カテゴリー別アーカイブ: 一次電池(一般)

普通の一次電池、いわゆる乾電池を扱うカテゴリです。

maxell アルカリボタン電池 LR44

今回はマクセルのアルカリボタン電池LR44」を紹介します。アルカリボタン電池は1979年に起きた銀の高騰による酸化銀電池の代替として大きく普及した電池で、現在ではボタン電池の代表格として100円均一ショップやスーパー、コンビニなどでも一般的に見られる電池です。
今回紹介するマクセルのアルカリボタン電池は割りと見られる電池で、個人的にパナソニックの2番手ぐらいに見られる電池だと思っています。もちろん、「水銀0使用」です。

マクセルのアルカリボタン電池と言えば、中国製という印象があったのですが、知らぬ間に日本製に変化していました。どう見ても“MADE IN JAPAN”と書いてあります。

 

 

パッケージ裏です。使用推奨期限「03-2019」(2017年3月製造)ロットではまだ中国製であったことがわかります。「09-2019」(2017年9月製造)ロットでは日本製に変わり、「10-2019」(2017年10月製造)ロットから“マクセル株式会社”に社名表記が変更されています。
バーコードの事業者名は“マクセルホールディングス(4902580)”となっています。

電池の表面(プラス極)です。左が中国製で、右が日本製です。刻印は大きく異なっており、中国製の方は
『+LR44 maxell MADE IN CHINA
となっているのに対して、日本製の方では
maxell LR44 0%Hg J A P A N
となっていて、文字の大きさも様々な表記です。

電池の裏面(マイナス極)です。左が中国製で、右が日本製です。中国製のものはマイナス極が平らなのに対して、日本製のものではマイナス極に突起が付いているのがわかります。
これ、どこかで見たことがあると思いませんか?そうです。マクセルの酸化銀電池の特徴と一致します。酸化銀電池はマクセルの小野事業所製であることが判明していますから、アルカリボタン電池も同所製なのでしょうか。

電池の印字です。この印字は製造日の年(西暦)の末尾1ケタと月の1ケタを表しています。例えば“73”であるならば、20173月製造の電池であることを示しているのです。それを踏まえると各電池の刻印は使用推奨期限を逆算して一致しています。
左:中国製/“73”/使用推奨期限「03-2019
中:日本製/“79”/使用推奨期限「09-2019
右:日本製/“70”/使用推奨期限「10-2019

★関連記事
maxell 酸化銀電池 SR44
→事実上“LR44”の上位モデルに当たるマクセルの酸化銀電池“SR44”を紹介した記事。本文中でも触れた通り、マイナス極の突起が本記事で紹介したLR44と類似している。

NAFCO アルカリ乾電池 単3/単4

今回はホームセンター“ナフコ”で発売されているプライベートブランドのアルカリ電池を紹介します。以前、本ブログで紹介したナフコ「良品得価」ブランドのアルカリ電池の後継となります。
ナフコオリジナルのアルカリ電池には“Hi-Power ALKALiNe”という低価格のアルカリ電池も存在していますが、こちらは上位モデルのアルカリ電池という位置付けであり、日本製をウリとした値段もちょっと高めのモデルであります。

 

ナフコ「良品得価」ブランドの後継品とは言いましたが、比較してみるとほぼ同じデザインです。“良品得価”のロゴが“NAFCO”の新しいロゴに変わっている程度の違いしかありません。

 

 

パッケージです。単3は欲に負けて2本増量パックを買ってしまいました。最後の1パックで、他は10本パックになっていました。商品名は単3の12本パックが「LR6(10+2)ナフコ2」、単4の10本パックが「LR03(10S)ナフコ3」となっています。
キャッチコピーは「選ぶなら日本品質!!」。これは富士通のアルカリ電池と同じもので、これは供給元がFDKだからしょうがありません。バーコードの事業者名は“FDK(4976680)”となっています。

