月別アーカイブ: 2015年3月

NATIONAL PHOTO FLASH AND ELECTRONIC EQUIPMENTS W10 15V

nationalw10_1 カメラのフラッシュガンに用いられた積層電池である“W10”です。以前、本ブログでは東芝のものを紹介したことがありますが、今回はナショナルのものを紹介します。
積層電池とは中で小さい電池が積み重ねられて高い電圧を実現した電池のこと。この“W10”も中に10個の小さい電池が積み重ねられ、15Vという高い電圧が実現しています。
型番の“W10”とは中で積み重ねられた電池の数である10個が由来となっています。

nationalw10_2ナショナルのロゴは“NATIONAL”の古いものになっています。パナソニックのサイトによると、ナショナルのロゴが“NATIONAL”から“National”に変わったのが1973年なので、少なくともその頃に作られた電池であると思われます。
写真左は以前本ブログで紹介した同年代に製造されたと思われる“015”で、同一のデザインになっており、両者とも注意書きなどの記載が全く書かれていないことも同じです。

nationalw10_3マイナス側。プラス側は“015”・“W10”共に「」でしたが、マイナス側は“015”が「」、“W10”が「」となっていました。
また、マイナス極には「042」の刻印がありました。以前の“015”の読み方と同じであれば、1972年4月製造であると思われますが、詳細は不明です。ちなみに“NATIONAL”ロゴの変わり目は1973年ですから、年代的には一致しています。

 

nationalw10_4ちなみにこの電池、ハードオフで税込108円で購入したナショナルのフラッシュガン“PB-3”の中に入っていました。年代的に考えても、当時のものがそのまま入っていたのではないかな?

 

 

 

nationalw10_5折りたたみ式の反射板(アンブレラ)を開いてみたところ。なかなか昭和レトロな感じがしてカッコいいですね。電池も無ければフラッシュバルブもありませんから、実際発光させるのは不可能に近いのですが。

 

 

nationalw10_6裏の電池蓋を開けてみたところです。本記事で紹介した電池である“W10”のとなりにはキャパシタ(電解コンデンサ)が入っています。積層電池のみでは内部抵抗が高く、直接フラッシュバルブを発光させる事ができないので、一旦電解コンデンサに充電して発光させる方式を使用していました。
また、電解コンデンサにも容量抜けによる寿命が存在していたので交換可能だったものが多かったようです。

nationalw10_7キャパシタ(電解コンデンサ)と積層電池を外してみたところ。この面には電池の入れ方の参考のためか電池の絵が書いてある紙が挿入されていました。
この絵のデザインは今回紹介した“W10”の1世代前のモデルでしょうか。『ナショナル 写真用乾電池』の記載があるものです。

 

nationalw10_8さらなるおまけ。真ん中においてあるのがフラッシュガンの中に入っていたキャパシタ(電解コンデンサ)。容量は170μF
大きさは単5電池(写真上)よりも細身で若干大きい様な印象です。ちなみに写真下は昨今のデジタルカメラなどに内蔵されているフラッシュ用の電解コンデンサです(330V 70μF)。

 

 
★関連記事
NATIONAL PHOTO FLASH AND ELECTRONIC EQUIPMENT 015 22.5V
→本記事で紹介した積層電池と同年代と思われる、ナショナルの“015”を紹介した記事。

TOSHIBA 乾電池 W10 15V
→本記事で紹介した積層電池“W10”で東芝ブランドのものを紹介した記事。推定1970年代のものと、1988年製造のものを比較して紹介。

MITSUBISHI SUPER HEAVY DUTY R1

mitsubishir5_1かつて“三菱電機ホーム機器”より発売されていたマンガン電池の単5サイズです。
現在は三菱だけではなく、国内メーカーのほとんどは単5マンガン電池の発売を中止しており、店頭ではほぼ見なくなったと言っても良いでしょう。

 

 

