カテゴリー別アーカイブ: 富士通(FDK)

FDK(富士通、Fujitsu、NOVELブランド)の乾電池を扱うカテゴリです。
FujitsuブランドコラボのPB電池に付いても、このカテゴリに入れています。

FDK CR2032 リチウム電池 3V CR2032C(B)FS

一部100円均一ショップで見られる“FDK”ブランドのリチウムコイン電池です。最近、当ブログでプチリニューアルした“FDK”ブランドのアルカリボタン電池を紹介したことがありましたが、リチウムコイン電池はプチどころかパッケージが大きく変更されています。
これは“一般社団法人 電池工業会”が定める「コイン形リチウム電池誤飲防止パッケージガイドライン」に準拠したパッケージで、幼児が容易に開けられない包装となっています。

旧パッケージと比較してみました。少ししか変更点が無かったアルカリボタン電池と比べるとかなり違っているのが特徴です。旧パッケージは開封している個体ですが、正面右下から簡単に開封可能だったのに対し、新パッケージでは強固に電池が包装されています。ちょっとやそっとの捻じ曲げでは開けることが出来ません。パッケージ中程には“子供を守る誤飲防止パッケージ”のキャッチが見えます。

パッケージ裏です。見ればわかるでしょうが…、左が旧パッケージです。パッケージが全体的に異なっており、型番も変更されています。旧パッケージは“CR2032C(B)”という型番ですが、新パッケージは“CR2032C(B)FS”に変更されています。でも、バーコードは両者全く同じものでこれだけ違っても旧パッケージと同じものとして扱われています。

 


電池を取り出してみました。基本的にハサミを使わないと取り出し出来ない構造になっています。カッターナイフでも取り出せるでしょうが、ちょっと苦しいかもしれません。取り出し方はハサミで点線の位置を切り、電池が格納されている部分の両端を押し開いて、スキマから取り出します。
電池工業会に入会している電池メーカーは殆どがこのガイドラインに準拠したパッケージを採用しており、対象となっているリチウムコイン電池のみで誤飲防止パッケージを採用しているメーカー(パナソニック・マクセル・FDKなど…)とアルカリボタン電池でも誤飲防止パッケージを使っているメーカー(東芝ライフスタイル・ソニー・オーム電機など…)の2社に分けられるようです。

中のCR2032です。かつては“PT FDK INDONESIA”によるインドネシア自社製だったようですが、現在は日本製のものに切り替わっています。左が旧パッケージ時代のものとなりますが、ロット番号の印字の太さが異なっている程度の違いで両者全く同じものです。プラス極が鏡面加工されているのがポイントかな。
新パッケージのCR2032はロット番号が“89”となっており、パッケージ上の使用推奨期限が「09-2023」でしたから、5年期限の20189月製でしっかりと印字が一致していました。

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FDK LR44 アルカリボタン電池 1.5V LR44C(B)FSG
→当電池の姉妹品に当たる“FDK”ブランドのアルカリボタン電池LR44を紹介した記事。こちらのパッケージに変更は無いが、型番が変更されている点が同じ。

FDK リチウム電池 CR2032 [CR2032C(B)]
→当記事で紹介したCR2032の旧パッケージ品がインドネシア製から日本製に変わっているロットを発見したことを報じた記事。

FDK リチウム電池 CR2032 / アルカリボタン電池 LR44
→当電池の旧パッケージ品をLR44も交えて紹介した記事。この頃のCR2032はまだインドネシア製だった様子。

FDK アルカリボタン電池/リチウム電池
→初めて本ブログでFDKブランドのアルカリボタン電池とリチウムコイン電池を紹介した記事。当時のFujitsuブランドのパッケージを比較しての紹介。

FDK LR44 アルカリボタン電池 1.5V LR44C(B)FSG

一部100円均一ショップで見られる“Fujitsu”ならぬ“FDK”ブランドのアルカリボタン電池です。以前も当ブログで紹介したことのあるこの電池ですが、パッケージがプチリニューアルしていました。
薄紫色なデザインは前パッケージのものと同じですが、「FDK」のロゴがゴシック体のものから社名ロゴと同じものに変更されている他、左下には“水銀0(ゼロ)使用”の表記が追加されていることがわかります。