電池の外観です。金色ベースのベーシックなアルカリ電池のデザインですね。極性の見分けのためか、プラス側に付いている赤い帯が目印と言えるでしょう。
販売元は“株式会社ナフコ”、供給元は“FDK株式会社”となっています。電池に所在地や電話番号などの記載はありません。注意書きに誤字などは無く、Fujitsuブランドのアルカリ電池と同様のものです。生産国はもちろん日本製となっています。

プラス・マイナス側です。マイナス極の絶縁リングは「」。この特徴を持っている日本製ということなので、FDK鷲津工場(旧・FDKエナジー)であると推測されます。
使用推奨期限は単3が「08-2022」、単4が「11-2022」となっていました。単3は古い12本パックだったということで若干古い個体のようです。5年期限と推測すると、それぞれ2017年8月、11月製造の電池であるようです。単4電池は出来たてですね。

最近はFDK製のアルカリ電池もラベルを剥がす時代!ということで、ひん剥いで見ました。単3には“17072121”というロット番号らしき印字を確認。単4にもいつも通り、製造日と時刻の印字らしきものは確認できるのですが、どうも文字が薄くて判読できません。もう1本剥がしても全く同じでした。これはワザとなのかと思うレベルで読めません。

 

最後に絶縁リングの拡大です。今回単3は濃い緑のリングで、単4は薄い緑のリングとなっています。単3の絶縁リング(写真左)にはリングの一部に欠けがあり、それを上にした状態で下に“1”右に“R”の刻印がありました。単4の絶縁リング(写真右)には内周部に欠けがありそれを下にした状態で上に“11”下に“6”の刻印がありました。
マイナス極のガス抜き穴は4つ穴タイプとなっていました。

★関連記事
NAFCO 良品得価 アルカリ乾電池
→本記事で紹介した前身に当たる単3アルカリ電池を紹介した記事。更に前のデザインとなる単4アルカリ電池の比較を交えて紹介。

maxell ダイナミック アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6(W) / LR03(W) その2

今回はマクセルが一部ルートで供給を続けているアルカリ電池“ダイナミック”を紹介します。ダイナミックはマクセルの主力アルカリ電池“ボルテージ”の前身に当たるブランドで、4年前の本ブログで存在を確認し驚いたものでした。
前回本ブログで取り上げて4年、見慣れたデザインはそのままに使用推奨期限が5年から10年へと進化を果たしています。

 

パッケージ。これは関東近郊でスーパーマーケットなどを展開している“Olympic”で入手したもの。マクセルとOlympicのダブルネームで実質、同社PB品の位置付けで販売されています。
キャッチコピーは『長持ちタフパワー』。単3・20本の型番が「LR6(W) 10P×2 OSC」、単4・20本の型番が「LR03(W) 10P×2 OSC」となっています。バーコードの事業者名は“マクセルホールディングス(4902580)”となっていました。

電池の外観です。見慣れたこのデザインはお馴染みですね。一部では“ボルテージ”とデザインが混同しやすいと不評のようですが。4年前のモデルと比べるとJISマークが無くなっています。
社名表記は“マクセル株式会社 お客様ご相談センター”となっており、現行商品であることが伺えます。一時期は本当に現行品なのかと疑われた事もありましたが、これで現行品であることが証明されたのでは無いでしょうか。

プラス・マイナス側です。マイナス極の絶縁リングは「」です。使用推奨期限は単3、単4共に「10-2027」でパッケージには使用推奨期限10年との記載がありましたから、2017年10月製造の電池であると推測されます。
なお、単3のマイナス極底板は以前本ブログで紹介したマクセルのGDシリーズと同様にマクセル自社製独特の“”形状では無く、平らなものになっています。

外装ラベルを剥がしてみました。単4には“170912 02:47”という製造日と時刻らしき印字が確認できましたが、単3は今回無印字でした。もう1本外装ラベルを剥がして確認してみるも、やはり印字や刻印の類は見られませんでした。

 

 

