カテゴリー別アーカイブ: 富士通(FDK)

FDK(富士通、Fujitsu、NOVELブランド)の乾電池を扱うカテゴリです。
FujitsuブランドコラボのPB電池に付いても、このカテゴリに入れています。

Fujitsu Premium(プレミアム) 単3形 4個パック LR6FP(4B)

2017年4月FDKのアルカリ電池がリニューアルされました。あくまで、電池内部の改善とされており電池本体のデザインは変わっていないと言われています。では、パッケージはどうなのでしょうか。今回はハイグレードアルカリに当たる“Premium(プレミアム)”の4個入りブリスターパックを例に取って見てみましょう。
まずは表面のパッケージです。素人目では同じように見えてまるで間違い探しのようです。

 

左が旧モデルのもので、右がリニューアルモデルのものです。旧モデルのキャッチコピーが『選ぶなら日本品質』だったのに対し、リニューアルモデルでは『信頼の日本製』となりそれが原産国表示を兼ねているため型名表記の下に“4個パック”の表記が移動しています。旧モデルでは右下の端に記載されており、非常にわかりにくいものでした。
両パッケージの共通点として「液漏れ補償」「抗菌ラベル」「10年保存」「漏液防止」記載が左にありますが、リニューアルモデルでは右に「保存性能向上」という表記が追加されています。

パッケージ裏です。注意書きなどの記載に違いはありませんが、上部特徴を表示している星マークギザギザ付きの丸模様に変更されています。こちらにも『保存性能向上』という特徴が追加されて、その下の項目にも同じように追加されています。
小さな違いではありますが、旧モデルではFDKの住所が表示されているのに対しリニューアルモデルでは何故か省略されておりフリーダイヤルのみの記載となっています。

念のため電池本体の違いも見てみました。ちなみに今回入手したロットは使用推奨期限「03-2027(2017年3月製造)」と「04-2027(2017年4月製造)」のものでたった一月違いのロットです。2017年4月製造分からリニューアルされています。
予想した通り電池本体のデザイン変更は無く、パッケージでは省略されていたFDKの住所も電池ではそのまま残されています。注意書きも全く同じものです。

プラス・マイナス側。両者とも絶縁リングの色は「」で違いは見られません。従って、旧モデルかリニューアルモデルかの違いは使用推奨期限から割り出すしか無さそうです。
なお、今回“Premium”では正極缶の内側にレアメタルコートを施すことにより、初期放電性能が約10%アップ長期保存後の放電では約20%の性能アップを果たしているようです。

Fujitsu 酸化銀電池 SR44

今回も酸化銀電池を紹介します。前回は日立マクセルのものを紹介しましたが、今回は富士通(FDK)です。酸化銀電池とはボタン形電池の一つで、放電時全体に渡り電圧が安定しているのが特徴で計測器やテスターとかではこの電池指定の機器もあります。
1979~1980年に銀の価格が高騰し、それに影響して酸化銀電池の価格も数倍になったと言われています。そこで作られたのが、現在広く普及しているアルカリボタン電池なのです。

パッケージです。富士通ブランドのボタン電池はアルカリボタン電池が「水色」、リチウムコイン電池が「黄色」のパッケージを使っていますが、酸化銀電池は「オレンジ色」となっています。
パッケージ裏は他のFDK発売のボタン電池と同様で、上部にある黒い帯に型番・使用推奨期限・JANコード(バーコード)などが集約されているものです。
今回入手したロットの使用推奨期限は「03-2019」。

電池の外観。電池には“FDK SR44”の記載があります。“MADE IN JAPAN”の表記があり日本製。最近は日本メーカー発売のものでもアルカリボタン電池は中国製に移行する例が多くなっていますが、酸化銀電池は日本製のものがまだ多いようです。
ちなみに写真のSR44はアルカリボタン電池のLR44と上位使用が可能です。逆にSR44を指定する機器にLR44を使うと不具合を起こす機器がある場合があるので注意です。