では、もうちょっと旧パッケージと比較してみましょう。左が旧パッケージです。旧パッケージでは用途が型番下に記載されているのですが、これは裏面に移動しています。また、「アルカリボタン電池1.5V」の記載は旧デザインではハンガー右上でわかりにくい位置、しかも薄紫色では見えにくい白文字でしたが、こちらが型番下に移動してどういった種類の電池であるかがわかりやすくなっています。

次はパッケージ裏です。こちらも左が旧パッケージ。ここで目に付くのが型番です。旧パッケージでは“LR44C(B)”という型番になっているのに対し、新パッケージでは“LR44C(B)FSG”に変更されています。しかし、バーコードは新・旧共に全く同じ物であり、同じ商品として扱われているようです。
社名表記は“FDK株式会社”。旧パッケージでは住所も記載されていますが、新パッケージではフリーダイヤルのみです。

電池のプラス極側です。左側が旧パッケージで水銀ゼロ使用では無いとされている方ですが、その明記も無く両者とも「FDK LR44」と刻印されているのみです。
どちらも“MADE IN CHINA”となっていて中国製です。かつては自社製と思われる日本製だったのですが、現在は100円均一向け“FDK”ブランド、一般市販向け“Fujitsu”ブランド共にアルカリボタン電池は中国製となっているようです。

マイナス極側です。刻印同様に両者、ガスケットの色も同じなので同じ製造元なのでしょう。
なお、旧パッケージの印字が“85”の2018年5月製?で新パッケージの印字が“8Y”の2018年11月製?と推測できます、ただし、使用推奨期限は前者が「07-2020」で後者が「12-2020」なので2年期限と仮定しても印字とは一致していません。

 

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FDK リチウム電池 CR2032 / アルカリボタン電池 LR44
→当電池の旧デザインパッケージをCR2032も交えて紹介した記事。この頃のLR44はFDKブランドだけが中国製だったようです。

FDK アルカリボタン電池/リチウム電池
→初めて本ブログでFDKブランドのアルカリボタン電池とリチウムコイン電池を紹介した記事。当時のFujitsuブランドのパッケージを比較しての紹介。この頃のアルカリボタン電池はブランド関係なく日本製だった。

Fujitsu 7300 アルカリ乾電池 単3形 LR6(F)

かつて、富士電気化学(現・FDK)が主力アルカリ電池として発売していた“7000シリーズ”の単3です(7300)。現在FDKのアルカリ電池は用途に応じた3つのブランドをラインナップしていますが、この電池を発売していた1990年代はアルカリ電池と言えばこの“7000シリーズ”と、音楽向けアルカリ電池“WAVE(ウェイブ)シリーズ”を展開していたようであります。
ちなみに今回紹介するこの電池、液漏れしており色ムラが凄いことになっています。

電池の注意書き部分です。この電池、アルカリ電池としては珍しい液漏れ補償が付与されています。富士電気化学は1987年10月にアルカリ電池で液漏れ補償を付けて発売、同業他社はマンガン電池に液漏れ補償を付けて発売していましたが、アルカリ電池は富士電気化学のみであったと記憶しています。期間は不明ですが、マンガン電池と同じく使用推奨期限の表示が開始される1993年頃まで行われていたと思われます。

補償条件の全文は以下の通りです。社名表記は現・FDKの旧社名である“富士電気化学株式会社”となっており、住所も現本社の前に当たる浜ゴムビルのものになっています。


●正しくご使用いただいたにもかかわらず、この電池の液も
れにより使用している機器に損傷が生じた場合、電池と一緒
に下記へお送りください。修理または相当品と交換いたしま
す。補償有効期限 製造後2年 TEL(03)434-1271
富士電気化学株式会社  〒105 東京都港区新橋5-36-11

次に注意書きの全文です。90年代の電池とは言え、アルカリ電池だからか分量はちょっと多めになっていますね。

ご注意:この電池は充電式ではありません。充電すると液もれ、破損
のおそれがあります。 ●+-は正しく入れてください。 ●未使用の電
池と使用した電池、他の種類の電池とまぜて使ったり、ショート、分
解、火に投入、加熱しないでください。 ●機器の使用後はスイッチを
切り、使い切った電池は取り出してください。

