月別アーカイブ: 2015年11月

S-Unique(エス-ユニーク) アルカリ乾電池 単3形/単4形

s-unique_1スギ薬局”や“スギドラッグ”などの屋号でドラッグストアを展開する“スギ薬局グループ”で発売されている「S-Unique(エス-ユニーク)」というブランドのアルカリ電池です。
デザインは金色をベースとし、プラス極には入れ間違いを防止するためか、赤い帯があるもので、“S-Unique”のロゴ部分には白と青を配置するという、アルカリ電池としては無難なデザインと言えると思います。

 

s-unique_2パッケージ。ラインナップは単3・単4共に10本パックのみ。型番は単3が“LR6(10S)SUGI”、単4が“LR03(10S)SUGI”で「SUGI」が付加されていることからスギ薬局専売であることがわかります。
キャッチコピーは『パワーアップ!(※当社従来品比較)』と言うもので、何がパワーアップしたのかわからないという微妙なキャッチです。なお、バーコードのベンダーは“グローバル(4525678)”となっていました(この会社については後ほど記載)。

s-unique_3電池の外観。供給元は“FDK株式会社”で、販売元は“株式会社グローバル”となっています。このグローバルという会社は各社プライベートブランド品の販売委託を行っているメーカーのようで、自社も“ケアリンケージ”というブランドの商品を発売しているようです。
なお、注意書きについては無難なもので、特筆するべき特徴はありませんでした。生産国は“MADE IN JAPAN”で日本製です。

 

s-unique_4プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」で日本製、更には供給元がFDKであることから、FDKエナジー製であることが推測できます。パッケージも例の軟質系フニャフニャシュリンクであったこともそれを証明していると言って良いでしょう。
なお、使用推奨期限は単3・単4共に「09-2020」でパッケージには『使用推奨期限5年』の記載がありましたから、それぞれ2015年9月製造の電池であると推測されます。

この電池は単3・単4の10本パックが税抜380円であり、FDKの“TOPRUN V”も同様の価格帯で売られていることから、もしかしたら中身は同電池と同様なのかもしれませんね。

★関連記事
長時間パワー アルカリ乾電池 単3形 LR6
→本記事で紹介した電池の販売元である“株式会社グローバル”がかつて発売していた電池を紹介した記事。なお、こちらの電池は中国製となっていました。

ZETKING DRY BATTERY R14

zetking_1今回紹介するのは“ZETKING”なるブランドのマンガン電池(単2)です。ハードオフで買った税込54円の懐中電灯の中に入っていました。
この電池、ブランド名である“ZETKING”や“DRY BATTERY”、“0% Mercury & Cadmium”以外は全てハングル語の表記であり、製造国・メーカーは愚か注意書きも読めません。ただ1つわかることと言えば、この電池が韓国向けの電池であるということぐらいです。

 

zetking_2その中での手がかりは電池上部にある赤い“R”のマークです。これは韓国の電池メーカーである“ロケット(ロケット電気)”のマークであり、これはロケットが発売している電池の一つであると考えられます。

 

 

zetking_3注意書き部分。全面ハングル語です。全く読めません。ちなみに写真上の電池に見える“KSC8501 NO.8”は韓国の国家規格であるKSマークで、日本で言うJISマークと同じようなものです。日本のJISと同じように認定番号もあります。
デザインは黒マンガンを思わせる真っ黒ボディで、マイナス側には金色のラインが入っているのが印象的です。

 

zetking_4プラス・マイナス側。マイナス側にある使用推奨期限の表記は刻印ではなく、電池のマイナス極にインクで印刷されているものであり、均一ショップ“ダイソー”で売られている“Gigamax”と同じ特徴となっていました。これも韓国製で、ロケット製と言われており、このZETKINGもロケット自社製の電池であると思われます。
なお、使用推奨期限は「03.2013D」となっています。

 

なお、この使用推奨期限がマイナス極にインクで印字されているという特徴はロケットが日本向けとして供給していた“MEGACELL”ブランドのマンガン電池でも見られたものでした。本当はこちらと比較してみたかったのですが、使ってしまったのか、もう手元には無かったですね…。

