月別アーカイブ: 2014年1月

NEC乾電池 NEO SUPER R6P/NN(SUM-3/NN)

R6P(NN)_1今は亡き“日本電気ホームエレクトロニクス”の単3マンガン電池。同社は親会社であった日本電気(NEC)のラジオ事業部が独立、“新日本電気”として設立され、1983年に同社名となった。社名は“日本電気ホームエレクトロニクス”であるが、公式には「NECホームエレクトロニクス」、「NEHE」、ユーザーの間では「NEC-HE」の略称も使われた。
ゲーム機などの不振で2000年に解散、事業は“NECライティング”や“NECディスプレイソリューションズ”などに受け継がれている。

R6P(NN)_2電池が1本しか無いので、例の如く合成で。NECのマンガン電池には赤マンガン相当の“SUPER”と黒マンガン相当の“NEO SUPER”が存在、これは三洋電機とデュラセル・バッテリージャパンがマロリーブランドとして発売していたマンガン電池のブランド名と共通するが、両者がかつて提携関係(三洋デュラセル)であったことから、繋がりがあったと思われるが、NECに関しては同じブランドでも特に関係は無かったようである。

電池は当時主流であった補償付きのもので“2年補償”となっている。宛先は『日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 電化事業部』。

R6P(NN)_3電池本体にはJISマークがあり、「C8501 T-T」と記載されているため、この電池は東芝電池の高崎工場製(現・FDKトワイセル)であると思われる。
このJISマーク上には“NEC Home Electronics, Ltd.”と、日本電気ホームエレクトロニクスの英社名が書かれている。

 

R6P(NN)_4プラス・マイナス側。プラス極の絶縁リングは「」。マイナス極は酸化して黒ずんでいて写真では見にくいかもしれないが、「89-05」と書いてあり、1989年5月製造と思われる。

 

 

R6P(NN)_6

NECホームエレクトロニクスの「セールス用カタログ“’91秋号”」より。カタログには電池も掲載されており、価格も記載されているため販売はされていたようである。ただ、発売されているのを見たことが無いため、シャープの「GI」や「GII」などと同じように実質付属品としてしか流通されていなかったというパターンかもしれません。

R6P(NN)_5自分がこの電池を初めて見たのは1990年に発売された携帯ゲーム機“PCエンジンGT”に付属していた動作確認用の電池で、このゲーム機は当時珍しいTFTカラー液晶を採用、単3電池6本(9V)を使用し、アルカリ電池でも2~3時間程しか持たない電池喰いであった。
それ故、付属のマンガン電池では30分~1時間しか持たず、本当に動作確認用のモニター電池だった。

SONY アルカリ乾電池 STAMINA EX LR6(SG)/LR03(SG)

LR6(SG)_1ソニーが現行の“STAMINA(スタミナ)”の前に発売していた、“STAMINA EX”が未開封状態で液漏れしていた。シュリンク自体はFDKの電池でお馴染みの軟質系フニャフニャシュリンク。

 

 

 

LR6(SG)_2あまり表面からは液漏れしているような印象を受けないが、裏返すとご覧の通り。モロ液漏れしてますね。

 

 

 

LR6(SG)_3マイナス側。左1本は無事で、右3本が液に侵されている印象を受けます。

 

 

 

LR6(SG)_7使用推奨期限は「10-2009」でとっくに期限が切れており、メーカー保証外なので自己分析してみた。上記液に侵されていた3本のマイナス極のラベルと絶縁リングを外してみると、2本のマイナス極はキレイだったが(写真上2本)、1本のみが腐食(写真下1本)。なので、この電池のみが液漏れ、この電池から液が他の2本に伝染したと思われる。

 

LR6(SG)_5ちなみにこの電池は写真の様なお買得20本パックに入っていた未開封の4本でした(4本パック×5で20本)。
箱には堂々と“液もれWガード”と書いてあります。

 

 

 

LR6(SG)_6箱には『液もれの原因となる電池内部のガス発生を抑えた液もれ防止構造!』と書いてあり、
(1)集電ピンのコーティング改良
(2)負極添加剤の改良
の2点が液もれ防止の改良点であることが記載されています。

 

LR6(SG)_8液漏れは置いといて、電池の外観を。現行STAMINAの「緑」デザインとは対照的な「」ベースのデザインで結構お堅いデザインである印象を受ける。
ちなみにこの電池はダイエーのセービングブランドの後期アルカリ電池がそっくりなデザインを採用していました。

 

 