 

mitsubishir5_2パッケージ。実はこの電池は100円均一ショップ“ダイソー”で発売されていた電池だったのですね。パッケージデザインは現在でも発売されている三菱のボタン電池のものとよく似ています。
ちなみにダイソーの型番は“電池-181”となっています。

 

 

mitsubishir5_3パッケージ裏。社名表記は“三菱電機ホーム機器株式会社”となっていますが、上の方に“(株)大創産業”の記載もあり、事実上のダブルネームであることがわかりますね。ちなみにブリスターパックの型番は“R1/DS2BP”となっています。
バーコードのベンダーは三菱電機(4902901)となっていました。

 

mitsubishir5_4注意書き部分。電池は金属外装になっており、JISマーク表記が“C 8501 T MABI”の記載があることから、松下電池工業(現・パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ)製であると推測されます。とは言っても、当時金属外装の単5サイズマンガン電池を製造していたのは同社のみだけであったと記憶しています。もちろん生産国は“MADE IN JAPAN”で日本製です。

 

mitsubishir5_5プラス・マイナス側。やはり現在は発売中止となった“National”ブランドのネオ黒の単5サイズと比較してみると、プラス極の絶縁リングの「」や使用推奨期限のレーザー刻印の特徴など、同一のものなのでやはりパナソニック製なのは間違いないと思われます。
使用推奨期限は「08-2009」となっており、当時のパナソニックのカタログでは単5マンガンは2年期限との記載がありましたから、2007年8月製造の電池であると思われます。

mitsubishir5_6おまけ。三菱単5マンガン電池の変遷。左から右に向かって新しいものになっています。

 

 

 

 

ちなみに上記写真左から…、

MITSUBISHI SUPER VITAL UM-5(H)
「C8501 T-S」(製造:90-09)
MITSUBISHI NEO SUPER VITAL
「C8501 372007 T-S」(推奨:11-96)
★黒マンガンのブランドが「NEO SUPER VITAL」となり、「SUPER VITAL」は赤マンガンのブランドに格下げとなる。
・MITSUBISHI NEO SUPER VITAL
「C8501 372007 T-S」(推奨:03-2002)
★同一の製造元でプラス極の封止部分の形状が変わる。具体的にはガス抜き穴が追加されているよう。
・MITSUBISHI SUPER HEAVY DUTY
「C8501 T-S 372007」(推奨:12-2004)
★ブランド名が変更。
・MITSUBISHI SUPER HEAVY DUTY
「C8501 T MABI」(推奨:08-2009)
★本記事で紹介。製造元が変わり、ラベル外装から金属外装へ。

以上のように、三菱の単5マンガン電池は長年東芝電池の佐久工場製でありましたが、同工場での生産が終了したためか、パナソニック製に移行したようです。これは同時期の“TOSHIBA”ブランドの単5マンガン電池でも見られた特徴です。

FDKの蛍光灯

fdkfluorescentlamp_1前回のブログでは“fujitsu”ブランドの電池を発売していることで知られるFDKナツメ球と点灯管を紹介しましたが、今回は更に知られていないと思われる“FDK”ブランドの蛍光灯を紹介します。
ただし、この蛍光灯は一般市販されていたものではなく、旧“富士通”ブランドの懐中電灯に取り付けられていたもので、珍しいブランドの蛍光灯だったので取って保存していた記憶があります。

 

FDKとは現在の“FDK株式会社”の前身に当たる“富士電気化学株式会社”の社名の頭文字を取ったもので(Fuji Denki Kagaku)、富士電気化学の時代でも電子部品などでは既に“FDK”のロゴが記載されていたことがあります

fdkfluorescentlamp_2蛍光灯を点けてみたところ。この蛍光灯は4Wという直管形の蛍光灯では一番小さいもので、懐中電灯やランタンなどに使われているタイプのものです。
なお、ブランドは“FDK”となっていますが、“TSP”の略号が付いていますから、これは東芝ライテック製ですね。