MITSUBISHI MY&OUR アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6ME/LR03ME

LR6ME_1家電量販店“エディオン”で売られている、同社のプライベートブランド“MY&OUR”によるアルカリ電池。かつてはパナソニックの“パナソニックアルカリ乾電池”、東芝電池(当時)の“アルカリ1”ブランドなどとのコラボとなっていましたが、現在は三菱電機ホーム機器による“MITSUBISHI”ブランドとのコラボとなっています。
現在、三菱電機のロゴは“200px-Mitsubishi_logoMITSUBISHI ELECTRIC”となっていますが、今回入手したものはまだ旧ロゴのものでした。

この電池に関して、近所にエディオンが無いということで静観していましたが、秋葉原の石丸電気が現在は“エディオンAKIBAになっていることに気づき、購入してきたものであります。自分の頭のなかではやっぱり石丸は石丸なのです。
なお、エディオンには同じくオリジナルのアルカリ電池として日立マクセルによる白いデザインの電池が売られていました。単3の型番が“LR6(ED)”であったのでエディオン供給向けのアルカリ電池であることは間違いないのでしょうが、こちらは特にブランド付けはされていませんでした。

LR6ME_2単3・単4、8本パックのパッケージ。商品名は『MY&OUR パワーアルカリ乾電池』。なお、型番は単3・8本入りが“LR6ME/8S”・形名コード「49J449」、単4・8本入りが“LR03ME/8S”・形名コード「49J662」となっています。
バーコードのベンダーは“三菱電機(4902901)”となっていました。

 

LR6ME_3パッケージをバラしたところ。8本パックに関しては4本+4本で構成されていました。多本パックの電池の場合、全ていっぺんに使うことはないでしょうから、これは便利かも。

 

 

LR6ME_4電池の外観。電池のデザインは上部が金色になっており、下部は青いグラデーションカラーになっている、ちょっと個性的なデザインです。
社名表記は“200px-Mitsubishi_logo三菱電機ホーム機器株式会社”。生産国は単3、単4共に“MADE IN INDONESIA”でインドネシア製となっており、単1と単2は日本製でしたから、“POWERアルカリG(現・アルカリ乾電池G)”に近い位置付けの電池であると思われます。

LR6ME_5プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」となっており、この特徴を持つインドネシア製ということで、“PT FDK INDONESIA”であると推測されます。
使用推奨期限は単3が「10-2019」、単4が「08-2019」となっており、時期的に5年期限と推測、それぞれ2014年10月、2014年8月の電池であると思われます。約1年前の電池で若干長期在庫気味ですね。

DAISO ALKALINE new アルカリ乾電池 単3形/単4形

alkalinenew_1均一ショップ“ダイソー”で見つけた新顔のアルカリ電池。“ALKALINE new”なるブランドで全面真っ白ボディのデザインが特徴のアルカリ電池であります。
自分が確認した限りでは単3と単4の5本パックのみで、紙の台紙とともに電池がシュリンクされています。バッケージ下部には電池の正しい使い方をQRコードから確認してくださいとの記載があります。ちなみにこのリンク先は何故か“NAVER”のサイトになっています。

ちなみにNAVERのサイトのリンクを踏むのは不安という方は、こちらに同じ画像のリンクを張りましたので御覧ください。ここに貼ろうと思ったのですが、画像が縦長過ぎ。それは、さておいてもこの注意書きは絵表示でとてもわかりやすいので他の乾電池を使う時も参考にしたい注意書きです。
http://miharin.wktk.so/docs/QR-1.jpg

alkalinenew_3パッケージ裏。特にキャッチコピーやウリなども記載されておらず、半分以上が日本語と英語の注意書きで占めています。パッケージ上の商品名は「アルカリ電池 K2」で、その後に続く数字が単3が「3」で単4が「4」となっています。従って、単1や単2も登場する可能性もあるかもしれない?
型番は単3と単4共に「K-15-P80(K002)」。バーコードのベンダーは“国際インフォメーションセンター日韓企画(4947678)”。