LR6(SG)_9ちなみに単3の使用推奨期限が「10-2009」で期限は切れているが、単4は「05-2014」でまだ期限は切れておらず、こちらの方が新しいと思われる。
古い単3は記載してあるソニーの住所が“品川区北品川”の旧所在地であるのに対し、新しい単4は住所が現所在地の“港区港南(ソニーシティ)”になっていた。

 

LR6(SG)_10プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」、なおかつ日本製であることから、FDKエナジー製であると推測される。

SUNRISE EXTRA HEAVY DUTY size AA R6U(S)

R6U(S)_1今回は“朝日乾電池”による「SUNRISE」ブランドの黒マンガン電池(単3)を紹介します。朝日乾電池は老舗の電池メーカーで松下電器産業(現・パナソニック)の子会社となり、組み込み(OEM)向の電池メーカーとして存在していましたが、いつの日かパナソニック エナジー社(現・パナソニックAIS社)に吸収されたようで、現在このメーカーの電池を見ることはありません。

 

R6U(S)_2この電池は大分前にリサイクルショップで入手したもので、普段見ない朝日乾電池の電池であったので大量買いした記憶があります。購入時は写真のような4本入りシュリンクパックで入手。やはり、OEM向けのものだったのでしょう。バーコードラベルは一切付いていませんでした。
ちなみにこの電池のシュリンクはほぼロゴ面が正面に向いており、さすが日本製という印象を受けます。

R6U(S)_3電池の正面と裏側の注意書き部分。名義は“朝日乾電池株式会社”で日本製。OEM向けで海外に輸出されることを想定してか、日本語と英語での注意書きが記載されています。
当時の朝日乾電池のホームページによると、黒マンガン相当の「EXTRA HEAVY DUTY()」、赤マンガン相当の「HEAVY DUTY()」、青マンガン相当の「GENERAL PURPOSE()」が存在していたようです。

R6U(S)_4使用推奨期限の印字。この特徴あるレーザー刻印は“National”ブランド日本製の“ネオ黒”にそっくりです。資本関係から見てもこれはパナソニック製であると考えるのが妥当でしょう。
ちなみに刻印は「08-07」。本体には“EXPIRY CODE”で使用推奨期限を意味し、“(MONTH-YEAR)”で(月-年)を表すので、使用推奨期限は2007年8月であろう。製造は2005年8月と推測。

 

R6U(S)_5ただ、使用推奨期限「06-2005」の日本製“ネオ黒”と比較してみると、プラス極の絶縁リングが朝日乾電池が「」なのに対し、ナショナルは「」であるなど若干構造は異なります。使用推奨期限の印字も年表記が異なるので、“ネオ黒”などとの製造ラインとは別だったのかもしれません。

 

R6U(S)_6よく見てみると、注意書きの文面が全く同じで、字体(フォント)も全く同じものを使用していますね。

RCA Manganese Battery SIZE AAA R03 1.5V

RCA_1アメリカの電機メーカーであったことで知られる“RCA”のマンガン電池。RCAとは“Radio Corporation of America”の略であり、GEから分離、AT&Tと共同で設立された背景を持つ。
写真の電池の「RCA」ロゴは日本においてもRCAレコードにおいて使われていたロゴのため、馴染み深い人もいるだろう(後にRCAレコードは紆余曲折あり、BMG JAPANになり、ソニーミュージック傘下のアリオラジャパンとなった)。

 

現在、RCAの商標権を持っているのはフランスの電機メーカーである“テクニカラー(旧・トムソン)”であり、同社がRCAブランドの使用権を他メーカーにライセンスするという形になっており、“RCA”というメーカーは実質上存在しない。

RCA_6RCAが独立企業として存在していた時は様々な功績を残しており、テレビなどにおいて有名であった“RCA端子”を提唱、真空管などの電子管メーカーとしても有名で、その流れから半導体事業も手がけ、CMOS標準ロジックIC“4000シリーズ”を生み出した企業としても知られる。
写真はRCAオリジナルのCD4000シリーズ。上から“CD4001BE”、“CD4013BE”、“CD40175BF(軍事・医療用途向のセラミックパッケージ仕様)”となっている。

RCA_2電池の外観。「(C)2000 Thomson Consumer Electronics, inc.」と記載してあるので、2000年頃の電池だろうか。“Thomson(トムソン)”と書いてあるので、同社が発売した“RCA”ブランドのテレビやビデオのリモコン付属として付いてきた電池であろうと推測。
注意書きは「Caution: Do not recharge. Do not dispose of in fire or improperly insert.」と記載してあるのみ。

