月別アーカイブ: 2015年7月

HITACHI BIG POWER ALKALINE アルカリ乾電池 LR03(EX-N)

LR03(EX-N)_1日立リビングサプライ(現・日立コンシューマ・マーケティング)が発売しているアルカリ電池です。日立のアルカリ電池と言えばビッグパワー”というブランドのものがお馴染みですが、これは“BIG POWER”と英語でブランド名が記載されていることが特徴のアルカリ電池です。
これは主に多本パック売りの電池で見られるデザインのもので、モノタロウの商品ページで見られることから、現在でもこのデザインの電池は生産されていると思われます。

LR03(EX-N)_2パッケージ裏。これはリサイクルショップにて4本シュリンクパックのものを入手したものですが、バーコードラベルの類は全く見られず、やはり多本パック品をバラした物と思われます。

 

 

LR03(EX-N)_3電池の外観。特に表立った特徴はなく、背景色が金色で普通のアルカリ電池なデザインと言えるでしょう。注意書きは詰め込まれている様な感じがあり、文字も小さめ。社名表記は“株式会社 日立リビングサプライ”となっており、比較的最近のものです。
Made in Japan”で日本製、新JISマーク表記があり“C8515 JQ0505001 HMA”の記載がありますから、日立マクセル製であると思われます。

LR03(EX-N)_4プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは無いタイプで、これはマクセルの単4アルカリ電池と同様の構造です。使用推奨期限は「03-2019」で、5年期限と推測すると、2014年3月製造の電池であると推測されます。
日立マクセルはアルカリ電池におけるJIS認可を取り下げ、現在市場に出回っている“maxell”ブランドのアルカリ電池の全てでJISマークの表記は消えています。

この電池が現在でも製造されているとすれば、JISマーク表記が消えているはずです。社名表記も気になるので、今度モノタロウで何か購入することがあれば、ついでにこのデザインの電池も購入してみようかと思っています。

DURACELL ALKALINE BATTERY MN1500 1.5V LR6

MN1500_1アメリカの大手電池メーカーである“デュラセル”の単3アルカリ電池です。このデザインの電池は“Duracell CopperTop”というもので、エントリーモデルに当たるアルカリ電池となります。
写真上2本がデュラセルのロゴが古いバージョンのもので、写真下2本がロゴが新しくなっているバージョンのものです。従来のロゴと比べると太めだった“DURACELL”のロゴがシャープになっているのが特徴です。

 

この電池はコストコの製品を買い付けて売っているリサイクルショップで入手したもので、コストコで売られている“Duracell CopperTop”40本パックをバラして売っているものと思われます。現在、デュラセルを保有しているのはアメリカの大手消費財メーカーであるプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)ですが、このコストコで売られている電池のみが日本の現地法人であるプロクター・アンド・ギャンブル・ジャパンが正規に供給している製品となっています。

MN1500_2電池の外観。デザインは上部が銅色下部が黒になっている、デュラセルとしてはお馴染みのデザインです。ブランド名である“CopperTop”とは上部が銅色になっているためのネーミングで、元々は赤毛の俗称であることに由来しています。
社名表記は“Duracell, div. of/de P&G Bethel, CT 06801, P&G Inc., Toronto, ON M5W 1C5”と、現在デュラセルブランドを保有しているP&Gの社名表記と住所が記載してあります。

写真左が旧ロゴのもので、写真右が新ロゴのものです。注意書きの字体(フォント)は両者異なっていますが、注意書きが英語フランス語の表記になっている点は両者とも同じです。生産国は旧が“MADE IN U.S.A.”で新が“ASSEMBLED U.S.A.”となっていますが、表記上の違いのみで両者ともアメリカ製であることに変わりは無いようです。ちなみに電池には“无汞”の表記があり、一応水銀は含有されていない模様。

MN1500_3現在アメリカで発売されているデュラセルのアルカリ電池では、“DURELOCK”という銀色の帯がデザインされています。これは10年間パワー維持保証を表す表示であり、デュラセルの自信の表れでもあります。つまり、この帯がある電池は使用推奨期限10年であることを示している表示でもあるのです。

 