電池の形名表記部分にはJISマークの記載があります。“C8511 380130”の記載があるため、現・FDK鷲津工場製であることがわかりますね。認定番号のみで略号(FDKなど)の記載はありません。このデザインのアルカリ電池は後継の新デザインになっても、100円均一ショップなどで廉価版のアルカリ電池として発売されていました。位置付けは変わっても同じデザインの電池が長年に渡り発売していたことになります。

プラス・マイナス側です。写真左側の電池が特に液漏れしています。マイナス極の絶縁リングは「」。マイナス極底板には「90-03」と刻印されており、1990年3月製造の電池となります。保証期間はこの製造日から計算する方式となっており、補償条件には『補償有効期限 製造後2年』とありましたから、この電池では2年後の1992年3月までが補償期間となります。

 

折角なので、廃棄する前に外装ラベルを剥がしてみました。ちょっと昔な富士電気化学時代のアルカリ電池にも興味があったので…。外装缶には特にロット番号の印字や刻印などは見られませんでした。現在のFDK製造のアルカリ電池ではロット番号の印字があったり無かったりするので、単純に記載の無いロットに当たってしまったのかもしれませんが。

 

最後に絶縁リングの拡大です。黒い絶縁リングで、真円では無く切り欠きが付いているものです。特に数字やアルファベットの刻印などは見られませんでした。
なお、マイナス極のガス抜き穴ですが、現在の4つ穴タイプとは異なる2つ穴タイプ(リンク先は液漏れしてますので閲覧注意)となっていました。底板も現在のザラザラなものとは異なって、比較的ツルツルなものになっていますね。

Fujitsu HighPower 単1 【OEM版】

一部ガステーブルに付属しているとされる、“Fujitsu”ブランドハイパワータイプOEM(組み込み)版です。見た目市販向けと変わり無いように見えますが、色々細かな点が異なっています。違いは後ほど説明しますが、この写真を見てあっ?と思う人は相当電池マニアだと思いますよ。
このハイパワータイプは目立つ赤いデザインが特徴で、G PLUSというアルカリ電池を引き継いだ中堅クラスの電池となっています。

 

電池の側面です。社名表記は“FDK CORPORATION”となっており、英社名となっています。更には海外輸出に対応してかWEEE(クロスドアウト・ダストビン)マークが見られます。
この中での大きい違いはJISマークが付いているということです。現在、FDKが発売するアルカリ電池の中でJISマークが付加されているのはエントリークラスのロングライフタイプのみで市販向けのハイパワータイプには付加されていません。

今度は市販向けのハイパワータイプと比較してみましょう。左2本が市販向け右2本が今回紹介しているOEM版です。市販向けでは注意書きが日本語のみなのに対し、OEM版では日本語と英語の2カ国語表記になっています。また、社名表記も市販向けでは“FDK株式会社”となっており、所在地の住所や問い合わせ先のフリーダイヤルも記載されています。

 

最後にプラス・マイナス側です。左2本がOEM版右2本が市販向けです。マイナス極にはFDK独特の“逆装填防止機能”が装備されています。両者とも“MADE IN JAPAN”の日本製となっており、FDK鷲津工場製でしょう。
使用推奨期限はOEM版が「10-2020」で市販向けが「05-2028」となっていて、ここもOEM版が5年期限なのに対し、市販向けは10年期限であるという違いが見られます。

このことからOEM版は2015年10月製造、市販向けは2018年5月製造の電池であると思われます。

Fujitsu アルカリ乾電池 ALKALINE 単3形 10個パック LR6H(10S)

一部ルートで出回っている“Fujitsu”ブランドのアルカリ電池です。この電池は当ブログで以前も一度紹介しており、2本パックで日本製とインドネシア製が混在しているというものでした。
現在、2本パックでは「日本製」を大きくアピールしインドネシア製が混在されることは無くなったようですが、これは多本パックでは異なっているようです。今回はそんな一例を紹介します。
この写真はパッケージですが、特に原産国表示などは見られません。

1枚目の写真を見る限りでは同じパッケージであるように見えますが、よくシュリンクを見てみると違っています。片側はFDK日本製特有の軟質系フニャフニャシュリンクとなっていますが、もう片側はビニールが堅い全く違うシュリンクとなっていました。FDK製のアルカリ電池はこの見分けである程度原産国は見分けられます(2018年5月現在フニャフニャ=日本製それ以外=他国・多くはインドネシア製)。