絶縁リングの拡大です。黒い絶縁リングで5箇所にある黒い突起が目印。切り欠きは無く真円。突起の1つに印があり、それを上にした状態で単3は上に“22”下に“1”の刻印が、単4は上に“17”下に“1”の刻印がありました。
マイナス極のガス抜き穴は単3・単4共に4つ穴のタイプとなっていました。底板がザラザラなのもポイントです。

 

今日はこれだけでは終わりません。今回はマイナス極底板が“”になっている単3電池も同時購入して、徹底比較してみようかと思います。
今回同時購入したのは使用推奨期限「07-2027」で(写真下2本)、2017年7月製造ロットと思われるもの。店頭で探した中でマイナス極底板が“”になっている一番新しいロットがこれでした。社名表記がまだ“日立マクセル お客様ご相談センター”になっているのがわかると思います。

まずはマイナス側のミゾです。“◎”の方が溝が深く、外装ラベルが食い込んでいることがわかります。これはマクセル自社製単3アルカリ電池のちょっとした特徴でした。

次にマイナス極底板と絶縁リングです。底板は…、全く異なりますね。◎とザラザラ、ガス抜き穴が4つなのは同じですが穴のタイプが違っています。絶縁リングも全く異なっており、共通なのは黒いということだけでサイズが一回り近く違います。◎に付いていた絶縁リングをザラザラの方に付けるという意味のないことをしてみましたが、見事にハマりませんでした。

最後にプラス極。微妙に外周突起の直径が異なっています。ちなみに左が◎で、直径が大きい。両者とも何故か無印字の個体であったため、印字の比較は出来ませんでした。

 

 

以上のことから、2つの電池は違う工場で作られているという実証は出来ました。しかし腑に落ちない点はパッケージやシュリンクはどちらともかつてのマクセルの包装と同じことです。
某工場に電池だけ作らせて、包装・パッケージングはマクセルで行っているのかも。もしくは絶縁リングも黒仕様にしてしまうほどの念の入れようなので某工場にマクセル専用ラインを入れて包装設備も移設しているのかもしれませんね。

★関連記事
maxell ダイナミック アルカリ乾電池 LR6(W)/LR03(W)
→本記事と同様にマクセルのアルカリ電池“ダイナミック”を紹介した記事。この頃は使用推奨期限5年で、JISマークの表記もあったためマクセル自社製であることがひと目でわかった。この頃はよかった…。

maxell アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6(GD) / LR03(GD)
→本記事の電池とマイナス極に同じ特徴を持った電池を紹介。ダイナミックよりも更に下のグレードに位置づけられるアルカリ電池。

PAIRDEER MANGANESE マンガン乾電池 単3形/単4形

今回も前回に引き続き、100円均一ショップ“キャンドゥ”にて販売が開始された“PAIRDEER”ブランドの今度はマンガン電池を紹介します。
PAIRDEERとは中国の電池メーカー“Zhongyin (Ningbo) Battery Co., Ltd.”によるブランド。マンガン電池は同じく100円均一ショップであるセリア同ブランドによるマンガン電池が発売されていますが、今回のキャンドゥでの取扱い開始はそれに次ぐものであります。

 

パッケージです。単3・単4電池7本パックでの展開。商品名は単3が「NO.19380 マンガン乾電池 単3 7P」で、単4が「NO.19381 マンガン乾電池 単4 7P」となっています。
販売元は“株式会社キャンドゥ”となっており、バーコードの事業者名も同社のもの(4521006)となっています。アルカリ電池と同様に“PAIRDEER”のロゴも見られるパッケージです。デザインも水色になった以外は同じと言っていいでしょう。

電池の外観。水色のデザインでらしくなかったアルカリ電池とは打って変わって、黒いデザインで一気にマンガン電池っぽくなったのが大きな特徴です。
外観こそ黒いものですが、電池は“R6”・“R03”のみの記載でありランクは不明です。パッケージにも特に記載はありません。社名表記(販売元)はパッケージと同じく、“株式会社キャンドゥ”。原産国はMADE IN CHINA中国製となっています。

プラス・マイナス側。特に絶縁リングは見られません。使用推奨期限は単3、単4共に「10-2020」となっていて時期的に3年期限の2017年10月製造の電池と思われます。普通国内メーカーの単3・単4マンガン電池と言えば2年期限であることが多いですが、3年期限というのは珍しいかもしれません。JIS基準ではなくIEC基準なのでしょうか?