ダイソー発売のアルカリ電池では韓国製の“Gigamax”アルカリ乾電池やピンク色のデザインが特徴の“SuperPower”アルカリ乾電池も国際インフォメーションセンター日韓企画のベンダーになっていますが、中国製という特徴や商品名の「アルカリ電池 K2」が後者“SuperPower”に一致しますので、もしかしたら同電池のリニューアル版なのかもしれません。ここはあくまでも個人的な妄想に過ぎませんが。

alkalinenew_2パッケージのシュリンクを剥いだら、またシュリンクされている電池が出てきました。これ程無駄なものは無いと思うんだけどなぁ…。

 

 

 

alkalinenew_4電池の外観。全面真っ白なボディに青メタリックで“ALKALINE new 単3形(単4形)”の文字…。まんまeneloopなデザインです。青い文字での注意書きはeneloopとは異なりますが、これは充電式電池と間違えられそうで怖いですね。
発売元は“(株)大創産業(DAISO INDUSTRIES CO.,LTD.)”、生産国は“MADE IN CHINA”で中国製です。また、海外輸出を想定してか、WEEEマークもあります。

alkalinenew_5プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」。使用推奨期限は単3・単4共に「10 2020」で時期的に考えると、5年期限の2015年10月製造の電池であると考えられます。

 

 

alkalinenew_6外装ラベルを剥がしてみた所です。単3には“XBNH 11 041859”の、単4には“HBPU 11 041353”のレーザー刻印と思われる、ロット番号の刻印が見られました。

 

 

alkalinenew_7なお、電池の絶縁リングには『双 39 鹿』の刻印が見られましたので、この電池は“PAIRDEER”ブランドで知られる“Zhongyin (Ningbo) Battery Co., Ltd.”製でしょう。ちなみに“双鹿”とは「PAIR= DEER=鹿」を表しています。
ラベル剥がしついでにマイナス極のガス抜き穴も見てみましたが、単3と単4共にいつもの2つ穴タイプでありました。

SONY スタミナ STAMINA アルカリ乾電池 単3形 LR6(SG) [LR6SG-4BD]

LR6SG-4BD_1以前、本ブログでも紹介したことのあるソニーのアルカリ電池“STAMINA(スタミナ)”。今回、この電池の単3・4本入りのブリスターパックが変わっていました。
写真左が旧パッケージ右が新パッケージです。旧パッケージでは4本まとまってパッケージされているのに対して、新パッケージでは2本づつパッケージされています。さり気なく、新パッケージでは“そらべあ”のマークが削除されていたりしますが…。

LR6SG-4BD_2パッケージ裏。上と同じく左が旧パッケージ右が新パッケージです。両者とも単3・4本入りブリスターパックの型番は“LR6SG-4BD”で変わりは無く、バーコードも全く同じです。
そらべあ基金の記載は削除されているものの、“性能最大60%アップ”や“CO2 排出量 30%減”の記載も変わりません。しかし、このパッケージには大きな違いがあります。それはどこでしょうか?

 

LR6SG-4BD_3上をよく見てみて下さい。使用推奨期限が“5年”から“10年”へと延長されています。今までこの“STAMINA”はスタンダードクラスのアルカリ電池でありながらも使用推奨期限は5年期限という、何とも中途半端な位置付けでありましたが、ここで満を持して10年期限にグレードアップしました。
これにより、今まで“STAMINA”の単3と単4はインドネシア製でしたが、この使用推奨期限の延長で日本製に回帰しています。

なお、この使用推奨期限の延長は単1と単2でも同様に行われているようですが、こちらは元々日本製であったため、生産国に違いはありません。

LR6SG-4BD_4電池の外観。上2本は新パッケージのもので(日本製)下2本は旧パッケージのものです(インドネシア製)。両者、デザインに違いはありませんが、日本製の方が金色が濃いような気がします。
注意書きの文字も日本製の方が濃い目で、細かいところでは電話番号の字体が変わり、“携帯電話・PHS・一部のIP電話からは”記載の電話番号が“0466”のものから“050”のものに変化していたりします。