 

RCA_3この電池はインドネシア製。所有している電池で似ているものを探してみると、“P.T. Matsushita Gobel Battery Industry”表記のパナソニックのOEM向けマンガン電池と似ていた。なお、同社はパナソニックのインドネシア現地法人であり、現在は“PT. Panasonic Gobel Energy Indonesia”という社名となっている。

 

RCA_4プラス極。どちらとも絶縁リングは「」で突起形状も似ている。なお、この電池は金属外装である。

 

 

 

RCA_5マイナス極。こちらも刻印を含め、よく似ている。パナソニックの方の刻印は「05-05」。本体には“製造符号(年-月)”と記載されているので2005年5月製造であると思われる。一方、RCAの方は「11-03」と書かれている。これは2011年3月と推測されるが、電池本体に表記されていないので、この刻印が何を表すものかは不明。パナソニック側と同じであれば、製造日と推測できそうですが。

水銀0使用 アルカリ乾電池 単3形 LR6/1.5V

LR6_1東京電池貿易”というメーカーが発売していたアルカリ電池。以前、ホームセンターのジョイフル本田で売られていた電池と記憶。
金、というよりもちょっと黄色味がかかった金というべきだろうか、に青と赤のデザインが特徴的な電池である。見た目によっては安物にも見えそう(現に安かったのですが)。ラインナップとしては単3と単4の4本入り、単1と単2が2本入りであったと記憶している。

 

LR6_24本入りシュリンクパックのうち2本を使ったかけら。シュリンクには最初からバーコードは付いていなかった。

 

 

 

LR6_3電池の注意書き部分。注意書き自体は誤字があるわけでもなく、至って普通。生産国は「中国製」(原文ママ)。会社名は“発売元:東京電池貿易(株)”と書いてあるのみで住所や問い合わせ先は一切書かれていない。

 

 

LR6_4プラス・マイナス側。マイナス極は「◎」。使用推奨期限は「09-2008A」と記載、恐らく2006年9月製造か。マイナス極が「◎」の中国製と言えば“555”ブランドで知られるGUANGZHOU TIGER HEAD BATTERY GROUP製の電池がおなじみですが、同社製の使用推奨期限は白印字であり、この電池は黒印字なので同社製では無いと思われます。

 

LR6_5むしろ、この電池のマイナス極は韓国の電池メーカー“ロケット”製の電池の構造にそっくりなのである。左が東京電池貿易製、中が三菱電機ホーム機器の韓国製(LR6(R))、右がロケット製のMEGACELLである。
外装ラベルを剥いでみましたが、ロケット製の特徴であるロット番号の印字はありませんでした。

 

LR6_6更に追求して、ガス抜き穴を比較してみる。東京電池貿易製のものはマイナスの底板に小さい穴しか見えないが、三菱電機ホーム機器の韓国製はガス抜き穴が大きい。それでも、マイナス極の特徴はロケット製に似ている。

 

 
・東京電池貿易の正体?
この電池を発売している“東京電池貿易株式会社”とは何者なのだろう。ちょっと調べてみると面白いことがわかった。まず、この会社名で検索すると“東京都千代田区飯田橋”の住所に行き渡る。これは2011年頃にロケットのホームページに掲載されていた、ロケットの東京オフィスの住所に一致する。更に検索してみると…、
LR6_7東京カオスコレクション(TCC)なるブログの管理人がまとめているグーグルマップでは、やはり千代田区のアイビービルなるビルの3階に
株式会社ロケット電気/東京事業所
東京電池貿易株式会社
という表記があり、これはただの偶然といえるだろうか?

 

 
これは筆者の単なる妄想にしか過ぎないが、何らかの理由により“ロケット”の会社名が使えなくなり、ロケットの名を隠すために作ったペーパーカンパニーが“東京電池貿易”だったのでは無いのでしょうか。

LR6_8・追記(2014/1/14)
この記事を書いた後で盛大に液漏れしたこの電池の単4を発見。やはり、記憶通りホームセンター“ジョイフル本田”で入手したもので95円であったようですね。ここらへんはロケットを色濃く引き継いでいると言えるでしょうか。
ちなみに使用推奨期限は液もれで印字が落ちており、判別不可能だった。

FUNAI HIGH POWER R6M UM3 1.5V

FUNAI_1レア?な船井電機のマンガン電池。恐らく、“FUNAI”ブランドのテレビとかビデオのリモコンの付属品…、とにかく組み込み向なのはほぼ間違いないでしょう。
以前は船井電機による“FUNAI”ブランドで国内展開もされていたが、現在“FUNAI”ブランドは海外向けで展開、日本では子会社であるDXアンテナによる“DXブロードテック”ブランドで船井電機の製品が発売されている。