 

外装を剥がしてみました。外装はビニール外装。外装を剥がしたら底板がポロッと取れました。以前、セリアの同じくPAIRDEERブランドである単4マンガン電池の外装を剥がしたことがありました。その時はラベルの下にビニール外装が施してある手の込んだものでしたが、今回のものはそこまでではないみたいですね。

 

マンガン電池ではプラス側が封止側となりますので、プラス端子を見てみましょう。突起の根本上下に2つのガス抜き穴が見えます。プラス端子は外装缶で固定されており、取ることは出来ませんでした。
電池本体には特にロット番号などの印字は見られませんでした。マンガン電池はアルカリ電池とは違い、このように刻印が無いのが一般的です。

最後に今回発売された“PAIRDEER”ブランドのアルカリ電池とマンガン電池を並べてみました。これを見るとデザインが同じで揃っていることがわかりますね。文言と色が違うぐらい。
こういうお揃いなデザインが電池コレクターにとっては嬉しいんですよ。

 

 

★関連記事
PAIRDEER ALKALINE アルカリ乾電池 単3形/単4形
→前回の記事。本記事で取り上げたマンガン電池と同時で発売されたキャンドゥ販売“PAIRDEER”ブランドの単3・単4アルカリ電池を紹介した記事。

PAIRDEER ALKALINE アルカリ乾電池 単3形/単4形

今回は100円均一ショップ“キャンドゥ”に現れた“PAIRDEER”ブランドのアルカリ電池を紹介します。PAIRDEERは中国の電池メーカー“Zhongyin (Ningbo) Battery Co., Ltd.”によるブランドで同じく100円均一ショップのセリアで同ブランドのアルカリ電池マンガン電池が、ダイソーにも“ALKALINE new”という名称で同社製アルカリ電池が供給されており、遂にキャンドゥにもPAIRDEER製アルカリ電池が満を持して登場しました。

パッケージです。今や昨今の100円均一ショップ界隈でお馴染みとなった単3・単4電池5本パックのみの展開。商品名は単3が「NO.19378 アルカリ乾電池 単3 5P」で、単4が「NO.19379 アルカリ乾電池 単4 5P」となっています。
販売元は“株式会社キャンドゥ”となっており、バーコードの事業者名も同社のもの(4521006)となっています。パッケージにも“PAIRDEER”のロゴが見られます。

電池の外観。水色が特徴的で爽やかなデザイン。一般的なアルカリ電池のデザインとは程遠い印象はありますが、青系のデザインが大好きなワタシにとっては大好物です。
“PAIRDEER”のロゴは表面ではなく、その下の極性表記の間に記載されていて割りと控えめです。セリアよりかは大きいですが。社名表記(販売元)はパッケージと同じく、“株式会社キャンドゥ”。原産国はMADE IN CHINA中国製です。

プラス・マイナス側です。マイナス極の絶縁リングは「」。
使用推奨期限は単3、単4共に「10-2022」となっていました。時期的に5年期限と推測、それぞれ2017年10月製造の電池であると思われます。

 

 

外装ラベルを剥がしてみました。単3には“GDNH08 281128”の、単4には“FDNH01 231743”のレーザー刻印と思われるロット番号の印字があります。

 

 

最後に絶縁リングの拡大です。切り欠きを下にした状態で上に数字が刻印されているタイプです。薄い赤色の絶縁リングで、単3には「13」の刻印が、単4にはお馴染みの「双 33 鹿」の刻印がありました。これはもしかしたら「双鹿」刻印が絶縁リング上から消えていく前触れなのかもしれません。
なお、マイナス極のガス抜き穴は単3、単4共に一般的な2つ穴タイプでした。

maxell アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6(GD) / LR03(GD)