MN1500_4プラス・マイナス側。写真左が旧ロゴのもので、写真右が新ロゴのものですが、両者ともマイナス極の特徴が全く異なっています。特に特徴的なのが旧ロゴの方で、マイナス極の底板突起部分に2つの丸印があるのが特徴です。ちなみに両者とも絶縁リングは見られません。
なお、プラス極にも特徴があり、プラス極の突起周りが滑らかになっている点が珍しい構造になっています。

使用推奨期限は旧が「DEC 2023(2023年12月)」で新が「DEC 2024(2024年12月)」と記載。この電池は前述の通り、10年期限ですから、それぞれ2013年12月、2014年12月製造の電池であると思われます。その表記とは別にロット番号らしき表示が外装ラベル上に印字されており、旧は「4E100167」の表示が、新には「4J04D086」の表示がありました。

MN1500_5外装ラベルを剥がしてみました。電池本体には特にロット番号の印字や刻印はありませんでした。ラベルにロット番号の印字がありましたから、当たり前なのかもしれませんが。
ちなみに奥が新ロゴのもので、手前が旧ロゴのものです。

 

 

MN1500_6マイナス極の拡大。左が旧ロゴのもの右が新ロゴのものです。新ロゴの方は普通の突起で突起部分にガス抜き穴が2つ付いている一般的なものですが、旧ロゴの方は底板がスポット溶接されている珍しい構造になっていました。旧ロゴの底板突起に見られた2つの丸印はスポット溶接の跡であったようです。この底板を強引に取ってみようかと思いましたが、ショートが怖いので断念。今度は切れた電池でやってみようかな…。

今回の更新でカテゴリー、「一次電池(一般)」内に「デュラセル」を追加しました。

ダイソーで売られているマクセルのCR2032が…

CR20321B_1100円均一ショップ“ダイソー”で売られている日立マクセルのCR2032・1個入り(CR2032 1B)と言えば、市販モデルでは高容量タイプの“CR2032H”が入っているのに対し、ダイソーモデルではそれよりも容量が少ない無印の“CR2032”が入っていることで有名です。
ですが、今回ダイソーモデルでありながらも“CR2032H”が入っているロットを発見しました(写真左)。

 

CR20321B_2問題の“CR2032H”が入っていたのは使用推奨期限「04-2020」(2015年4月製造、電池印字“54”)のロットでした。別のダイソーで入手した次ロットであると思われる、使用推奨期限「05-2020」(2015年5月製造、電池印字“55”)のロットでは無印の“CR2032”に戻っていました。そのため、無印供給不足により一時的に“CR2032H”になったのではないかと思われます。

 

容量は若干違う程度ですが、“CR2032H”の方が容量が大きいのは確かで、しかも市販モデルと同様という点から、ヘビーユーザーな方は見つけたら買っておくと良いかもしれません。自分も2パック分購入しました。

★関連記事
マクセルのリチウム電池CR2032とCR2032Hの違い
→日立マクセルのリチウムコイン電池“CR2032”と“CR2032H”の違いを取り上げた記事。

SANYO FRESH RED SUM-2(FR)

SUM-2(FR)_1三洋電機(三洋電機照明設備)が1980年代初頭に発売していたと思われるマンガン電池です。年代的には、過去本ブログで紹介した“SANYO HI-RED”と“SANYO MALLORY SUPER”の間に位置していた電池であると思われます。
ブランド名は“FRESH RED”で名の通り、赤マンガン相当の電池であると思われます。恐らく、黒マンガン相当は“FRESH BLACK”でしょう。相変わらず、三洋のマンガン電池のブランド名は推測しやすいw。

SUM-2(FR)_2この“FRESH RED”、単2を4本入手したのですが、プラス極の特徴が違うものが混在していました。写真左の電池のJISマーク表記が『C8501 F.D.K. R14』となっており、写真右の電池は『C8501 M.D.B. R14』となっていましたので(表示部分の拡大)、左が富士電気化学(現・FDK)製で右が日立マクセル製であると思われます。そう言えば、以前紹介した“SANYO HI-RED”もこの2社製造が混在していました。

このJISマーク表示部分の英社名は“SANYO ELECTRIC CO.,LTD.”となっており、後述する液漏れ補償時の電池の送り先である“三洋電機照明設備”とは異なっています。