 

FUNAI_2電池は1本しか持っていないので、合成なのはカンベン。型番表記は「R6M」となっており、ランクは不明ですが“GENERAL PURPOSE”と書いてあるので青マンガン相当でしょうか。
注意書きは『DO NOT RECHARGE SHORT or DISPOSE in FIRE.(日本語訳:充電やショート、火に投入しないこと)』と書いてあるのみでシンプル、生産国は記載されていない。

 

FUNAI_3電池は金属外装。プラス極の絶縁リングは「」で、一部分(写真上部)に穴が空いている。マイナス極は中心にヘコミがある構造で、写真だと見えにくいかもしれないが、「01 98」と刻印されていた。1998年1月を表すとみられるが、これが製造日を表すのか使用推奨期限を表すのかは電池本体に記載が無いので不明である。

SONY スタミナ STAMINA アルカリ乾電池 LR20(SG)/LR14(SG)/LR6(SG)/LR03(SG)/LR1(SG)

LR20(SG)_1今回はソニー主力のスタンダードアルカリ電池“STAMINA(スタミナ)”を紹介する。このシリーズは使用推奨期限が5年(9V形・単5は2年)であり、スタンダードクラスのアルカリ電池ありながらも、FDK(富士通)で言うところのスタンダードクラス“G PLUS”(現行推奨期限10年)というよりも、エコノミークラス“R SPEC”(現行推奨期限5年)みたいに見えてしまいます。

 

●単1・単2

LR20(SG)_2まずは、単1と単2。ラベルにはこのアルカリ電池の特徴である“液もれWガード”機能や性能がアップされたことが記載されている。なお、この電池のシュリンクパックはFDKOEMでお馴染みの軟質系フニャフニャシュリンク。

 

 

 

LR20(SG)_3パッケージ裏。この面には表に書いてあった性能アップの詳しい条件や、CO2がダウンしたことの注釈が細かく記されている。「使用推奨期限5年」と記載、ソニーのアルカリ電池には裏面に使用推奨期限が書いてあり、親切。
バーコードのベンダーはソニーではなく、ソニーエナジー・デバイス(4901660)のものであった。

 

LR20(SG)_4電池の外観。緑ベースの金のデザインは特徴的で、CO2削減や水銀0使用などエコを意識したマーケティングを行っていることから、電池も「緑」を全面に出したデザインになったのであろうと予測される。
なお、写真の単1と単2は日本製となっています。

 

 

LR20(SG)_5プラス・マイナス側。マイナス極はFDK製でお馴染みの“逆装填防止機能”を備えたものであるため、これはFDKエナジー製であると推測される。
ちなみに、今回入手した電池の使用推奨期限は単1・単2共に「11-2018」で2013年11月製造だった。

 

●単3・単4

LR20(SG)_6次は単3と単4。単3の方は「60%性能アップ」、単4の方はパーセンテージは書かれていないが、「性能アップ」とだけが記載されている。こちらもパッケージには“液もれWガード”機能が備わっていることが記載されている。

 

 

 

LR20(SG)_7パッケージ裏。使用推奨期限は単1や単2と同じく、「5年」。ちなみに、この単3と単4はソニーが発売しているもののみならず、日本流通産業PBブランド「くらしモア」として発売されるなど、一部スーパーマーケットでも見られるようです。

 

 

LR20(SG)_9電池の外観。現行品の単3と単4はインドネシア製になっている。かつては日本製であったようですが、パッケージに「60%性能アップ(単4は性能アップ)」と記載された頃からインドネシア製に移行したようです。

 

 

LR20(SG)_8プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」のものであるため、FDK PT INDONESIA製であると思われる。
今回入手した電池の使用推奨期限は単3が「08-2018」で2013年8月製造、単4が「10-2018」で2013年10月製造のものであった。

 

 

●単5・9V形

LR20(SG)_10最後に単5と9V形を紹介。9V形については以前このブログで紹介した通りパナソニックOEMのタイ製からマレーシア製へ変更、その際に6LR61タイプから6LF22タイプへ変更となっている。その時に9V形のパッケージは紹介しているので、こちらでは単5のパッケージを紹介。単5は「液もれWガード」は搭載していなく、性能アップもしていないようでかなり地味なパッケージとなっています。

 