LR6SG-4BD_5プラス・マイナス側。日本製・インドネシア製共にマイナス極の絶縁リングは「」。どちらともFDK製で日本製が“FDKエナジー”、インドネシア製が“PT FDK INDONESIA”製造であると思われます。
使用推奨期限は日本製が「07-2025」、インドネシア製が「02-2020」で前者が10年期限、後者が5年期限でありますから、それぞれ2015年7月、2015年2月製造の電池であると思われます。

ちなみに店頭で使用推奨期限を見てみたところ、本記事の日本製と同じ2015年7月製造でインドネシア製のものが存在していたり、2015年9月製造でもなおインドネシア製のロットがあったりと、現状では混在というよりかはロットによりバラバラで供給されているようです。
幸い、ソニーのアルカリ電池にはパッケージに使用推奨期限が記載されています。この“STAMINA”で日本製が欲しいと思った時はパッケージ“使用推奨期限10年”の表記を確認して買うと良いでしょう。

★関連記事
SONY スタミナ STAMINA アルカリ乾電池 LR20(SG)/LR14(SG)/LR6(SG)/LR03(SG)/LR1(SG)
→本記事で紹介したソニーのアルカリ電池“STAMINA”の全ラインナップを紹介した記事。この頃は単1~単4まで使用推奨期限5年で、単3と単4はインドネシア製となっていました。

National ALKALINE BATTERY アルカリ乾電池 6AM6

6AM6_1今回は姉妹サイト“006P電池展示館”よりナショナルの古い6P形アルカリ電池を紹介します。
この電池は松下電器産業(現・パナソニック)初のアルカリ電池である“ナショナルマロリーアルカリ乾電池”に続く2代目のアルカリ電池で、黒いボディから一転全面シルバーボディのデザインになったのが特徴です。
写真の電池は左が表右が裏になっており、裏側は英語表記になっています。Nマークがまでも“National”になっていて細かいですね。

6AM6_3この電池、当時の業務用カタログには掲載されているものの、セールスマン用カタログには掲載されていませんでした。なので、一般販売向けでは無かった可能性もありえます。どちらにしろ、レアな電池であることには間違いないでしょう。
ちなみに、この電池の前モデルである“ナショナルマロリーアルカリ乾電池”では6P形は存在していなかったようでありますので、恐らくナショナル初の6P形アルカリ電池なのではないでしょうか。

 

6AM6_2側面です。プラス極側には型番が、マイナス極側には注意書きが記載されています。型番は“6AM6 9VOLTS”と書いてあり、電圧表示が変わっていますね。その下にカッコ書きされているのは他社互換品で“MN1604”がデュラセル(旧・マロリー)品番、“No.522”がエナジャイザー(旧・エバレディ)品番を表しています。
注意書きは日本語と英語での表記です。ちなみに、注意書きの全文を以下に掲載します。

<ご注意> この電池は充電式ではありません。
充電すると液もれ、破損するおそれがあります。
ショート・加熱すると液もれ、はれつのおそれがあります。
MAY EXPLODE OR LEAK IF RECHARGED
OR DISPOSED OF IN FIRE.

6AM6_4端子部。マイナス極は主にデュラセルなど、アメリカ製の電池でよく見られる「四角形」のスナップとなっています。ちなみに、この端子構造は現在、海外でOEM向けとして出回っているベルギー製のパナソニックアルカリ電池(6LR61XWA)でも見られます(写真右下)。
なお、端子部分のプラスチックは「」となっており、現行品のデュラセルのものともパナソニックのものとも異なっています。

6AM6_5底面。両者同じアルカリ電池なのですが、左の底板は金属なのに対し、右の底板はプラスチックとなっています。ちなみに製造日は写真ではプラスチックの方は見えにくいですが、金属の方は「81-05」でプラスチックの方は「82-06」と記載してありました。
さすが日本製の電池です。製造日から30年近く経過しているのにも関わらず、膨らみも液もれもありません。アメリカ製の6P形アルカリ電池は未使用でも液もれ・膨らみは普通ですからね。