何か、マイナス極の突起が前回紹介したマクセルと似ていると思ったので比較してみました。FDKの方はマクセルのようにプラス極が金メッキ加工されていませんが、マイナス極はかなり似ています。ということでこれはマクセル製なのでしょうか?
電池本体の印字は「73」。マクセル製と信じて読み解くと2017年3月製造を表しているようですが…。一応、使用推奨期限は2年であるので、表記の「03-2019」と一致はしています。

Fujitsu LEDライトにイチ推し! アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6LED / LR03LED

今回はFDKが“Fujitsu”ブランドで発売した新製品、「機能性電池」の第三弾“LEDライト用アルカリ電池”を紹介します。
この電池は2017年「富士通 電池・電池応用商品」総合カタログでは2月発売予定の記載がありますが、3月現在でも店頭に並んでいるケースは少ないようです。FDKに問い合わせした所、春の新商品改定時期に仕入れ・販売する販売店が多いため、4月中旬頃本格的に出回るのではないかという回答でした。

パッケージ表。ラインナップは単3単4各3本入りのみです。日立マクセルでは「ボルテージ」のラインナップ拡充の位置付けで単3・単4の3本パックを発売していますが、専用電池化してしまうのがなんともFDKらしいと言える点でしょう。
LEDライトなど3個使用の機器に最適!』の記載があり、単3には“LEDライト”単4には“スティックライト”のイメージ写真が掲載されています。

パッケージ裏。単3のキャッチコピーが『点灯時間 長持ち LEDライトに最適!』、単4が『(高い電圧で安定して使えるから)鮮やかな色 長持ち LEDライトに最適!』となっています。単4は“鮮やかな色長持ち~”となっていますから、やはりスティックライトを意識していますね。使用推奨期限は10年で、正極缶耐食性向上・特殊素材ガスケット採用による液漏れ防止構造を採用しています。残念ながら、補償付きでは無いようです。

 

 

 

 

登場初期の日立マクセル「ボルテージ」3本パックと同様に台紙の上にシュリンクパックの電池が直接貼り付けられています。これをカタログ上では“シュリンクブリスター”と記載されています。「ボルテージ」がそうだったように、今後の改良でトレイ付きの3本パックになるかもしれません。
また、FDKの日本製アルカリ電池としては珍しく、軟質系のフニャフニャシュリンクではありません。しかも2重包装となっていてシュリンクを取っても更にシュリンクされています。どちらも台紙上に直接貼り付けるため包装が耐えられないと判断したための工夫と思われます。

電池の外観。デザインは既発売の「スマホ用」「リモコン用」と同じものを使っており、左側“Fujitsu”ロゴのバックが“水色”となっています。電池の商品名は「LEDライトにイチ推し!」。いち“押し”でなくて“推し”なんですねw。
注意書きは他のFDKが発売するアルカリ電池と同様、社名表記は“FDK株式会社”となっていますが、住所の表記がありません。フリーダイヤルのみの記載となっています。

プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。この特徴を持つ日本製ですから、FDKエナジー製であると思われます。使用推奨期限は単3・単4共に「02-2027」。パッケージには『使用推奨期限10年』の記載がありましたから、2017年2月製造の電池であると思われます。これが最初期ロットであるならば、カタログ記載の2月発売には間に合わないでしょう。恐らく、最初から3月発売の電池だったのではないでしょうか。

最後に「スマホ用」と「リモコン用」のデザインを比較してみました。右側がシルバーとなっているのは全機種共通ですね。“Fujitsu”ロゴの後ろが“”なのが「スマホ用」、“”なのが「リモコン用」、“水色”なのが「LEDライト用」になっています。
LEDライト用のデザインはスマホ用とリモコン用を組み合わせたような物で、“Fujitsu”ロゴが白い点をリモコン用から、境目の金色のラインをスマホ用から受け継いでいる印象を受けます。