今回は一部ルートで流通している、マクセルの低価格アルカリ電池を紹介します。この電池についてはかつて本ブログで紹介したことはありますが、今回とある変更点が見られたため、改めて紹介してみたいと思います。
この電池は特にブランド名は無く“maxell アルカリ乾電池”と書いてあるのみですが、本ブログでは利便上の理由で、型番から“GDシリーズ”と呼んでいます。

 

今回はドラッグストアのマツモトキヨシで単3と単4の8本パックを入手しました。マツモトキヨシでは同社のPBである“MK CUSTOMER”製品としてGDシリーズが販売されています。
キャッチコピーは“長持ちパワー”。日本製を売りとしており、パッケージには社名表記などはありませんがバーコードの事業者名は“マクセルホールディングス(4902580)”となっています。同社は日立マクセルが2017年10月1日に社名変更したものです。

電池の外観。デザインは金色が印象的なデザイン。アルカリ電池らしいお馴染みのデザインです。社名は“マクセル株式会社 お客様ご相談センター”となっています。同社はマクセルホールディングス傘下の事業会社で電池事業を始めとする実事業はマクセルが行っています。
かつてのものにはJISマーク表記があったものもありましたが、現在はありません。生産国はMADE IN JAPAN日本製です。

プラス・マイナス側です。マイナス極の絶縁リングは「」。電池マニアの皆さん、これを見て何か気づくことはありませんか?そうです。マクセルの単3アルカリ電池と言えば底板の“”がおなじみでしたが、平らで底板ザラザラのまるでFDK製のような底板に変わっています。
使用推奨期限は単3、単4共に「10-2022」で5年期限と推測すると、共に2017年10月製造の電池であると思われます。

ここは外装ラベルを剥がさないとダメですね…。ということで剥がしてみました。単4にはマイナス極側に“171011 19:10”という製造日と時刻らしき印字が、単3にはプラス極側に“17070120”というロット番号らしき印字がありました。
あれれ?この印字パターン、前回の“くらし良好”アルカリ電池と全く同じだぞ。何か見てはいけない瞬間を見てしまったような気がします。これ…まさか、静岡県湖西市で作られてry。

もう答えは出てしまったような感じがしますが、念のため底板が“”だった頃の外装ラベルも剥がしてみました。今回は該当のGDシリーズが見つからなかったため、相当品と思われるロイヤルパーツ“LR6 / LR03(SR)”です。この個体では単3でプラス側に“FELKI”の印字が、単4も同じくプラス側に“FELA4”の印字があるものでした。ガス抜き穴は単3が4つ穴タイプ、単4は間の封止材?のようなものでガス抜き穴は確認できませんでした。

元に戻って、最後は絶縁リングです。黒い絶縁リングで5箇所にある突起が目印です。切り欠きは無く真円。こちらは“くらし良好”アルカリ電池のものとは異なっています。切り欠きの1つに印があり、それを上にした状態で単3は上に“19”下に“1”の刻印が、単4は上に“23”下に“1”の印字がありました。
マイナス極のガス抜き穴は単3・単4共に4つ穴のタイプとなっています。

★関連記事
maxell アルカリ乾電池(GDシリーズ)
→本ブログで一番最初にGDシリーズを紹介した記事。ブログ草創期の記事のため文章は短め。

くらし良好 国産アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6(8S)COPRO1 / LR03(8S)COPRO1

今回は“オール日本スーパーマーケット協会(AJS)”に加盟しているスーパーなどで販売されている“くらし良好”のアルカリ電池を紹介します。
かつては“生活良好”というブランドであり、この時代のアルカリ電池は本ブログでも紹介したことがあります。しかし「生活」を“くらし”と読ませるのはさすがに厳しかったのか、誤読防止として“くらし良好”となったようです。それでもロゴの下には【生活良好】の文字が残されています。

 