Fujitsu 点灯管・グロースターター FG-1E/100V 5Wナツメ球

FB222_1Fujitsuブランドで電池を発売しているFDKが配線器具などの電池関連用品として発売しているナツメ球点灯管(グローランプ/グロースターター)です。
かつて、FDK(富士電気化学)が発売していた、富士通乾電池ファミリーの製品にはFujitsu DRY BATTERY”の記載がありましたが、現在は単に“Fujitsu”ロゴのみの記載となっています。

 

FB222_2パッケージ裏。社名表記は“FDK株式会社”となっており、バーコードのベンダーも同社のものになっています(4976680)。型番はナツメ球が“FB222(2H)”、点灯管が“FB223(2H)”となっています。
これは現在でもFDKのホームページ上に記載されている現行品で、あるスーパーで“Fujitsu”ブランドの電池と同じ所に売られていました。

 

FB222_3ナツメ球。これは蛍光灯の脇っちょに付いている豆電球、いわゆる常夜灯の電球です。自分は未だにこれが点いていないと寝られない人間でありますw。
FDKが自社製造していることはありえず、他社生産であることは明らかですが、電球には“1C 100V/110V 5W”と書かれているのみで電球からはどこ製かどうかはわかりません。おまけにパッケージにも生産国の記載はありませんでした。

FB222_4点灯管。これは10Wから30Wの蛍光灯に使える“FG-1E”というタイプの物です。かつてはFG-5Pなど、他のサイズの点灯管も発売されていたようですが、現在は需要が一番高いと思われるこのFG-1Eのみの発売となっているようです。
こちらも社名の記載はありませんが、以前本ブログで紹介したFG-5Pトヨスター製であったことや同社のホームページで見れる点灯管の写真を見る限りではよく似ているので、トヨスター製なのではないでしょうか?

★関連記事
Fujitsu 点灯管・グロースターター FG-5P FB213(B)
→かつて、同じくFDKが“Fujitsu DRY BATTERY”ブランドで発売していた点灯管であるFG-5Pを紹介した記事。

TOSHIBA リチウム電池 CR2025/CR2032

toshibalithium_1最近購入した、東芝ライフスタイルのリチウムコイン電池“CR2025”と“CR2032”です。
ちなみにCR2025とCR2032の違いは“厚み”です。CR2025は厚み2.5mmでCR2032は厚み3.0mmとなっています。
これは型番から読み取ることが可能で、例えばCR2025の場合、上2ケタ“20”は電池の直径20mmを表し、下2ケタ“25”は前述の通り、厚み2.5mmを表しています。この法則を覚えておけば電池の見た目だけである程度の型番が推測出来て便利ですよ。

この法則はリチウムコイン電池のみではなく、LR1130とかLR1120とかの数字4桁で構成される型番であればこの法則が当てはめられます。逆にLR44とかLR43みたいな数字2ケタの場合はこの法則は当てはまりませんので注意です。

toshibalithium_2さて、話が脱線してしまいましたが、パッケージ裏です。CR2025が“東芝ライフスタイル株式会社”の名義になっているのに対し、CR2032が古い“東芝ホームアプライアンス株式会社”の名義になっています。
では、CR2032が古いのか?と言えばそうではなく、CR2025の使用推奨期限は「01-2020」でCR2032は「02-2020」でむしろCR2032の方が新しい電池なのです。印刷工程の違いなのでしょうが、電池のパッケージって本当に面白いですね。

toshibalithium_3かつて東芝のリチウムコイン電池はインドネシア製でしたが、最近は日本製に回帰しています。電池の表にも裏にもロット番号などの印字や刻印はなく、以前本ブログで触れたことがありますが、日立マクセル製であると推測されます。

 