電池の外観です。左がインドネシア製で右が日本製。原産国はFDK株式会社と表記されている右側に小さく記載があります。両者、特に違いは無く注意書きも全く同様です。写真だと日本製の方が色が濃いように見えますが、光の当たり方の違いのようで実物は殆ど同色です。
ちなみに注意書きは以前発売されていたFDKのアルカリ電池からの引き継ぎなので、文字が小さく読みづらいかもしれません。

プラス・マイナス側です。左2本がインドネシア製右2本が日本製です。使用推奨期限はインドネシア製「02-2023」、日本製「01-2023」でたった一月違いです。印字はインドネシア製の個体の方が小さいですね。時期的に5年期限と推測、それぞれ2018年2月、1月の電池と思われます。
両者とも絶縁リングは「」、マイナス極底板もザラザラなので構造だけで原産国を見分けることは出来ません。

そこでいつも通り、外装ラベルを剥がしてみました。日本製(写真左)の個体では“7122618:47”とロット番号と製造時刻らしき表示が、インドネシア製(写真右)の個体では“ObbI3 09:30”とアルファベット混じりのロット番号と製造時刻らしき表示となっていました。
FDK製のアルカリ電池はロット番号に製造時刻が印字されているのが特徴ですね。

 

また、インドネシア製のみ外装ラベルにも“SLD 1232149 PETS”というロット番号の印字が見られました。日本製では見られなかったので、外装ラベルもインドネシア現地生産なのかもしれません。

 

 

最後に絶縁リングの拡大です。結論から言うとどちらとも全く同じです。ちなみに左がインドネシア製右が日本製。どちらも濃い緑色の絶縁リングです。絶縁リングの切り欠きを上にした状態で右にアルファベット下に数字が刻印されているタイプでインドネシア製が右“Q”下“15”、日本製が右“R”下“21”の刻印があります。マイナス極のガス抜き穴もまた両者同じ4つ穴タイプで、この構造から生産国を見分けることは難しいでしょう。

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Fujitsu アルカリ乾電池 単3形/単4形
→以前紹介した本記事と同じ“Fujitsu”ブランドのアルカリ電池を紹介。2本パックで日本製とインドネシア製が混在していることを書いている。こちらで紹介した記事ではインドネシア製と日本製で絶縁リングの色が異なっている。

Fujitsu アルカリ乾電池 9V形 6LR61F(B)

とあるホームセンターでプレミアムタイプの9V形に変わって販売されていた、謎の“Fujitsu”ブランドの9V形アルカリ電池です。
電池には『Fujitsu 9V』と書かれただけのシンプルなもの。一見すると、一昔前な“Fujitsu”ブランドのアルカリ電池にも見えて懐かしさすらも覚えます。バックはゴールドと言うよりかは黄色が強いメタリックという印象で今までの富士通ブランドのアルカリ電池では見られなかった色です。

 

パッケージ。表は“Fujitsu”と“アルカリ乾電池”だけ書かれており、特にブランドなどは無い模様です。パッケージ裏の注意書きは他の“Fujitsu”ブランドの9V形アルカリ電池のものと同様ですが、社名表記は“FDK株式会社”と記載されているのみで、所在地は記載されておらず、問い合わせ先のフリーダイヤルだけです。 バーコードの事業者名は“FDK(4976680)”となっていました。

 

電池の表裏です。電池の裏面にもバーコードが印字されており、ブリスターパックのみならず、シュリンクパックでも発売されることが想定されます。この写真でバックの黄色っぽさがわかるかもしれません。

 

 

電池の両側面です。パッケージと同様に社名表記は“FDK株式会社”のみで所在地の表記は無く、問い合わせ先のフリーダイヤルだけの記載です。
原産国は“MADE IN THAILAND”でタイ製。現在発売されている“Fujitsu”ブランドの9Vアルカリ電池は全て6LR61タイプのタイ製となっています。

 

電池の端子部と底面です。電池のマイナス極に乳白色の絶縁リングが付けられているのが特徴です。この特徴を持つタイ製の9Vアルカリ電池ですから、“パナソニックエナジー タイ”による製造であると思われます。また、この特徴はパナソニックの9Vアルカリ電池でも見られるものです。
使用推奨期限は「09-2019」となっており、2年期限の2017年9月製造の電池であると推測されます。