しかし、1980年代初頭の6P形アルカリ電池って初めて見たような気がします。他メーカーでも見なかったような気がしますので、この分野でもパナソニックは先駆けだったのでしょうか。
今回は補足したいことがあったのでブログ上で紹介しましたが、姉妹サイト“006P電池展示館”に展示されている電池で取り上げて欲しい電池がありましたら教えて下さい。多くのリクエストがありましたら、紹介してみたいと思います。

SONY STAMINAX 単3形/単4形 アルカリ乾電池 LR6(SG) / LR03(SG)

staminax_1今回は“ソニー”が発売するハイグレードアルカリ電池“STAMINAX”を紹介します。この電池は『ソニー史上最高性能』をウリとしたもので、今まで主力だった“STAMINA”の上位ブランドとして生まれたアルカリ電池です。
この境遇は今まで主力ブランドだった“IMPULSE”の上位ブランドとして“The IMPULSE”を発売したという東芝のアルカリ電池のラインナップとよく似ています。

 

staminax_2単3・単4、4本入りと2本入りブリスターパックのパッケージ。“STAMINAX”のロゴや“ソニー史上最高性能”の場所が箔押し印刷になっており、いかにも高級そうなオーラを醸し出しています。
キャッチコピーは「10年保存できる ハイパワー・長持ち」。

 

 

staminax_3パッケージ裏。単3・単4の4本入りブリスターの方には「当社従来品A」と「当社従来品B」と比較して“STAMINAX”の方が長持ちとのグラフがありますが、「当社従来品」のアルカリ電池がどれを指しているのかは不明でかなり不透明なグラフです。
それ以外にもソニーの電池や充電器の売上の一部を“そらべあ基金”に寄付し、自然に負担を掛けない「グリーン電力」による環境保全活動を支持していることをアピールしています。

 
なお、単3・単4の4本入りブリスターの品番はそれぞれ“LR6SG-4BE”、“LR03SG-4BE”で、単3・単4の2本入りブリスターの品番は“LR6SG-2BHE”、“LR03SG-2BHE”となっています。バーコードのベンダーはソニーではなく、“ソニーエナジー・デバイス(4901660)”。これは過去ソニーが発売してきた電池の全てが同社のコードであり、言わばソニーが発売する電池の伝統です。

staminax_5電池の外観。全面真っ黒なボディで電池の下部に金色のラインが入ったのみのシブいデザインです。ソニー曰く、『ブラック&ゴールドでシンプルに高級感、上質感、パワー感を表現し、アルカリ乾電池の中で独自の上質感を表現』とこのデザインにかなり自信ありげの様子。
社名表記は“ソニー株式会社”、原産国は“Made in Japan”で日本製となっています。

 
デザインのベースは従来の主力だった“STAMINA”に準じており、“SONY”ロゴや“STAMINAX”の位置、注意書きの構成などは“STAMINA”と同様になっています。
電池本体の型番は単3が“LR6(SG)”で単4が“LR03(SG)”と“STAMINA”と全く同じ型番になっています。もしかしたら、ソニーのアルカリ電池全体が“(SG)”なのかもしれません。

staminax_6プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは「」で、日本製であることから、FDKエナジー製であると推測されます。
使用推奨期限は単3・単4共に「07-2023」で、パッケージには“使用推奨期限10年”との記載がありましたので、それぞれ2013年7月製造の電池であると思われます。使用推奨期限の範囲内ですが、若干古い個体です。

 

staminax_7ちなみに、単3における使用推奨期限の印字は大きいタイプとなっており、それは東芝の“The IMPULSE”(写真真中)や、富士通の“Premium”(写真右)のものとよく似ています。
印字のみだと製造工場が同じぐらいの判定しか出来ませんが、上位クラスのアルカリ電池であると考えるのであれば富士通“Premium(旧・PremiumG)”と同様であると考えるのが妥当であると思われます。