SUM-2(FR)_4電池の外観。表側は“SANYO”ロゴと注意書きが、裏側には液漏れ補償の条件が記されています。いずれの下部にも東芝キングパワーシリーズのギザギザ模様を意識したような、斜め線をモチーフにした模様があるのがこの電池の最大の特徴と言えます。
保証期間は電池底面の製造年月より3年間、送り先は当時の大阪府守口市に所在した“三洋電機照明設備株式会社”となっています。

当時の補償付きマンガン電池は単3以下が2年補償単1と単2は3年補償だったようで、この電池もこれに準じています。ちなみにこの電池の送り先である“三洋電機照明設備”は1977年3月に設立された三洋電機の関連会社で、三洋電機グループがスポンサーに付いていた“兼高かおる世界の旅”の中で放送されていたグループCMでもクレジットされていたことがあるようですが、それ以外は全く不明な会社です。三洋電機ではセールスマン用カタログ上でも電池と電池関連用品は“照明”のページにカテゴライズされており、それと関係ありそうな気はします。

注意書きの表示は以下の通りで、

<ご注意>●(+)(-)は正しく。
●この電池は充電式ではありません。
●器具を使わない時はスイッチを
かならずきってください。

器具を使わない時はスイッチを切れという、電池の注意というよりかは器具の立場に立った注意書きが何とも珍しいです。結果的にはスイッチを切らないと液漏れに繋がるということを考えれば正しいのでしょうが、このような注意書きは初めて見ました。

SUM-2(FR)_5この電池ならではの特徴があり、下部に使用開始日の記入欄があることです。“「1~12」月の「上旬」「中旬」「下旬」使用開始”のチェックがあり、チェック欄は小さいものですからレ点を付けるというよりはマジックで点を付ける程度のチェックしか出来ないと考えられます。

 

SUM-2(FR)_6電池のプラス・マイナス側。富士電気化学製と思われる写真左2本は「83-02」との記載があり、1983年2月製造の電池であることがわかりますが、日立マクセル製と思われる写真右2本は2本共電池の液漏れが酷く、マイナス極の底板をヤスリで削っても腐食が進みすぎてとうとう製造年月はわからずじまいでした。

 

ただ、この電池には謎が残ります。この電池の前モデルと思われる“SANYO HI-RED”の製造日が1980年10月製造でした。そしてこの電池の後継モデルと思われる“SANYO MALLORY SUPER”の製造日が1984年6月でした。それを踏まえると、この“SANYO FRESH RED”は少なくとも1981年~1983年という極めて短期間の発売時期となり、不自然です。
その上、“SANYO FRESH RED”が製造された1983年2月には既に三洋電機とデュラセルの合弁会社である“三洋デュラセル(現・FDK鳥取)”が現存していることです(同社は1982年3月設立)。そう考えると従来の三洋電機からの流れである“三洋電機照明設備”系の電池と新会社となる“三洋デュラセル”系の電池が同時に流通していた可能性もあるのではないでしょうか。

★関連記事
SANYO HI-RED SUM-3(H)
→本記事紹介“FRESH RED”の前モデルと思われる、赤マンガン相当の電池。富士電気化学製と日立マクセル製が混在しているという特徴が“FRESH RED”と同様。

SANYO MALLORY SUPER SUM-2(S)
→三洋電機とデュラセルの合弁会社である“三洋デュラセル”のマロリーブランドを冠したマンガン電池。こちらは東芝電池の佐久工場製で“FRESH RED”や“HI-RED”と製造元が異なる。

Fujitsu リチウム電池 CR2032 [CR2032C(2B)N]

CR2032C2BN_1あるドラッグストアの電池コーナーを見ていたら、久々に“Fujitsu”ブランドのリチウムコイン電池で“FDK”の文字が小さいバージョンを発見しました。
今回はCR2032の2個入り(CR2032C(2B)N)で発見、“Fujitsu”ブランドのボタン電池はパッケージ型番表示部分の背景色が2014年4月頃、白から黒に変わっていますが、背景色が黒になってからこのバージョンの電池を見たのは初めてです。

 

CR2032C2BN_3写真真中のリチウムコイン電池が今回見つけたものに入っていたもので、普段は写真左のFDK自社製と思われるインドネシア製であることが多いです。
このデザイン自体は今は亡き三洋電機のリチウムコイン電池のデザインを流用したもので“FDK”の文字が小さい以外の特徴としては、外周に『MnO2-Li CELL 3VOLTS JAPAN H』と書いてあります。

