この充電器のウリは電池の状態を2秒で診断する“電池クイック診断機能”と、さらに電池の状態を検出してその時の状況に応じた充電を行う“ていねい充電”なようです。もちろん、電池1本づつを独立充電、1本1本をLEDで個別表示する機能も特徴の一つです。

 

BQ-CC08_2本体。目立つのは下部の大きい電池ブタ。ちなみにこの充電器の後継機種は「BQ-CC21」で本体は電池ブタが乳白色になった以外はスペックや大きさ・重さを含めて全て同じだが、電池1本ごとの満充電を検出して、充電時間と消費電力のムダを省く“スマートチャージ機能”が追加されている。BQ-CC08では、パナソニック系のニッケル水素電池のみの充電なのに対し、BQ-CC21ではそれに加え、eneloop系のニッケル水素電池にも対応している(CC08でeneloop系の充電は自己責任で)。

BQ-CC08_4本体裏。入力はAC100~240Vまで対応のワールドワイドタイプで、出力はDC1.5V 550mA(単3)/×4、275mA(単4)/×4になっている。これは後継機種BQ-CC21も同じである。生産国は中国製、刻印が“111012”なので2011年10月製造だろうか?ちなみに、この充電器にはベトナム製の個体も存在する。

 

BQ-CC08_5フタを開けたところ。フタは下にスライドして上に上げると開けることができ、結構しっかり閉まっています。電池を格納する場所はミゾがいっぱいあって電池がたくさん実装できるように見えるが、どうやっても単3・4本、単4・4本しか実装できません(混在OK)。

 

 

BQ-CC08_6実装イメージ。単3のスロットにはポップアップ機構が備わっており、マイナス側を押すと電池が浮き上がり、電池が取り出しやすくなる構造になっています。単3はワンピースバージョンの充電式EVOLTAを実装、単4はパナループを実装しています(どちらもこの充電器で公式充電可能)。

 

BQ-CC08_7充電中の様子。充電開始時は早点滅の診断モード(約2秒)に入った後に充電に入るようです。充電中は点灯、充電完了は消灯、異常検知で点滅の表示になります。