SANYO CR14550SE / FDK CR17335SE LITHIUM BATTERY

CR17335SE_1組み込み用の二酸化マンガンリチウム電池“CR17335SE”と“CR14250SE”です。片方は“FDK”ブランドでもう片方は“SANYO”ブランドとなっておりますが、これは元々旧・三洋電機の子会社であった三洋エナジー鳥取がこの電池を製造していたことが関係しています。
FDKは2010年に三洋電機より三洋エナジートワイセル(現・FDK高崎工場)とともに三洋エナジー鳥取も買収、同社は“FDK鳥取”となりブランドも“FDK”となった経緯があります。

CR17335SE_2この電池は秋葉原の稲電機で1個100円で投げ売りされていたのを購入したもので(もちろんジャンク)、他にも基板実装タイプのリチウムコイン電池なども売られていましたが、円筒形のリチウム電池はこれのみだったので取り敢えずこれだけ衝動買い。
多分、この電池は普通に買ったら1個数千円する電池なのではないでしょうか。

 

CR17335SE_3注意書き部分。注意書きは日本語と英語の2ヶ国語での表示ですが、英語の方が文量が多いです。社名表記は“SANYO”ブランドの方が“SANYO Electric Co.,Ltd.”、“FDK”ブランドの方が“FDK CORPORATION”となっています。原産国は“FDK”ブランドの方に「Made in Japan」と書かれていますが、“SANYO”ブランドの方には「JAPAN」としか書かれていません。前述の通り、三洋エナジー鳥取(FDK鳥取)製であると思われます。

組み込み用の電池なのでURマーク付き、欧州への輸出も想定してか、WEEEマークもあります。寿命が長いリチウム電池だからなのか、電池本体には製造日などの記載は無く、“CR14250SE”には「BAADPE」、“CR17335SE”には「BBAFOB」というロット番号らしき印字がありました。

CR17335SE_4プラス・マイナス側。端子にはタブが付いているタイプで、いわゆる組み込み用の電池です。マイナス極はガラスシールで封止されています。これだけでも結構高そうな構造です。
なお、このリチウム電池は負極をレーザー溶接で封口して高容量を図ったモデルで、“SANYO”ブランド時代にはそれに由来する「-LASER- Lithium」という名称が電池本体に記載されていた時代もありました。

CR17335SE_5LEDによる点灯テスト。まずは“CR17335SE”から。眩しいぐらい明るく光っています。未使用ですし、個人ベースでの使用用途であれば十分実用に耐えると思います。
メーカー公表値でこの電池の容量は1800mAh

 

 

CR17335SE_6次に“CR14250SE”。こちらも眩しいほどの明るさです。
メーカー公表値でこの電池の容量は850mAh

SHARP(R) GII マンガン乾電池 R03

sharpg2_1珍しいシャープのマンガン電池です。以前、本ブログでは同柄の単3を紹介したことがありますが、今回は単4を紹介します。
以前の記事で掲載したカタログによると、このゴールド+のデザインである“GII”は黒マンガン相当であり、姉妹品のシルバー+のデザインである“GI”は赤マンガン相当であったようです。
カタログに掲載されていたということは販売されていたということなのですが、滅多に店頭で見ることはなく、付属品で多く見かける電池です。

sharpg2_2注意書き部分。社名表記は“SHARP CORPORATION”で、スペースが足らないからなのか、単3にあった日本語での社名表記と住所の記載はありませんでした。
JISマーク表記は“C8501 MABI T”となっており、松下電池工業(現・パナソニック)製となっていました。シャープの乾電池といえばJISマーク表記“M.D.B”の日立マクセル製が多いですが、松下電池製のものも存在していたのですね。

今回入手したのは2本ですが、片側の液漏れが激しく、注意書きが読めないほど腐食していました。その為、比較的な綺麗な外観の注意書き部分を上写真の下に合成しました。外装が腐食しているということで感づいている方も居られるかとは思いますが、外装は金属外装です。
なお、生産国はサビで隠れているのか、確認出来ませんがJISマーク“MABI T”の記載から、日本製であるのは間違いないと思われます。なお、注意書きの全文は以下の通りです。

ご注意:充電式ではないので、充電すると「液もれ」
「はそん」することがあります。液もれ、はれつのお
それがあるので(+)(-)を正しく入れてください。
CAUTION:NOT RECHARGEABLE.
MAY EXPLODE IF CHARGED OR SET REVERSELY.