パッケージはプレミアムタイプ9V形のものに激似です。白地に赤い斜め線が入っているデザインは本当にそっくり。違いは右下が白いか黄色いかの違いだけです。
やはりこの電池はプレミアムタイプ9V形の後継品なのでしょうか。

 

 

最後に他の“Fujitsu”ブランドのアルカリ電池と比較してみました。残念ながらハイパワータイプが不在となっていますが…。これまでの電池と比べてみると、どの電池とも違うデザインとなっており、この電池がどういったクラスに位置づけられているのか本当に謎です。

 

・追記(2018/3/17)
この電池の詳細がFDKホームページ内の“富士通 乾電池ニュース”で発表されています。今まで、プレミアム・ハイパワー・ロングライフタイプの3グレードそれぞれに存在していた単5形と9V形を統合、共通デザインとしたものが、この電池であることが判明しました。
元々、3グレードの中で仲間外れだったのが単5と9V形で単5がインドネシア製9V形がタイ製ですから、単1~単4まで日本製をアピールするFDKの戦略なのかもしれませんね。

Fujitsu Premium(プレミアム) 単3形 4個パック LR6FP(4B)

2017年4月FDKのアルカリ電池がリニューアルされました。あくまで、電池内部の改善とされており電池本体のデザインは変わっていないと言われています。では、パッケージはどうなのでしょうか。今回はハイグレードアルカリに当たる“Premium(プレミアム)”の4個入りブリスターパックを例に取って見てみましょう。
まずは表面のパッケージです。素人目では同じように見えてまるで間違い探しのようです。

 

左が旧モデルのもので、右がリニューアルモデルのものです。旧モデルのキャッチコピーが『選ぶなら日本品質』だったのに対し、リニューアルモデルでは『信頼の日本製』となりそれが原産国表示を兼ねているため型名表記の下に“4個パック”の表記が移動しています。旧モデルでは右下の端に記載されており、非常にわかりにくいものでした。
両パッケージの共通点として「液漏れ補償」「抗菌ラベル」「10年保存」「漏液防止」記載が左にありますが、リニューアルモデルでは右に「保存性能向上」という表記が追加されています。

パッケージ裏です。注意書きなどの記載に違いはありませんが、上部特徴を表示している星マークギザギザ付きの丸模様に変更されています。こちらにも『保存性能向上』という特徴が追加されて、その下の項目にも同じように追加されています。
小さな違いではありますが、旧モデルではFDKの住所が表示されているのに対しリニューアルモデルでは何故か省略されておりフリーダイヤルのみの記載となっています。

念のため電池本体の違いも見てみました。ちなみに今回入手したロットは使用推奨期限「03-2027(2017年3月製造)」と「04-2027(2017年4月製造)」のものでたった一月違いのロットです。2017年4月製造分からリニューアルされています。
予想した通り電池本体のデザイン変更は無く、パッケージでは省略されていたFDKの住所も電池ではそのまま残されています。注意書きも全く同じものです。

プラス・マイナス側。両者とも絶縁リングの色は「」で違いは見られません。従って、旧モデルかリニューアルモデルかの違いは使用推奨期限から割り出すしか無さそうです。
なお、今回“Premium”では正極缶の内側にレアメタルコートを施すことにより、初期放電性能が約10%アップ長期保存後の放電では約20%の性能アップを果たしているようです。

Fujitsu 酸化銀電池 SR44

今回も酸化銀電池を紹介します。前回は日立マクセルのものを紹介しましたが、今回は富士通(FDK)です。酸化銀電池とはボタン形電池の一つで、放電時全体に渡り電圧が安定しているのが特徴で計測器やテスターとかではこの電池指定の機器もあります。
1979~1980年に銀の価格が高騰し、それに影響して酸化銀電池の価格も数倍になったと言われています。そこで作られたのが、現在広く普及しているアルカリボタン電池なのです。