 

新発売する電池もあれば、去る電池もある。と言うわけでLEDライト用のアルカリ電池が発売される一方でスマホ用のアルカリ電池が『在庫限定品』となり、生産終息に向かっているようです。スマホ用アルカリ電池は“D RANGE”の流れを汲むアルカリ電池では無いかと言われただけにこれはこれで残念です。

★関連記事
Fujitsu スマートフォン用アルカリ電池 単3形 LR6SUMAHO(4B)
→富士通(FDK)が発売する機能性電池の第一弾、スマートフォン用アルカリ電池を紹介した記事。実際に単3電池を使用するスマホは存在しないので正式商品名は「スマートフォン用緊急充電器のためのアルカリ電池」である。

Fujitsu リモコン用アルカリ乾電池 LR6/LR03REMOCON(4B)
→富士通(FDK)が発売する機能性電池の第二弾、リモコン用アルカリ電池を紹介した記事。単3、単4・4本パックのみの展開で補償付きのアルカリ電池となっている。

maxell ボルテージ LR6(T)3BS/LR03(T)3BS
→日立マクセルが発売するアルカリ電池「ボルテージ」の単3、単4・3本パックを紹介した記事。当電池と同コンセプトのものですが、専用電池にはせずに従来アルカリ電池のラインナップ拡充で対応している。発売当初は当電池と同様にシュリンクされた電池を直接台紙に貼り付けたブリスターパックを採用。

Fujitsu アルカリ乾電池 単3形/単4形 10本パック LR6D(10S) / LR03D(10S)

lr6d10s_1今回はあるディスカウントストアにて発見したFDK、“Fujitsu”ブランドのアルカリ電池を紹介します。表面は金を基調にした青バックで“Fujitsu アルカリ乾電池”のデザインは何だか安っぽそうです。恐らく、そんなデザインの通りエントリークラスに当たるアルカリ電池なのでしょう。

 

 

lr6d10s_2パッケージ。これまた安そうなデザインですね。写真の単3と単4の10本パックは税抜299円でした。しかも日本製です。FDKは自社工場を持っているので、価格をここまで抑えても国産を維持できると言うのは一つの強みなのかもしれませんね。
キャッチコピーは『長持ちハイパワー』。ですが、文字が小さくてちょっと控えめかな。使用推奨期限5年の記載があります。なお、バーコードのベンダーは“FDK(4976680)”となっています。

lr6d10s_3電池の外観。社名表記は“FDK株式会社”で“Fujitsu”ブランドの電池としては珍しく住所表記が無く、フリーダイヤルの電話番号だけの記載になっています。生産国は“MADE IN JAPAN”でパッケージ表記にもあったとおりの日本製です。
後述しますが、注意書きは一般市販モデルであるプレミアムタイプハイパワータイプロングライフタイプと同じ文面の注意書きを使っています。もちろん、誤字などはありません。

店頭で一般市販していて、同じく使用推奨期限が5年な富士通のロングライフタイプ(単3)と比較してみました。写真内側2本です。ロングライフタイプの方はプラス極側にの線が入っており、領域が狭く文字は小さめですが注意書きは同様です。
一つ違う点はロングライフタイプにはJISマークの表記があるのに対し、Fujitsuアルカリ乾電池には表記がありません。よく見てみると“単3”のフォント(字体)が同じですね。

プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。この特徴を持つ日本製ですから、FDKエナジー製で間違いないでしょう。おまけに包装も例の軟質系フニャフニャシュリンクでしたし。
使用推奨期限は単3・単4共に「09-2021」。パッケージには『使用推奨期限5年』との記載がありますので、2016年9月製造の電池であると思われます。なお、使用推奨期限の印字は大きく記載されているタイプです。

同じく、使用推奨期限5年である“StyleONE”ブランドのコラボアルカリ電池では使用推奨期限の印字が小さいタイプとなっていました。この違いは何なのでしょうか。ちょっと気になりますね。