パッケージです。単3と単4は8本パックのみの展開。“生活良好”時代の安そう感は払拭され、「国産アルカリ乾電池」と日本製であることを大きくアピールしています。キャッチコピーは『使用推奨期限10年で保存性が高く、液漏れに強い日本製乾電池です。』。供給元はFDK株式会社、販売元はコプロ株式会社となっており、例の軟質系フニャフニャシュリンクからおおよその製造元も見当できてしまいます。

バーコードはパッケージ下部にあります。バーコードの事業者名は“コプロ(4901117)”となっていました。コプロはオール日本スーパーマーケット協会の関連会社で、“くらし良好”ブランド商品を販売を担当する企業です。
バーコードの左端には[AJS共同開発商品]の記載が見えます。

 

電池の外観です。デザインは金色をベースとしたアルカリ電池としては王道デザイン。表面はPBの電池らしくて良いですね。かつてのCO-OPみたいな。『国産アルカリ乾電池』と書いてある部分の背景は金とはまた違う黄土色のような色で細かいです。
パッケージと同じように販売元はコプロ株式会社、供給元はFDK株式会社となっていて、問い合わせ先はコプロのものになっています。生産国はキャッチコピー通りの“日本製”。

プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。この特徴を持つ日本製ということなので、FDK鷲津工場(旧・FDKエナジー)であると推測されます。
単3の使用推奨期限が「10-2027」、単4が「07-2027」となっており、電池本体には“使用推奨期限10年”の記載がありますから、それぞれ2017年10月、7月製造の電池であると思われます。

 

なお、かつて本ブログで紹介した“生活良好”時代の単3と単4アルカリ電池はインドネシア製使用推奨期限は5年でした。現世代では日本製使用推奨期限10年に変更されていますから、事実上のスペックアップが図られていることがわかります。同じような例としてアピタやピアゴなどで流通している“StyleONE”ブランドのアルカリ電池があり、こちらも単3と単4が旧世代はインドネシア製でしたが、現世代では日本製に変更されています。ただし、使用推奨期限は5年のままではありますが…。

FDK製造の電池としては珍しく、外装ラベルを剥がしてみました。単4にはマイナス極側に“170724 15:51”という製造日と時刻らしき印字がそのままに、単3には文字が曲がってて読みにくいですがプラス極側に“17100620”と読めるロット番号の印字がありました。両者、見事に傾向の違う印字です。製造ラインが違ったりするのでしょうか?それとも時期?
ちなみに中国製とは違う外装缶はピカピカでとてもキレイです。

最後は絶縁リングの拡大です。濃い緑の絶縁リングで、単3は切り欠きを上にした状態で下に“34”右に“R”の刻印がありました、単4の方は切り欠きを上にした状態で下に“L20”の刻印のみありました。文字が表示されている面(裏側)が梨地でザラザラなのも特徴でしょう。
ちなみにマイナス極のガス抜き穴は4つ穴タイプ。FDK製の単3・単4アルカリ電池ではお馴染みの底板ザラザラも健在です。

余談ですがこの電池、千葉ではとても入手しにくい電池だったりします。一部のサミットストアで入手できるのみ。AJSにはヤックスこと千葉薬品も加盟していますが、ヤックスはVアルカリ乾電池 UPPERがメインで10本パックも兼松のアルカリ電池が扱われているのみです。

★関連記事
生活良好 アルカリ乾電池
→本記事の前世代と思われるアルカリ電池を紹介した記事。“生活良好”時代のもので、この頃はインドネシア製で使用推奨期限は5年だった。オマケで1997年頃の“生活良好”アルカリ電池の単3も紹介している。

生活良好(くらしりょうこう) NEO SUPER 超高性能/単2形 SUM-2(NS)
→1996年頃と思われる“生活良好”ブランドの単2マンガン電池を紹介した記事。