パッケージです。富士通ブランドのボタン電池はアルカリボタン電池が「水色」、リチウムコイン電池が「黄色」のパッケージを使っていますが、酸化銀電池は「オレンジ色」となっています。
パッケージ裏は他のFDK発売のボタン電池と同様で、上部にある黒い帯に型番・使用推奨期限・JANコード(バーコード)などが集約されているものです。
今回入手したロットの使用推奨期限は「03-2019」。

電池の外観。電池には“FDK SR44”の記載があります。“MADE IN JAPAN”の表記があり日本製。最近は日本メーカー発売のものでもアルカリボタン電池は中国製に移行する例が多くなっていますが、酸化銀電池は日本製のものがまだ多いようです。
ちなみに写真のSR44はアルカリボタン電池のLR44と上位使用が可能です。逆にSR44を指定する機器にLR44を使うと不具合を起こす機器がある場合があるので注意です。

何か、マイナス極の突起が前回紹介したマクセルと似ていると思ったので比較してみました。FDKの方はマクセルのようにプラス極が金メッキ加工されていませんが、マイナス極はかなり似ています。ということでこれはマクセル製なのでしょうか?
電池本体の印字は「73」。マクセル製と信じて読み解くと2017年3月製造を表しているようですが…。一応、使用推奨期限は2年であるので、表記の「03-2019」と一致はしています。

Fujitsu LEDライトにイチ推し! アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6LED / LR03LED

今回はFDKが“Fujitsu”ブランドで発売した新製品、「機能性電池」の第三弾“LEDライト用アルカリ電池”を紹介します。
この電池は2017年「富士通 電池・電池応用商品」総合カタログでは2月発売予定の記載がありますが、3月現在でも店頭に並んでいるケースは少ないようです。FDKに問い合わせした所、春の新商品改定時期に仕入れ・販売する販売店が多いため、4月中旬頃本格的に出回るのではないかという回答でした。

パッケージ表。ラインナップは単3単4各3本入りのみです。日立マクセルでは「ボルテージ」のラインナップ拡充の位置付けで単3・単4の3本パックを発売していますが、専用電池化してしまうのがなんともFDKらしいと言える点でしょう。
LEDライトなど3個使用の機器に最適!』の記載があり、単3には“LEDライト”単4には“スティックライト”のイメージ写真が掲載されています。

パッケージ裏。単3のキャッチコピーが『点灯時間 長持ち LEDライトに最適!』、単4が『(高い電圧で安定して使えるから)鮮やかな色 長持ち LEDライトに最適!』となっています。単4は“鮮やかな色長持ち~”となっていますから、やはりスティックライトを意識していますね。使用推奨期限は10年で、正極缶耐食性向上・特殊素材ガスケット採用による液漏れ防止構造を採用しています。残念ながら、補償付きでは無いようです。

 

 

 

 

登場初期の日立マクセル「ボルテージ」3本パックと同様に台紙の上にシュリンクパックの電池が直接貼り付けられています。これをカタログ上では“シュリンクブリスター”と記載されています。「ボルテージ」がそうだったように、今後の改良でトレイ付きの3本パックになるかもしれません。
また、FDKの日本製アルカリ電池としては珍しく、軟質系のフニャフニャシュリンクではありません。しかも2重包装となっていてシュリンクを取っても更にシュリンクされています。どちらも台紙上に直接貼り付けるため包装が耐えられないと判断したための工夫と思われます。

電池の外観。デザインは既発売の「スマホ用」「リモコン用」と同じものを使っており、左側“Fujitsu”ロゴのバックが“水色”となっています。電池の商品名は「LEDライトにイチ推し!」。いち“押し”でなくて“推し”なんですねw。
注意書きは他のFDKが発売するアルカリ電池と同様、社名表記は“FDK株式会社”となっていますが、住所の表記がありません。フリーダイヤルのみの記載となっています。

プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。この特徴を持つ日本製ですから、FDKエナジー製であると思われます。使用推奨期限は単3・単4共に「02-2027」。パッケージには『使用推奨期限10年』の記載がありましたから、2017年2月製造の電池であると思われます。これが最初期ロットであるならば、カタログ記載の2月発売には間に合わないでしょう。恐らく、最初から3月発売の電池だったのではないでしょうか。