StyleONE 選ぶなら日本品質 アルカリ乾電池 単3形/単4形

styleone_1今回はユニーグループホールディングスが主導し、同社が展開するアピタピアゴ、そして提携先のスーパーでも発売されるプライベートブランド“StyleONE”のアルカリ電池を紹介します。
電池には“StyleONE”ロゴのみではなく、“Fujitsu”ブランドも冠しており、FDKとのコラボという形を取っています。キャッチコピーは『選ぶなら日本品質』。これはFDKが発売する“Fujitsu”ブランドアルカリ電池の共通キャッチコピーとなっています。

styleone_2パッケージ下。この部分にはバーコードと電池の使用推奨期限が記載されています。また、パッケージに掲載されている『漏液防止』の注訳も記載されています。「※正極缶耐食性向上、特殊素材ガスケット採用
バーコードのベンダーは“FDK(4976680)”となっていました。シュリンクは例の軟質系フニャフニャシュリンクで、この特徴から、どこ製だかがすぐ分かってしまいますね。

styleone_3電池の外観。金色をバックにその上の黒い“Fujitsu”ロゴ、そして“StyleONE”ロゴの配置位置は素晴らしいですし、ジャパンメイドをアピールする“MADE IN JAPAN”の表記も良いなぁ…。久し振りに電池のデザインで良いものに出会えたような気がします。
製造者は“FDK株式会社”。JISマーク表記があり、この表記からFDKエナジー鷲津工場製と見られます。

 

styleone_4写真上は旧・“StyleONE”のアルカリ電池で、単3と単4はインドネシア製でしたが、今回のリニューアルで日本製に変わっています。
写真下は現行品である“Fujitsu”ブランドのロングライフタイプですが、“Fujitsu”ロゴを取り巻く図形?が同じだったり、“単3”の字体が同じだったりとデザインベースはロングライフタイプのもののようですね。しかし、バックの色は違うもので、“StyleONE”の方が高級感のあるものに見えます。

styleone_5プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」です。
使用推奨期限は単3・単4共に「11-2020」。パッケージには『使用推奨期限5年』との記載がありますので、それぞれ2015年11月製造の電池であると思われます。

 

 

styleone_6デザインは“Fujitsu”ブランドのロングライフタイプ似で、パッケージに記載してある“漏液防止構造:正極缶耐食性向上、特殊素材ガスケット採用”の表記もロングライフタイプと同じです。
しかし、使用推奨期限の印字が“StyleONE”では小さくロングライフタイプでは大きいので、一概に同じものとは言えないのかもしれません。

 

★関連記事
StyleONE アルカリ乾電池
→“StyleONE”の旧アルカリ電池を紹介した記事。この世代で単3と単4はインドネシア製でした。

CLEAN & HIGH POWER Fujitsu MANGANESE 3300 R6P(UC)

R6P(UC)_1現在、100円均一ショップなどでも普通に売られていることで知られるFDK“Fujitsu”ブランドの単3マンガン電池(黒マンガン)です。
かつて、“Fujitsu(富士通)”ブランドの乾電池では4ケタのグレードとサイズを表した表記がありましたが、アルカリ電池はブランドアピール路線に転換、現在、この4ケタの数字が残っているのはマンガン電池のみになっています。と、言っても電池下部に『MANGANESE 3300』などと小さく記載されているのみですが。

R6P(UC)_2今回入手したこの電池、ある箇所が変わっています。熱心な電池マニアの方ならご存知でしょうが、“Fujitsu”ブランドの電池を発売しているFDKは2015年3月より本社を東京都港区港南の品川クリスタルスクエアに移しています。
つまり、電池記載の住所が東京都港区新橋の旧住所(写真下2本)から東京都港区港南の新住所(写真上2本)に変わっていたのです。