ABC Super POWER SUM-2G

何だか、懐かしい電池が出てきたので紹介します。これはインドネシアの電池メーカー“PT. International Chemical Industry(通称:ICI)”が製造する「ABC」というブランドのマンガン電池(単2)です。
日本では“アルファ・インダストリーズ”という企業を通じて発売されていたことがあり、ダイソーなどでも流通していたことがあったので見たことがある方もいるのではないでしょうか。

 

電池の外観です。輸入元は“アルファ・インダストリーズ(株)”となっています。住所は大阪市中央区本町となっていますが、郵便番号が3ケタなのが印象的です。この頃は既に7ケタ郵便番号になってたと思うのですが…。
注意書きの誤字などは見られないのですが、文字が小さい系なので、若干読みにくいかもしれません。比較的後期のものであるせいか文量は多め。

プラス・マイナス側。プラス極の絶縁リングは懐かしの「」。使用推奨期限は「12-2009」。3年期限と推測すると、2006年12月製造の電池であると思われます。
デザインは昔の黒マンガンっぽくて素晴らしいデザインです。ちなみにインドネシアではこのデザインの電池が現在でも売られています。どれ位このデザインだったのでしょうね。生産国はもちろん“MADE IN INDONESIA”でインドネシア製

 

 

 

 

これがダイソーで出回っていた時代のパッケージです。いわゆる「ダイソーの縦書きマンガン」とか「仏陀のマンガン」と呼ばれていた、大創産業のマンガン電池の前身モデルであり写真の単1電池3本パックではJANコードも一致しています。
しかし、“ABC”ブランドとして流通していたのは単1と単2モデルのみであり、何故か単3は販売されていませんでした。単3の登場は縦書きへデザインチェンジするまで待つことになります。

★関連記事
大創産業 マンガン乾電池 R20PU/R14PU/R6PU
→本記事“ABC”ブランドマンガン電池の後継として発売された、縦書きデザインが印象的なマンガン電池を紹介した記事。

大創産業 マンガン乾電池 R20PU/R14PU
→上記の縦書きデザインなマンガン電池のその後。単1が3本から2本へ減らされ、単2が4本から3本になり単3がラインナップから消えた。現在は販売終了している。

ABC NEW Alkaline MILLENNIUM POWER LR6
→本記事と同様にアルファ・インダストリーズが発売した“ABC”ブランドのアルカリ電池を紹介した記事。単3・4本パック。

モノタロウ アルカリ乾電池 単3形/単4形

今回は個性的なコマーシャルでも有名な事業者向け通販サイト“モノタロウ”のアルカリ電池を紹介します。 店頭売りはされていない電池ですが、かなり知名度は高い電池と思われ、どこかしらで見たことがあるのではないでしょうか。件のコマーシャルにもちょこっとだけ出演していますよ。
デザインは他のアルカリ電池では類を見ない紅白。目立ちますよね。

 

モノタロウはかつて社名と同じ“MototaRO”をブランドとして名乗っていましたが、認知度を高める目的から2013年10月に“モノタロウ”とカタカナのブランド表記に変更。アルカリ電池もデザインはそのままに“MotonaRO”から“モノタロウ”へひっそりと変更されています。

 

パッケージです。この電池は店頭などで販売されていない電池となっているのですが、再販を意識しているのかJANコードが印刷されていました。バーコードの事業者名は“MonotaRO(458233308)”となっています。

 

 

電池の外観。上部の“”と下部の“”が遠くからでも目立つデザインです。まるでアルカリ電池には見えません。とは言っても、マンガン電池にも見えないので個人的には良いカラーリングだと思います。
注意書きは一般的なもので誤字は無し。社名表記は“株式会社MonotaRO”となっており、原産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。

プラス・マイナス側です。マイナス極の絶縁リングは「」。現在、赤い色の絶縁リングを使用しているアルカリ電池は少なくなってきているので、ある程度特定できそうな感じではあります。
使用推奨期限は単3、単4共に「02-2022」となっていました。時期的に5年期限と推測、2017年2月製造の電池であると思われます。使用推奨期限の表示は下部の赤い部分に印字すると見えにくくなるためか、上部の白い部分に印字されています。