sharpg2_3プラス・マイナス側。この写真、特にプラス極の構造を見ると、この電池が金属外装であることがわかるのではないでしょうか。なお、プラス極の絶縁リングは「」となっています。
なお、電池本体には「[使用推奨期限(月-年)][本体に表示]」の記載はあるものの、マイナス極の底板に刻印はありませんでした。

 

sharpg2_4と、思って電池を舐め回して見ていたらw、電池下部にレーザー刻印で使用推奨期限が印字されていました。本当に電池本体に表示されていたのですね。表示は「09-96(1996年9月)」となっており、2年期限と推定すると、1994年9月の電池でしょうか。
このレーザー刻印は当時の松下電池製マンガン電池で見られた特徴であり、これからもこの電池がJISマーク通りの松下電池製であることを物語っています。

★関連記事
SHARP GII マンガン乾電池 R6PU
→本記事と同じく、シャープのマンガン電池“GII”を紹介した記事ですが、こちらは単3を紹介しています。こちらは日立マクセル製となっていました。

Panasonic アルカリ乾電池 Alkaline 単3形/単4形 LR6BJ / LR03BJ

LR6BJ_1あるディスカウントストアで見つけたパナソニックが発売するアルカリ電池の新顔。全体的にシルバーを基調にしたシンプルデザインが特徴の電池であります。表には“アルカリ乾電池”の表記とサイズが記載されているだけのもので、この面には“Panasonic”のロゴは見られません。

 

 

LR6BJ_2パッケージ。単3・単4各10本パック。店頭でこの電池は同じくパナソニックが特定ルート限定で発売しているアルカリ電池“アルカリβ”が売られていた棚に置かれていましたので、恐らくは“アルカリβ”の後継に当たる電池なのでは、と思われます。
10本パックの型番は単3が“LR6BJ/10SW”、単4が“LR03BJ/10SW”となっています。バーコードのベンダーは“パナソニック(4549077)”となっていました。

LR6BJ_3パッケージをバラした所です。“アルカリβ”の10本パックと同様に4本パック×22本パック×1で10本が構成されていました。こう言う多本パックの電池の場合、いっぺんに使うことは極稀だと思うので、このように小分けパックされているのは合理的かもしれません。

 

 

LR6BJ_4電池の外観。電池上部にプラス極を明確にするためと思われるゴールドのワンポイントがあるのみで他は全身シルバーのデザインになっており、“アルカリβ”のデザインよりもエントリークラス的なデザインに進化しています。
“Panasonic”ロゴは形名表記部分に控えめな感じで記載、一応パナソニックのアルカリ電池ですw。電池本体の型番は単3が“LR6BJ”、単4が“LR03BJ”。

注意書き自体は「パナソニックアルカリ乾電池」などと全く同様のもので、社名表記は“パナソニック株式会社”、原産国はエントリークラスですから“タイ製”となっています。

LR6BJ_5プラス・マイナス側。単3のマイナス極はミゾに絶縁用の樹脂を流しこんだパナソニック独特の「紫外線硬化樹脂」を採用しています。使用推奨期限は単3・単4共に「10-2020」。パッケージには“使用推奨期限5年(JIS準拠)”と書いてありましたから、2015年10月製造の電池であると思われます。出来立てほやほやです。

 

しかし、同じパナソニックOEMのトップバリュのアルカリ電池やくらしのベストのアルカリ電池は5年期限から10年期限に進化したのに、まだこれは5年期限なんですね。“アルカリβ”も後継モデルでは10年期限になると思っていました。もっとも、この電池がアルカリβの後継モデルであるかはまだ明確ではありませんけどね。

LR6BJ_6マイナス極の外装ラベルを剥がしてみた様子。単3は紫外線硬化樹脂の向こうに4つ穴のガス抜き穴が見えます。単4は樹脂無しの2つ穴タイプです。
パッケージには“液もれ防止製法”の記載がありましたので、「パナソニックアルカリ乾電池」のノウハウを受け継いでいる電池なのかもしれません。