LR20(SG)_11単5はインドネシア製。これは以前このブログで紹介した通り、FDKの単5アルカリ電池が日本製からインドネシア製に変わったことによる煽りを受けたという形になっています。使用推奨期限は「11-2015」で2013年11月製造。

 

 

LR20(SG)_12最後にフルラインナップを並べてみた。それにしても、単1と単2が日本製で単3と単4がインドネシア製と言うのは、FDKのOEMであるファミリーマートコレクションPBユニーグループのStyleONEに代表されるような低価格路線PB品アルカリ電池のラインナップに見えてしまうのは気のせいでしょうか。

 

 

★関連記事
SONY STAMINA 6LR61(SG)
→本記事で取り上げたソニーの“STAMINA(スタミナ)”の9V型が6LR61タイプから6LF22タイプへ変わったことを紹介した記事。

Hi-Power ALKALiNe アルカリ乾電池 その2

LR6(NF)_1久しぶりにホームセンター“ナフコ”に行ってみると、以前紹介した4本98円で売られている単3と単4のPB品アルカリ電池のシュリンクパックが見慣れた軟質系のフニャフニャシュリンクになっていた。

 

 

 

LR6(NF)_4見てみると、やはり、以前はインドネシア製だったのが日本製に変わっていました。「販売元:株式会社ナフコ 供給元:FDK株式会社」となっているので、FDKエナジー製と思われる。
使用推奨期限は「12-2018」、5年期限と推測され、2013年12月製造という製造して1ヶ月という極めて新鮮な電池でした。

 

LR6(NF)_2前回この電池を取り上げた時はバーコードラベル部分を掲載していなかったので、今回は掲載。バーコードのベンダーはナフコではなくFDK(4976680)であった。

 

 

LR6(NF)_3ちなみに単4はインドネシア製と日本製が混在で売られていた。写真上に乗っているのが日本製でフニャフニャシュリンク、下がインドネシア製で普通のシュリンクパックになっている。
これだけ違うとシュリンクのみで生産国は分かりそうですね。

 

 

LR6(NF)_5単4、日本製とインドネシア製の比較。上2本が日本製下2本がインドネシア製です。単4の日本製は単3の日本製と違い、何故か供給元の表示が無く「販売元:株式会社ナフコ」のみとなっている。一瞬、FDKのOEMから脱する予兆なのか?と思いきや、バーコードのベンダーはFDK。これでは“頭隠して尻隠さず”ではないかw。
なお、インドネシア製のものは「販売元:株式会社ナフコ 供給元:FDK株式会社」と、単3日本製と同じ表記になっている。

LR6(NF)_6使用推奨期限は日本製が「07-2018」(2013年7月製造)、インドネシア製が「10-2018」(2013年10月製造)であり、単4に限っては日本製の方が古く、日本製が新しいロットというわけではないようだ。従って、完全にこの電池の生産国は混在であることが伺える。

 

 

LR6(NF)_7プラス・マイナス側。左から2本づつ、単3日本製単4インドネシア製単4日本製。マイナス極の絶縁リングはどれも「」でFDK製の特徴である。単4のインドネシア製と日本製は若干であるがプラス極の構造が違うように見える。

 

 

★関連記事
Hi-Power ALKALiNe アルカリ乾電池
→今回紹介したナフコPB品のアルカリ電池がまだインドネシア製だった頃のものを紹介した記事。

Panasonic EVOLTA LR6EG/LR03EG

LR6(EG)_1某カメラ店で入手した海外版の乾電池エボルタ。パッケージは以前このブログで紹介した、ベルギー製の「Alkaline Power」に似ている。
単3電池の方にはパッケージ上に『Panasonic’s Longest Lasting Alkaline AA Battery』と書かれているシールが上から貼られており、長持ちをアピールしている。

 

 

LR6(EG)_2パッケージ裏。この面には「Long Lasting +3 Innovations」ということで、3つの特徴が書かれている。
1.EXTRA POWER FORMULA
2.ANTI-LEAK PROTECTION
3.TRIPLE TOUGH COATING
2番目はなんとなく液漏れ防止機能であることがわかるが、他はよくわからない。

LR6(EG)_3パッケージ裏の拡大。「Distributed by: Panasonic Manufacturing Philippines Corp.」と書かれているので、フィリピン向けの電池なのかな?
ちなみに、バーコードは先頭「888」から始まるシンガポールのもの、ベンダーは一応“PANASONIC CORPORATION”となっていた。

 