 
★関連記事
TOSHIBA リチウム電池 CR2032
→日本製になった東芝ライフスタイル(旧・東芝ホームアプライアンス)のCR2032を紹介した記事。日本製日立マクセルのものと構造比較もしています。

東芝のリチウムコイン電池
→東芝のリチウムコイン電池のパッケージを紹介した記事。

MITSUBISHI ELECTRIC アルカリ乾電池G LR6(GD)

LR6(GD)_12015年2月に全ての種類がフルリニューアルされた“三菱電機ホーム機器”の乾電池。以前は上位グレードに位置付けられるアルカリEX”を紹介しましたが、今回はエントリークラスに位置付けられる“アルカリ乾電池G”を紹介します。
これは“POWERアルカリG”の後継に当たるモデルで型番から「アルカリGH」の愛称が付いていましたが、こちらは電池・パッケージ共に“アルカリ乾電池G”に名を変更しています。

 

LR6(GD)_24本入りブリスターパックのパッケージです。左が旧世代“アルカリGH”のパッケージです。キャッチコピー“長持ちパワー”は同一ですが、騒がしい印象だった旧世代のパッケージと比べると今世代の“アルカリ乾電池G”は落ち着いたパッケージになった印象がありますね。

 

LR6(GD)_3パッケージ裏。アルカリEXの方はパッケージが若干大きかったですが(実はFujitsuブランドPremiumタイプと同じブリスターであったことが判明)、こちらは旧世代と比べても同じ大きさのパッケージです。注意書きの構成もほぼ同様で、違いはバーコードの大きさぐらいの違いです。後は原産国表示が小さくなっている点に悪意が感じられますがw。
型番は旧世代が“LR6GH/4BP”、今世代が“LR6GD/4BP”となっており、型番コードは“49J479”と“49J530”となっていました。

LR6(GD)_4電池の外観。デザインは“アルカリEX”と同様の色違いでのツートンに加えのラインが入っているものになっています。ただし、赤は真っ赤ではなく、若干赤が薄くどちらかと言うとメタリックレッド的な色合いというべきでしょうか。
ちなみに型番は“LR6(GD)”となっており、これはマクセルでも同型番のアルカリ電池が存在しており、型番が被っている。奇しくもエントリークラスのアルカリ電池という点で共通しています。

 

LR6(GD)_5旧世代との比較です。こちらも以前紹介した“アルカリEX”と同様、金と赤と黒を使った色使いと電池本体にもキャッチコピー“長持ちパワー”が記載してあり、騒がしい印象のデザインでしたが今世代の“アルカリ乾電池G”ではスッキリした印象となりました。
良くも悪くも安物電池っぽかった旧世代ですが、今世代で高級っぽく見えるデザインになったかもしれません。

 

LR6(GD)_6原産国はどちらとも“MADE IN INDONESIA”でインドネシア製です。“アルカリEX”ではデザインだけでなく性能もアップしていましたが、こちらはデザイン上の変更のみで中身は同じでしょう。
電池表に大きいスリーダイヤマークがあるからか、前世代で“三菱電機ホーム機器株式会社”の社名表記にあった小さいスリーダイヤマークが無くなっているのがわかります。

 

LR6(GD)_7プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」でインドネシア製でありますから、“PT FDK INDONESIA”製であることが推測されます。
使用推奨期限はアルカリGHが「11-2019」でアルカリ乾電池Gが「02-2020」となっていました。時期的に考えると5年期限と推測され、それぞれ2014年11月製造と2015年2月製造の電池でしょう。

 
2015年2月製造と言うのは以前紹介した新ロゴバージョンの“アルカリEX”でも同様でありましたので、他の電池も新しくなる境目は2015年2月製造分以降なのかもしれませんね。

Fujitsu ALKALINE LR6(JEC)