ちなみに写真右は日本製だった頃のFDKのリチウム電池で、“FDK”の文字が小さいバージョンと同じくプラス極の表面には2ケタのロット番号が印字してあり、製造元は同じであると思われるのですが、わざわざ、旧・三洋電機のデザインを使っているのかが謎であります。

CR2032C2BN_2最後にパッケージ裏。以前、本ブログで紹介した同じく“FDK”の文字が小さいバージョンのCR2016発見時には、パッケージにインドネシア製であることが記載されていましたが、こちらでは“MADE IN JAPAN”となっており日本製の表記になっています。
日本でリチウムコイン電池の製造を行っているのは日立マクセルのみなので、同社製なのは確定でしょう。

 

パッケージ記載の使用推奨期限は「06-2020」で、電池に印字されているロット番号は“54”になっており、これから読み取れる製造日は2015年4月製造であると思われ、パッケージ記載の使用推奨期限と電池記載の製造日が以前と同様、相変わらず合っていません。
FDKの本社は2015年3月に東京都港区新橋の浜ゴムビルから東京都港区港南の品川クリスタルスクエアに移転していますが、パッケージの住所が新住所になっています。今まで様々なFDKの電池を店頭で見ていますが、新住所になっているものは初めて見ました。多分、現在店頭で出回っている“Fujitsu”ブランド電池の大半は新橋なはずです。

・追記(2015/8/2)
fujitsucr2032_1その後、2個入りのみではなく、1個入りでも“FDK”の文字が小さいバージョンを発見しました(写真右)。
ちなみに写真左が通常広く流通しているインドネシア製のもの(CR2032V)です。恐らくは“PT FDK INDONESIA”による自社製であると思われます。

 

 

fujitsucr2032_2使用推奨期限「05-2020」のものがインドネシア製で、「07-2020」のものが“FDK”の文字が小さいバージョンである日本製。やはり、インドネシア製のものが供給不足で日本製になったのか?
やはり、日本製の方はFDKの所在地が新住所である港区港南の住所になっており、インドネシア製の方は港区新橋になっていた。また小さな違いとして、新住所が記載されているバージョンの方は英語による注意書きが追加されている。

★関連記事
Fujitsu リチウム電池 CR2016
→本記事と同様に電池表面“FDK”の文字が小さいバージョンのCR2016を紹介した記事。

Can★Do アルカリ乾電池 ALKALINE 単3形/単4形

candoalkaline_1かつて売られていた100円均一ショップ“キャンドゥ”のアルカリ電池です。この電池は単3・単4共に6本パック・108円(税込)で売られていた電池で、つい最近までは売られていた印象がある電池であったような気がしますが、現在ではどこのキャンドゥでも見られることが無く、発売終了したのではと考えられます。
写真の電池は独立系の100円均一ショップがキャンドゥに転換した店舗で売られていたものを入手したものです。

candoalkaline_2これがパッケージです。電池の性能を表すキャッチコピー等は無く、『お徳用 6本セット』ということで量が多いことをウリにしている電池であるようです。
発売元は“株式会社キャンドゥ”で、バーコードのベンダーも同社のものとなっています(4521006)

 

candoalkaline_3電池の外観と注意書き部分。デザインは遠くからでもアルカリ電池だとわかる、背景色が金色のベーシックデザインです。こういったごく普通なデザインの電池のコメントし難いところです。
発売元はパッケージと同じく“株式会社キャンドゥ”、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。

 

candoalkaline_4上からキャンドゥワッツモリトクのアルカリ電池ですが、表の絵柄は違うものの社名表記部分と、注意書き部分はまるでモリトクと協定を結んだかの如くそっくりです。単純に言えばモリトクのアルカリ電池のデザインを担当した会社?が同じと言えそうですが。
ちなみに表の『』という表記もそこはかとなく似てるなぁ…。

 

candoalkaline_5プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは無いタイプになっています。使用推奨期限は単3・単4共に「10-2019」。時期的に5年期限と推測され、2014年10月製造の電池であると思われます。
“meets.(ミーツ)”や“シルク”といった100円均一ショップを展開するワッツではアルカリ電池6本パックの発売を終了し、5本パックに移行しましたが、キャンドゥもそれに追随するのでしょうか…?