LR6(EG)_4電池の外観。デザインは日本の乾電池エボルタとほぼ同じ。当たり前ですが、注意書きが英文である以外の違いは見られませんが…。
ちなみに使用推奨期限は単3と単4共に「08-2023」。乾電池エボルタは海外・日本共に10年期限のようで、2013年8月製造であると思われる。

 

 

LR6(EG)_5日本版の乾電池エボルタと比較。上2本が日本向、下2本が海外向。もちろん日本向けのものは注意書きが日本語であるという違いがありますが、もう一つ大きな違いがあり、日本向は日本製であるのに対し、今回入手した海外向はタイ製であることです。
実は乾電池エボルタがパナソニックのタイ現地工場“パナソニック エナジー タイ”で生産を開始することまでは知っていたのですが、実際にタイ製のエボルタは初めて見ましたね…。
現在、日本で売られている乾電池エボルタは日本製を貫き通していますが、タイで乾電池エボルタが製造できる能力があるとなると現在の“パナソニックアルカリ乾電池”のようにタイ製に移行されることも十分あるわけで不安を感じてしまいますね。

 

LR6(EG)_6型番の違い。日本向は「LR6(EJ)」であるが、海外向は「LR6EG」となっている。それぞれ、「水銀0(ゼロ)使用」、「NO MERCURY ADDED」と記載してあり、水銀は含有されていない。
両者ともデザインは同じであるが、タイ製の方が金ピカな外観で日本製の方がくすんでいるように見える。

 

LR6(EG)_7プラス・マイナス側。単3のマイナス極はパナソニックのアルカリ電池でお馴染みの「紫外線硬化樹脂」を採用したものになっている。単4は樹脂や絶縁リングは用いられていないタイプであった。
乾電池エボルタはプラス極の突起が若干低く、機種によっては相性により動作しないという不都合がある。今回入手したタイ製と日本製と比べてみると、プラス極の突起はほぼ同じであるようです(写真左2本)。

LR6(EG)_8単3のマイナス極を更に比較。左がタイ製右が日本製。日本製のマイナス極は平らでツルツルであるが、タイ製はザラザラしている。表面処理の違いだろうか?

Panasonic アルカリボタン電池 4LR44

4lr44p_1ホームセンターで安かったパナソニックの“4LR44”。パナソニックのカタログではこの電池が『在庫限定』になっているので、安くなっていたと思われる。この4LR44は各メーカーが生産を中止し始めており、現在この電池を発売しているのは日立マクセルのみである。
パッケージデザインが現行のものと比べると古い。電池本体には「水銀0使用」などの表記が無いが、この電池には「性能確保のため微量の水銀が含有されている」ことがカタログに記載されている。

 

 

4lr44p_2パッケージ裏。“パナソニック株式会社 エナジー社”名義。使用推奨期限は「02-2015」。カタログによると、アルカリボタン電池の期限は2年だそうなので、2013年2月製造であると思われる。
ちなみにバーコードのベンダーはパナソニック(4902704)。

 

 

4lr44p_3写真上の“4LR44”と“4SR44”が以前のデザインのもの。時期的には右の4SR44が「91-05」製造なので4LR44も同時期であると思われる。
以前のデザインのものはプラス極のピンク色の部分に「」マークが入っており、極性が一目でわかるようになっていた。現行のものは何故かマークは入っておらず、デザインのみ引き継がれている。なぜわかりやすかったこのデザインを廃止したのかは不明。

4lr44p_4以前のものと比較してみた。以前のものは<ご注意>となっており、現行のものは「警告」となっているが、書いてあることはほぼ同じ。英語での注意書きも、以前が<CAUTION>、現行がWARNING:となっているが、英文は同じである。

 

 

4lr44p_5注意書きの反対面。以前のものは“Matsushita Electric Industrial Co.,Ltd.(松下電器産業)”なのに対し、現行はちゃんと“Panasonic Corporation.”となっている。ちなみに“A544”はEnergizer型番。
この電池は内部にLR44が4個入っており、電池メーカーの分類的には“アルカリボタン電池”に相当する。昔からこれのどこがボタン電池なんだろう?と思っていた。

 

wondersところで、テレビを見ていたら、見慣れないパナソニックのロゴに遭遇。パナソニック製品のCMの最後にもこのロゴが現れるので、パナソニックのロゴが変わったのか!?と思いきや、新聞広告では旧来の“Panasonic”ロゴとの併記であることから、ロゴが変更になったわけではなさそうだ。
もし、ロゴが変わったら、変わったで非難が巻き起こりそうではありますが。