LR6(JEC)_1FDK“Fujitsu”ブランドによるOEM(組み込み)向けのアルカリ電池です。かつてFDKのOEM向けのアルカリ電池は海外で人気の高いと言われる“FUJI NOVEL”のブランドなどを使ってきましたが、近年では海外向けの電池においても“Fujitsu”ブランドを使用しているようです。
デザインは黄土色バックの独特なデザイン。アルカリ電池とは思えない色ですが、一般供給されないOEM向けだからこそ成し得たデザインなのかもしれませんね。

LR6(JEC)_2注意書き部分。表のロゴ下には
『Not for Retail Trade
LR6・AA
Industrial ALKALINE
の表記があり、この部分はパナソニックアルカリ乾電池のOEM向けのものと全く同じ表記になっています。ただし、パナソニックが“入れ組み用”と書かれていたのに対し、Fujitsuは“産業用”と書いてある点が異なります。

本来Industrialは“産業”というような意味でこちらの表記のほうが正しいと言えますが、若干機械翻訳的な感じかもしれません。注意書きは日本語英語中国語の3ヶ国での表記で型番の“JEC”とはこの表記からの意味であると推測されます(Japan・English・China)。欧州に輸出されることを想定してか、WEEEマークもあります。
日本で発売しているFDKのアルカリ電池の社名表記は“FDK株式会社”となっていますが、OEM向けでは“FDK CORPORATION”と英社名表記になっているのがポイントでこの部分からOEM向けと見分けることもできます。
生産国はインドネシアで英語で“Made In Indonesia”と記載されていますが、中国語でも“印度尼西亜”と書いてあるのは面白いですね。

LR6(JEC)_3プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」でインドネシア製ですから、FDKのインドネシア現地法人“PT FDK INDONESIA”製であると推測されます。
使用推奨期限は「05-2017」となっており、5年期限と推測すると2012年5月の電池でしょうか。

VINNIC アルカリボタン電池 LR44

vinnicbutton_1中国の電池メーカー“Chung Pak Battery Works Limited”のブランドである“VINNIC”のアルカリボタン電池LR44です。
パッケージはオレンジ色ベースのもので結構派手。某化粧品メーカー似で社名のChung Pakに由来していると思われるCPマークも健在です。
確か、この電池は大昔に100円均一ショップのような所で購入したのではないかと記憶しています。

 

vinnicbutton_2パッケージ裏。輸入元は日本でABCブランドの乾電池を発売していたことで知られる“アルファ・インダストリーズ”でバーコードのベンダーも同社のものでした(4983289)
それとは別に『MANUFACTURED BY CHUNG PAK BATTERY LTD.』とVINNICブランドの電池の製造元も併記されています。もちろん“MADE IN CHINA”で中国製です。

 

vinnicbutton_3包装されているボタン電池の拡大。『VINNIC(R) ALKALINE CELL L1154』と記載してあります。L1154とはVINNICの独自型番でLR44のことを指しており、直径11mm、高さ5.4mmを表す型番です。ちなみにこの部分にもしっかりCPマークがあります。CPロゴの部分がボタン電池で被っていますが。
それにしてもアルファ・インダストリーズはABCの電池だけではなく、VINNICの電池も取り扱っていたのですね。

★関連記事
ABC NEW Alkaline MILLENNIUM POWER LR6
→本記事と同じくアルファ・インダストリーズが輸入元となっている、インドネシアの電池メーカー“PT. International Chemical Industry(ICI)”が展開していたABCブランドのアルカリ電池(インドネシア製)を紹介した記事。

ALKALINE アルカリ乾電池 LR6AW
→同じくアルファ・インダストリーズ名義のアルカリ電池。上記のアルカリ電池の後に発売されたと思われるもので、こちらは中国製。

三菱乾電池のカタログ

mitsubishicatalog_1三菱から電池のカタログを取り寄せてみました。届いたのは写真のような“ご販売店保管用”のもの。つまり、電気屋さんの電池売り場の横にぶら下がっているアレです。自分的には普通の冊子なカタログよりもこちらの方が一般では入手できないレア感が漂っていて素晴らしいですね。
以前もブログ上では書いたことがありますが、ウチの近所では三菱の電池を取り扱っている販売店が無いため、このような販売店用のカタログが存在していたのも初めて知りました。