外装ラベルを剥がしてみました。単3には“EDYH 07 131411”の、単4には“FDZH06 251317”のレーザー刻印と思われるロット番号の印字がありました。
上6ケタ・下6ケタのパターンは単3と単4で同じですが、字体が違っているように見えます。

 

絶縁リングの拡大。赤い絶縁リングで、切り欠きを下にした状態で上に数字が刻印されているタイプです。単4(写真右)には「双 8 鹿」の刻印がありましたので、“PAIRDEER”ブランドで知られる“Zhongyin (Ningbo) Battery Co., Ltd.”製であると推測されます。単3は単純に「81」だけの刻印になっていました。双鹿刻印の無い単3はセリアで売られている“PAIRDEER”ブランドのアルカリ電池でも見られたので、製造ライン違いなのかもしれません。

最後にマイナス極のガス抜き穴も見てみましたが、一般的な2つ穴のタイプとなっていました。

ビックカメラ コジマ アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6(BKN) / LR03(BKN)

今回は家電量販店“ビックカメラ”および“コジマ”で販売されているプライベートブランドのアルカリ電池を紹介します。 実はこの電池、本ブログでも以前紹介したことがある電池なのですが、パッケージが新しくなっていたこと、コジマのロゴが現行になっているということで再度紹介してみたいと思います。
デザインはあの頃から変わっていない、のものです。

 

4本ブリスターパックのパッケージです。以前のものはパッケージに値段が印刷されており、全体的にも安そうに見えるデザインでしたが、新デザインのものではシンプルに徹したデザインとなっています。その一方で後付な「おすすめ品」というシールが貼られています。シンプルなのか目立ちたいのかわかりません。
長持ちハイパワー!!』というキャッチコピーは前パッケージのものをそのまま受け継いでいます。

パッケージ裏です。裏面のキャッチコピーは『長寿命&強力パワーのアルカリ乾電池』。販売者は“株式会社ビックカメラ”・“株式会社コジマ”の2社、供給元は“東芝ライフスタイル株式会社”となっています。問い合わせ先は東芝生活家電ご相談センターの電話番号で、バーコードの事業者名も“東芝ライフスタイル(4904530)”のものになっています。

 

電池の外観です。見た目ではあまり変わっていなかった様に見えたこの電池ですが、かつての「LR6(BK)/LR03(BK)」という型番から「LR6(BKN)/LR03(BKN)」という“N”が付いた型番に変更されていました。生産国は中国製
社名表記はパッケージと同じく、販売者“株式会社ビックカメラ”・“株式会社コジマ”、供給元は“東芝ライフスタイル株式会社”となっています。

プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。使用推奨期限は単3が「03-2022」、単4が「02-2022」となっていました。パッケージには“使用推奨期限5年”の記載がありましたから、それぞれ2017年3月、2017年2月製造の電池であると思われます。

 

外装ラベルを剥がしてみました。単3には“D0402703”の、単4には“A1112619”のロット番号らしき印字がありました。このアルファベット1文字から始まる8ケタのロット番号は武田コーポレーションの“EXPOWER”などで見られるもので、最近出回っている中国製の東芝「アルカリ1」も同じ特徴を持っています。

 

最後に絶縁リングの拡大です。薄緑の絶縁リングで、切り欠きを左にした状態で上下に2ケタの数字とアルファベットが記載されているタイプ。写真のものでは単3は上に「G6」、下に「30」、単4は上に「G7」、下に「33」の刻印がありました。これは中国製の「アルカリ1」と同じ特徴であり、同一の製造元であると推測されます。 なお、マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプでした。

★関連記事
【中国製】TOSHIBA アルカリ1 アルカリ乾電池 単3形 LR6AG 12MP
→本記事では中国製の「アルカリ1」と称した、最近店頭で多く出回っている中国製の東芝ライフスタイル「アルカリ1」の単3を紹介した記事。本記事でも書いた通り構造が酷似している。