candoalkaline_6最後に外装ラベルをひん剥いでみました。単3の方は小さい印字で「F0610 417」というロット番号が、単4の方には横書きの印字で「A1110405」というロット番号がありました。
単4のロット番号は印字の特徴がワッツのアルカリ電池三菱電機ホーム機器のアルカリ電池(LR6(R)/LR03(R))と同様のものなので、同じ製造元なのではないでしょうか。

 

candoalkaline_7今回も外装ラベル剥がしついでにマイナス極のガス抜き穴も見てみましたが、単3・単4共に2つ穴タイプでごく一般的なものでありました。

TOSHIBA IMPULSE アルカリ乾電池 9V 6LF22 EC

6LF22HEC_1今日の記事は小ネタ的な感じでお送りします。今回紹介するのは東芝ライフスタイルが発売している主力アルカリ電池の“IMPULSE(インパルス)”9V形です。上位モデルである“The IMPULSE”では9V形は存在しておらず、下位モデルの“アルカリ1”ではOEM向け供給のみですから、東芝のアルカリ電池で9V形は市販モデルではこれだけとなります。
ちなみに今回購入したのはコンビニだったので、購入価格はちょっと高めでした。

 

6LF22HEC_2今回入手した使用推奨期限「06-2017」(2015年6月製造)のもので、社名表記が“東芝ホームアプライアンス”から“東芝ライフスタイル”に変更されていました。住所も東京都千代田区から東京都青梅市に変更されています。
それのみではなく、下部原産国表示が“MADE IN MALAYSIA”から“マレーシア製”の表記に変更され、注意書きも若干簡略化されており、文字数が減っているのがわかります。

 
ちなみに、旧・東芝ホームアプライアンスが所在した東京都千代田区の住所はかつて“東芝昌平坂ビル”という東芝のビルでしたが、現在この場所にはドラッグストアを運営するウエルシア薬局やそのドラッグストアを統括するウエルシアホールディングスなどが入居、現在はウエルシアビル”となっているようです。現・東芝ライフスタイルが所在する東京都青梅市の住所は東芝・青梅事業所の場所となっています。
超・余談ですがそんなウエルシア薬局が発売している“welmark”ブランドのアルカリ電池は東芝のアルカリ電池だったりします。そんな繋がりで東芝のビルに入居したのかもしれない(もちろん関係ないと思うけどw)。

6LF22HEC_3もちろん、電池本体の社名表記も“東芝ホームアプライアンス”から“東芝ライフスタイル”に変更されていますね。
生産国は“MADE IN MALAYSIA”でマレーシア製です。マレーシア製ということは6LF22タイプで、型番も「6LF22(H)」となっています(6LF22タイプと6LR61タイプの違いはコチラの記事を参照)。

 

6LF22HEC_4それ以外の表記は注意書き・バーコードも含め、全て同様でした。ちなみにバーコードのベンダーは“東芝ライフスタイル(4904530)”です。

Vアルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6/S4P/V / LR03/S4P/V

v-alkaline_1オーム電機”の低価格アルカリ電池としてお馴染み「V-アルカリ乾電池」のデザインが一新されていました。今回はこの新しいデザインになったV-アルカリ乾電池を紹介します。
この電池は主にディスカウントストアで見られる電池で、100円均一ショップ“キャンドゥ”でも売られています。今回紹介する新デザインの電池はキャンドゥでたまたま見つけたものです。

 

 

v-alkaline_2パッケージのバーコードラベルです。単3・4本の品番が「07-9943」、単4・4本の品番が「07-9947」となっており、前世代モデルのV-アルカリ乾電池とは違うものになっています。
使用推奨期限は5年で、この面にも電池の使用推奨期限が印字されています。発売元は“OHM ELECTRIC INC.”でオーム電機の英社名表記、バーコードのベンダーも“オーム電機(4971275)”となっていました。