R6P(UC)_3今回入手した電池の使用推奨期限は「06-2017」と記載、FDKのカタログでマンガン電池の単3は2年期限である旨が記載されていますから、2015年6月製造の電池であると思われます。
今後はこの電池のみならず、他のアルカリ電池やマンガン電池などでも新住所バージョンのものが見られることでしょう。

 

R6P(UC)_4おまけ。パッケージ裏のバーコードラベルは当然ながら、新・旧共に同一(写真左が旧右が新)。バーコードのベンダーは“FDK(4976680)”となっていました。

 

 

・追記(2015/9/23)
R6P(SC)この後、赤マンガンの単3(2300)でも新住所のバージョンを発見しました。こちらの使用推奨期限は「07-2017」で2015年7月製造の電池であると思われます。
よく見てみると、この新住所のバージョンの電池、“MADE IN CHINA”やフリーダイヤルの数字など微妙にフォントも違っているんですね。意外に芸が細かい。

FDK リチウム電池 CR2032 [CR2032C(B)]

CR2032C_1主に100円均一ショップで流通している“Fujitsu”ブランドならぬ、“FDK”ブランドのリチウムコイン電池「CR2032」です。
最近、“Fujitsu”ブランドのリチウムコイン電池で多く流通しているインドネシア製ではなく、日本製電池表面の“FDK”の文字が小さくなっているバージョンが出回っている事を紹介しました。
今回、廉価版に当たる“FDK”ブランドのものについてもその日本製のバージョンが発見されたので紹介します。

問題の電池が確認されたのは、使用推奨期限「06-2020」のロット。これは以前本ブログで紹介した“Fujitsu”ブランドの2個入りのものと同じ使用期限で、同記事で紹介した「05-2020」のロットがインドネシア製であったことを考えると、「06-2020」ロットから日本製になった可能性が高いか。ちなみに同じ記事で「07-2020」ロットも日本製であることが判明しています。
なお、パッケージの原産国表示も“MADE IN JAPAN”、日本製であることが記載されています。FDKは2015年3月に東京都港区港南の品川クリスタルスクエアに移転していますが、パッケージ記載の住所がその新住所になっています。

CR2032C_2電池本体。電池自体の印字は以前本ブログで紹介した“Fujitsu”ブランド2個入りと同じく“54”。
日本製という時点で日立マクセル製は確定だが、ダイソーにもマクセル純正のCR2032・1個入りが売られているので、お得感が薄いのは否めない。珍し物好きの電池コレクターしか買っていかないだろうw。しかし、どうしたのだろう?廉価版まで日本製とは。やはりインドネシア製は供給不足なのだろうか?

★関連記事
Fujitsu リチウム電池 CR2032 [CR2032C(2B)N]
→本記事で紹介した電池と同じ特徴を持つ、“Fujitsu”ブランドのCR2032・2個パックを紹介した記事。多く出回っているインドネシア製と今回発見された日本製との比較も掲載しています。

FDK リチウム電池 CR2032 / アルカリボタン電池 LR44
→本記事と同様の“FDK”ブランドのリチウムコイン電池とアルカリボタン電池を紹介した記事。メインはパッケージデザインが変わったことの記載ですが、この頃のリチウムコイン電池はインドネシア製であることも記載しています。

Fujitsu リチウム電池 CR2032 [CR2032C(2B)N]

CR2032C2BN_1あるドラッグストアの電池コーナーを見ていたら、久々に“Fujitsu”ブランドのリチウムコイン電池で“FDK”の文字が小さいバージョンを発見しました。
今回はCR2032の2個入り(CR2032C(2B)N)で発見、“Fujitsu”ブランドのボタン電池はパッケージ型番表示部分の背景色が2014年4月頃、白から黒に変わっていますが、背景色が黒になってからこのバージョンの電池を見たのは初めてです。

 