 
本ブログで紹介したように三菱の電池は2015年2月に全てのラインナップがリニューアル。全てスリーダイヤマーク+MITSUBISHI ELECTRICの新ロゴになっていますが、さすがにカタログは更新されていないようで旧製品のままでした。上の写真ではアルカリEX(EXJ)のラインナップが見えますがその裏はアルカリG(GH)になっています。
このカタログは2013年4月現在のもの。現在まで更新されていなかったのは掲載のラインナップもほぼ変わっていないので、更新する必要性が無かったのでしょう。とは言え、今回のフルリニューアルでさすがに更新されるでしょうから、時期的に考えると2015年4月頃でしょうか…。

mitsubishicatalog_2カタログを開いてみたところ。この面にはマンガン電池(特殊電池)やリチウム電池、ボタン電池と懐中電灯などの電池応用商品を掲載しています。
このラインナップを見ていて足りないと思うのはやはり充電式電池でしょうか。三菱電機はかつて三洋(現・FDK高崎工場)のOEMでニッケル水素電池を発売、eneloopが発売される寸前に撤退しました。

eneloopのOEMでもいいから、スリーダイヤマーク+MITSUBISHI ELECTRICの新ロゴでニッケル水素電池に再参入してくれないかな。絶対に買うけどなぁ…。

LAWSON VALUE LINE アルカリボタン電池/リチウムコイン電池 各種

valuelinebutton_1ローソンストア100で売られているPB品“VALUE LINE(バリューライン)”のアルカリボタン電池とリチウムコイン電池です。
今まで同店舗では武田コーポレーションのボタン電池を取り扱っていたようですが、それと入れ替わる様な形で発売され、アルカリ電池(電池本体は東芝)マンガン電池のみだった“VALUE LINE”ブランドにボタン電池も新たに加わりました。

 

ラインナップは以上の通り。パッケージデザインは全て同様、各サイズで色分けされています。ラインナップと色分けは以下の通りです。

・リチウムコイン電池
CR2016…水色
CR2025…橙色
CR2032…紫色

・アルカリボタン電池
LR41…青色
LR44…赤色
valuelinebutton_2パッケージ裏。電池の品種と相当品の記載が違うのみで注意書きも含め全く同じ記載です。
販売元は“株式会社ローソン”でバーコードのベンダーも同社のもの(4903423)でした。パッケージ上の生産国はどれも“Made in China”で中国製となっていました。
アルカリボタン電池は売れ無さそうなLR43やLR1120、LR1130が含まれていないのは賢い選択と言えそうですね。

valuelinebutton_3アルカリボタン電池にはプラス極に中国の電池メーカーである“GoldenPower(ゴールデンパワー)”のマークが見えますから同社製であると思われます。
なお、電池上の型番は“LR41GH”と“LR44GH”。GoldenPowerのカタログによるとアルカリボタン電池には“Standard(G)”と“High Drain(GD)”と“Heavy Duty(GH)”があり、この電池は“GH”の記載がありますから、Heavy Dutyタイプのようです。

valuelinebutton_4ボタン電池には“AP”という印字が記載されてました。ロット番号なのでしょうが、何を表しているのかは不明です。

 

 

 

valuelinebutton_5一方、リチウムコイン電池はメーカーのロゴやマークなどの記載が見られないもので製造元は全くわかりません。製造元がわからない分、こちらの方が怪しそうな雰囲気がします。
プラス極の刻印は形名に“Lithium Cell 3V”となっており、リチウムバッテリーなどと無理矢理な日本語での記載も見られません。
こちらにもマイナス極にはアルファベット2文字で“EB”の刻印があり、こちらも何を表しているのかは不明です。