最後に「スマホ用」と「リモコン用」のデザインを比較してみました。右側がシルバーとなっているのは全機種共通ですね。“Fujitsu”ロゴの後ろが“”なのが「スマホ用」、“”なのが「リモコン用」、“水色”なのが「LEDライト用」になっています。
LEDライト用のデザインはスマホ用とリモコン用を組み合わせたような物で、“Fujitsu”ロゴが白い点をリモコン用から、境目の金色のラインをスマホ用から受け継いでいる印象を受けます。

 

新発売する電池もあれば、去る電池もある。と言うわけでLEDライト用のアルカリ電池が発売される一方でスマホ用のアルカリ電池が『在庫限定品』となり、生産終息に向かっているようです。スマホ用アルカリ電池は“D RANGE”の流れを汲むアルカリ電池では無いかと言われただけにこれはこれで残念です。

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Fujitsu スマートフォン用アルカリ電池 単3形 LR6SUMAHO(4B)
→富士通(FDK)が発売する機能性電池の第一弾、スマートフォン用アルカリ電池を紹介した記事。実際に単3電池を使用するスマホは存在しないので正式商品名は「スマートフォン用緊急充電器のためのアルカリ電池」である。

Fujitsu リモコン用アルカリ乾電池 LR6/LR03REMOCON(4B)
→富士通(FDK)が発売する機能性電池の第二弾、リモコン用アルカリ電池を紹介した記事。単3、単4・4本パックのみの展開で補償付きのアルカリ電池となっている。

maxell ボルテージ LR6(T)3BS/LR03(T)3BS
→日立マクセルが発売するアルカリ電池「ボルテージ」の単3、単4・3本パックを紹介した記事。当電池と同コンセプトのものですが、専用電池にはせずに従来アルカリ電池のラインナップ拡充で対応している。発売当初は当電池と同様にシュリンクされた電池を直接台紙に貼り付けたブリスターパックを採用。

Fujitsu アルカリ乾電池 単3形/単4形 10本パック LR6D(10S) / LR03D(10S)

lr6d10s_1今回はあるディスカウントストアにて発見したFDK、“Fujitsu”ブランドのアルカリ電池を紹介します。表面は金を基調にした青バックで“Fujitsu アルカリ乾電池”のデザインは何だか安っぽそうです。恐らく、そんなデザインの通りエントリークラスに当たるアルカリ電池なのでしょう。

 

 

lr6d10s_2パッケージ。これまた安そうなデザインですね。写真の単3と単4の10本パックは税抜299円でした。しかも日本製です。FDKは自社工場を持っているので、価格をここまで抑えても国産を維持できると言うのは一つの強みなのかもしれませんね。
キャッチコピーは『長持ちハイパワー』。ですが、文字が小さくてちょっと控えめかな。使用推奨期限5年の記載があります。なお、バーコードのベンダーは“FDK(4976680)”となっています。

lr6d10s_3電池の外観。社名表記は“FDK株式会社”で“Fujitsu”ブランドの電池としては珍しく住所表記が無く、フリーダイヤルの電話番号だけの記載になっています。生産国は“MADE IN JAPAN”でパッケージ表記にもあったとおりの日本製です。
後述しますが、注意書きは一般市販モデルであるプレミアムタイプハイパワータイプロングライフタイプと同じ文面の注意書きを使っています。もちろん、誤字などはありません。

店頭で一般市販していて、同じく使用推奨期限が5年な富士通のロングライフタイプ(単3)と比較してみました。写真内側2本です。ロングライフタイプの方はプラス極側にの線が入っており、領域が狭く文字は小さめですが注意書きは同様です。
一つ違う点はロングライフタイプにはJISマークの表記があるのに対し、Fujitsuアルカリ乾電池には表記がありません。よく見てみると“単3”のフォント(字体)が同じですね。

プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。この特徴を持つ日本製ですから、FDKエナジー製で間違いないでしょう。おまけに包装も例の軟質系フニャフニャシュリンクでしたし。
使用推奨期限は単3・単4共に「09-2021」。パッケージには『使用推奨期限5年』との記載がありますので、2016年9月製造の電池であると思われます。なお、使用推奨期限の印字は大きく記載されているタイプです。

同じく、使用推奨期限5年である“StyleONE”ブランドのコラボアルカリ電池では使用推奨期限の印字が小さいタイプとなっていました。この違いは何なのでしょうか。ちょっと気になりますね。