CR2032C2BN_3写真真中のリチウムコイン電池が今回見つけたものに入っていたもので、普段は写真左のFDK自社製と思われるインドネシア製であることが多いです。
このデザイン自体は今は亡き三洋電機のリチウムコイン電池のデザインを流用したもので“FDK”の文字が小さい以外の特徴としては、外周に『MnO2-Li CELL 3VOLTS JAPAN H』と書いてあります。

ちなみに写真右は日本製だった頃のFDKのリチウム電池で、“FDK”の文字が小さいバージョンと同じくプラス極の表面には2ケタのロット番号が印字してあり、製造元は同じであると思われるのですが、わざわざ、旧・三洋電機のデザインを使っているのかが謎であります。

CR2032C2BN_2最後にパッケージ裏。以前、本ブログで紹介した同じく“FDK”の文字が小さいバージョンのCR2016発見時には、パッケージにインドネシア製であることが記載されていましたが、こちらでは“MADE IN JAPAN”となっており日本製の表記になっています。
日本でリチウムコイン電池の製造を行っているのは日立マクセルのみなので、同社製なのは確定でしょう。

 

パッケージ記載の使用推奨期限は「06-2020」で、電池に印字されているロット番号は“54”になっており、これから読み取れる製造日は2015年4月製造であると思われ、パッケージ記載の使用推奨期限と電池記載の製造日が以前と同様、相変わらず合っていません。
FDKの本社は2015年3月に東京都港区新橋の浜ゴムビルから東京都港区港南の品川クリスタルスクエアに移転していますが、パッケージの住所が新住所になっています。今まで様々なFDKの電池を店頭で見ていますが、新住所になっているものは初めて見ました。多分、現在店頭で出回っている“Fujitsu”ブランド電池の大半は新橋なはずです。

・追記(2015/8/2)
fujitsucr2032_1その後、2個入りのみではなく、1個入りでも“FDK”の文字が小さいバージョンを発見しました(写真右)。
ちなみに写真左が通常広く流通しているインドネシア製のもの(CR2032V)です。恐らくは“PT FDK INDONESIA”による自社製であると思われます。

 

 

fujitsucr2032_2使用推奨期限「05-2020」のものがインドネシア製で、「07-2020」のものが“FDK”の文字が小さいバージョンである日本製。やはり、インドネシア製のものが供給不足で日本製になったのか?
やはり、日本製の方はFDKの所在地が新住所である港区港南の住所になっており、インドネシア製の方は港区新橋になっていた。また小さな違いとして、新住所が記載されているバージョンの方は英語による注意書きが追加されている。

★関連記事
Fujitsu リチウム電池 CR2016
→本記事と同様に電池表面“FDK”の文字が小さいバージョンのCR2016を紹介した記事。

FUJI EXTRA LIFE 2600 NOVEL S-006P(N)

S-006P(N)_1電池メーカー“FDK”の前身“富士電気化学”が発売していたノーベルの9V形マンガン電池(006P)です。ブランドは“2600 NOVEL”で、2600は2000シリーズの9V形を表し、赤マンガン相当の電池であると思われます。
今回、同ブランドの電池で製造元が違うと思われる電池を発見しましたので紹介します。パッと見では端子部のプラスチックの色が違っており、左の電池が赤右の電池が黒になっていることがわかります。

本記事では便宜上、写真左の電池を「」、写真右の電池を「」と記載します。

S-006P(N)_2マイナス側の側面です。上が「」のもので、下が「」のものです。両者とも型番は“S-006P(N)”で生産国の表記も“Tokyo Japan Made in Japan”で同じですが、字体(フォントが)若干ながら異なっています。
また、社名表記は表面“FUJI”ロゴ上に“Fuji Electrochemical Co.”の表記があるためか、この面には記載されていません。

 

S-006P(N)_3今度はプラス側の側面です。同じく上が「」で、下が「」。「」の方は何の表記もありませんが、「」の方にはJISマークがあり、さらにノーベルブランドの電池でお馴染みだった特許番号の表記もありました。
JISマークには認定番号や略号の記載が無いので、どこで製造されているかは不明です。