なお、名称は「Vアルカリ乾電池」となっており、読みは同じでしょうが、前世代モデルでは“V-アルカリ電池”とVの後に“-(ハイフン)”が挿入されていました

v-alkaline_3デザインについては後述しますが、前世代モデルのV-アルカリ乾電池の背景色がゴールドっぽい色だったのに対し、今回のVアルカリ乾電池ではどちらかと言うと黄色に近くなっています。
前世代モデルではJISマークが付加された頃から、注意書きの文字が小さかったと前世代モデルを紹介した本ブログの記事で指摘しましたが、今回のものは注意書きの文字が大きくなっています。ここは嬉しい点ですね。

v-alkaline_4前世代モデルのV-アルカリ乾電池と同様、新JISマーク付き。認定番号は“JQCN13006”となっており、これは中国では“南孚電池”ブランド、海外では“EXCELL”ブランドで知られる“Fujian Nanping Nanfu Battery Co., Ltd.”のもので、同社製のアルカリ電池であると思われます。

 

v-alkaline_5前世代モデルのV-アルカリ電池とのデザイン比較。ゴチャゴチャしていた前世代モデルと比べると、随分スッキリとした印象になりました。ただし、デザインが“パナソニックアルカリ乾電池”似になってしまっています。特にプラス極のラインとマイナス極側の赤いグラデーションがそっくりです。
今まで、オリジナルデザインで勝負してきたオーム電機が他社と類似デザインと言うのは正直ショックを受けました。

v-alkaline_6プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。これは前世代モデルと同様の特徴です。一方、変わったのが使用推奨期限の表示位置で、前世代モデルではマイナス極の縁に表示されていましたが、今回のVアルカリ乾電池では電池本体下部に表示されています。
なお、使用推奨期限は単3・単4共に「05-2020」。パッケージには5年期限の記載がありましたから、2015年5月製造の電池であることがわかります。

v-alkaline_7電池の外装ラベルを剥がしてみました。単3は“C88100 5C252”と、レーザー刻印らしきロット番号だったのに対し、単4では“35D281”とインクによる印字でのロット番号でした(写真では見えにくいかも)。
ちなみに外装ラベル剥がしついでにマイナス極のガス抜き穴も見てみましたが、単3・単4共に2つ穴タイプのものになっていました

 

・追記(2015/7/16)
v-alkaline_9今日、あるディスカウントストアで本記事で紹介した使用推奨期限「05-2020」でありながらも旧デザインの“V-アルカリ乾電池”を発見(単3のみ)。
本記事で紹介した新デザインと称される“Vアルカリ乾電池”はもしかしたら、キャンドゥがオーム電機に製造依頼した専売モデルなのかもしれないですね。まぁ、この真相も時が経過したらわかることでしょう。

 

v-alkaline_10ちなみにこちらの旧デザインも外装ラベルをひん剥いでみました。新デザインと同じく、こちらもレーザー刻印らしきロット番号で“C88300 5C202”という印字がありました。新デザインの方が“C88100”だったので、こちらの方が若干ながら新しいロットなのかもしれません。
マイナス極の絶縁リング及びガス抜き穴を比較してみましたが、新旧デザインとも全く同様のものでした。

★関連記事
V-アルカリ乾電池 OHMLR6/4S/V / OHMLR03/4S/V
→“V-アルカリ乾電池”の前世代モデルを取り上げた記事。新たにJISマークが付加されたものを紹介、認定番号から製造メーカーの考察も行っています。

FUJI EXTRA LIFE 2600 NOVEL S-006P(N)

S-006P(N)_1電池メーカー“FDK”の前身“富士電気化学”が発売していたノーベルの9V形マンガン電池(006P)です。ブランドは“2600 NOVEL”で、2600は2000シリーズの9V形を表し、赤マンガン相当の電池であると思われます。
今回、同ブランドの電池で製造元が違うと思われる電池を発見しましたので紹介します。パッと見では端子部のプラスチックの色が違っており、左の電池が赤右の電池が黒になっていることがわかります。

本記事では便宜上、写真左の電池を「」、写真右の電池を「」と記載します。

S-006P(N)_2マイナス側の側面です。上が「」のもので、下が「」のものです。両者とも型番は“S-006P(N)”で生産国の表記も“Tokyo Japan Made in Japan”で同じですが、字体(フォントが)若干ながら異なっています。
また、社名表記は表面“FUJI”ロゴ上に“Fuji Electrochemical Co.”の表記があるためか、この面には記載されていません。

 

S-006P(N)_3今度はプラス側の側面です。同じく上が「」で、下が「」。「」の方は何の表記もありませんが、「」の方にはJISマークがあり、さらにノーベルブランドの電池でお馴染みだった特許番号の表記もありました。
JISマークには認定番号や略号の記載が無いので、どこで製造されているかは不明です。

 

S-006P(N)_4」の底面です。黒い厚紙のようなものの端に製造年月が記載されているのが特徴で、“C8501 F-D-K”の記載がある三洋電機“NEO SUPER”と同じ特徴でありますから、「」の方は富士電気化学自社製であることは間違いないと思われます。
ちなみに、“2600 NOVEL”は「80-12(1980年12月製造)」で、“NEO SUPER”は「90-12(1990年12月製造)」であり、ちょうど10年の空きがあります。偶然ですが凄い。

S-006P(N)_5問題は「」の方です。底面が錆びており、製造年月の表記が読めません。錆びているということは金属な底面ということであり、窪みの形状・大きさは松下電池工業製(写真右)に似ています。が、印字が確認出来ないため、確証は持てません。少なくとも富士電気化学自社製ではないことは確かであると思われます。
ちなみに端子側の赤色も“National Hi-Top”と同様でよく似ています

S-006P(N)_7」の方の製造日がわからないので、「」と混在であったかは不明ですが、10年後でも自社生産を続けているので、自社生産から他社生産に切り替えた可能性は極めて低く、混在であった可能性が高いと見られます。
なお、現行の“Fujitsu”ブランドの9V形マンガン・“3600”でも、パナソニック製と思われる中国製のロット(写真左)とGP製と思われる中国製のロット(写真右)が混在していた時期がありました(現在は概ね前者で落ち着いている模様)。

くらしのベスト アルカリ乾電池 ALKALI CELL 単1形/単2形

cgclr20_1中小スーパーマーケットにプライベートブランド品を卸している企業である“シジシージャパン”のアルカリ電池です。以前本ブログでは同じアルカリ電池の単3と単4を紹介しましたが、今回は単1と単2を紹介します。
デザインは単3・単4と同様、金ベース赤い帯というもので、“アルカリ乾電池”という字体の印象から、何となく高級感漂う印象を受けます。

 

cgclr20_2パッケージのバーコードラベルです。単3と単4同様に使用推奨期限は10年。最近のアルカリ電池では7年や10年など軒並み期限が延長されていますが、これは電池が売れないスーパーでも長期在庫できるという思わぬ恩恵を受けています。
バーコードのベンダーは“シジシージャパン(4901870)”。ラインナップは単1・単2の2本パックのみで、自分が購入したスーパーでは単1が321円、単2が267円(いずれも税込)でした。

cgclr20_3注意書き部分。単3と単4では生産国がタイ製でしたが、今回紹介する単1と単2では日本製となっています。
同じような例として、ファミリーマートで売られている“ファミリーマートコレクション”のアルカリ電池があり、単3と単4はインドネシア製ですが、単1と単2はOEM元であるFDKが海外で製造を行っていないと思われる関係上、日本製となっています。
なお、販売者は“株式会社シジシージャパン”になっています。

cgclr20_4プラス・マイナス側。マイナス極は黒い絶縁リングに「」になっており、これはパナソニックのアルカリ電池に見られる特徴であり、単3と単4同様、こちらもパナソニックのOEMであると思われます。
なお、このマイナス極、見た目ではFDKのように逆装填防止機能などは無いように見られますが、“絶縁リングによるマイナス端子凹み構造”を採用しており、FDKのアルカリ電池と同様、マイナス端子同士の逆接続では機器が動作しないようになっています。

使用推奨期限は単1・単2共に「04-2025」で、2015年4月製造の電池でした。

cgclr20_5最後にフルラインナップを。実は今回紹介した単1と単2は今回のリニューアルで新たに加わったもので、前世代までのモデルでは存在していませんでした。
これにより、同じくパナソニックOEMを用いたトップバリュのアルカリ電池に、より近くなったのではないかと思っています。

 

 

★関連記事
くらしのベスト アルカリ乾電池 ALKALI CELL 単3形/単4形
→本記事で紹介したアルカリ電池の単3と単4と取り上げた記事。本文でも触れていますが、こちらはタイ製となっています。