 

S-006P(N)_4」の底面です。黒い厚紙のようなものの端に製造年月が記載されているのが特徴で、“C8501 F-D-K”の記載がある三洋電機“NEO SUPER”と同じ特徴でありますから、「」の方は富士電気化学自社製であることは間違いないと思われます。
ちなみに、“2600 NOVEL”は「80-12(1980年12月製造)」で、“NEO SUPER”は「90-12(1990年12月製造)」であり、ちょうど10年の空きがあります。偶然ですが凄い。

S-006P(N)_5問題は「」の方です。底面が錆びており、製造年月の表記が読めません。錆びているということは金属な底面ということであり、窪みの形状・大きさは松下電池工業製(写真右)に似ています。が、印字が確認出来ないため、確証は持てません。少なくとも富士電気化学自社製ではないことは確かであると思われます。
ちなみに端子側の赤色も“National Hi-Top”と同様でよく似ています

S-006P(N)_7」の方の製造日がわからないので、「」と混在であったかは不明ですが、10年後でも自社生産を続けているので、自社生産から他社生産に切り替えた可能性は極めて低く、混在であった可能性が高いと見られます。
なお、現行の“Fujitsu”ブランドの9V形マンガン・“3600”でも、パナソニック製と思われる中国製のロット(写真左)とGP製と思われる中国製のロット(写真右)が混在していた時期がありました(現在は概ね前者で落ち着いている模様)。

Fujitsu G アルカリ乾電池 単1形 LR20(2S)

LR20(2S)_1かつてFDKが“Fujitsu”ブランドで発売していたアルカリ電池である「G」の単1です。
「G」は2001年に富士通アルカリ電池7000シリーズの上位モデルとして発売されたハイグレードアルカリ電池です。
この電池は後継品であるワイドレンジアルカリ“G PLUS”に継承、その流れは現在発売されている“High Power(ハイパワー)”タイプに受け継がれています。

 

LR20(2S)_2実はこの電池、あるリサイクルショップで使用推奨期限切れということで未開封80円で入手したもの。やはり電池コレクターはこう言う古い電池に目が無いという…。
パッケージ上の商品名は『Fujitsu ハイグレードアルカリ乾電池 G』。シュリンクは例の軟質系のフニャフニャシュリンク。使用推奨期限5年である旨の記載もあります。なお、バーコードのベンダーはFDK(4976680)となっていました。

LR20(2S)_3注意書き・社名表記部分。社名表記は“FDK株式会社”。この「G」が発売された2001年は富士電気化学株式会社から現社名に変わった時期と一致し、これに合わせこの電池を新発売したとも考えられます。生産国は“MADE IN JAPAN”で日本製です。
使用推奨期限は「01-2011」となっており、パッケージには5年期限と記載されていましたから、2006年1月製造の電池であることがわかります。おおよそ9年前製造の電池です。

LR20(2S)_4電池には旧・JISマークがあり、このマークだけでも古い電池であることがわかります。マークには「C8511 380130 FDK」記載があり、認定番号からFDKエナジー鷲津工場製であることがわかります。とは、言ってもパッケージがあのフニャフニャシュリンクですから、バレバレなんですけどね。

 

LR20(2S)_5プラス・マイナス側。マイナス極はFDKエナジー日本製でお馴染みの“逆装填防止機能”付き。マイナス極同士の通電を防ぐことで、逆装填時に電流が流れないようにしています。
なお、写真左の“G PLUS”と比較してみるとわかりますが、マイナス極のフチが変色しており、液漏れが始まっているようです。このような電池は長期使用を見込んだ用途ではなく、一気に使ってしまうような短期的な使用で使うと良いでしょう。

まぁ、このように液漏れが生じてしまった電池は本当なら使わないほうが利口です。何故なら、液漏れが始まっているということは電池のガスケットの劣化が始まっている証拠であり、さらなる使用で液漏れが加速する可能性が高いからです。