月別アーカイブ: 2019年2月

Fujitsu 7300 アルカリ乾電池 単3形 LR6(F)

かつて、富士電気化学(現・FDK)が主力アルカリ電池として発売していた“7000シリーズ”の単3です(7300)。現在FDKのアルカリ電池は用途に応じた3つのブランドをラインナップしていますが、この電池を発売していた1990年代はアルカリ電池と言えばこの“7000シリーズ”と、音楽向けアルカリ電池“WAVE(ウェイブ)シリーズ”を展開していたようであります。
ちなみに今回紹介するこの電池、液漏れしており色ムラが凄いことになっています。

電池の注意書き部分です。この電池、アルカリ電池としては珍しい液漏れ補償が付与されています。富士電気化学は1987年10月にアルカリ電池で液漏れ補償を付けて発売、同業他社はマンガン電池に液漏れ補償を付けて発売していましたが、アルカリ電池は富士電気化学のみであったと記憶しています。期間は不明ですが、マンガン電池と同じく使用推奨期限の表示が開始される1993年頃まで行われていたと思われます。

補償条件の全文は以下の通りです。社名表記は現・FDKの旧社名である“富士電気化学株式会社”となっており、住所も現本社の前に当たる浜ゴムビルのものになっています。


●正しくご使用いただいたにもかかわらず、この電池の液も
れにより使用している機器に損傷が生じた場合、電池と一緒
に下記へお送りください。修理または相当品と交換いたしま
す。補償有効期限 製造後2年 TEL(03)434-1271
富士電気化学株式会社  〒105 東京都港区新橋5-36-11

次に注意書きの全文です。90年代の電池とは言え、アルカリ電池だからか分量はちょっと多めになっていますね。

ご注意:この電池は充電式ではありません。充電すると液もれ、破損
のおそれがあります。 ●+-は正しく入れてください。 ●未使用の電
池と使用した電池、他の種類の電池とまぜて使ったり、ショート、分
解、火に投入、加熱しないでください。 ●機器の使用後はスイッチを
切り、使い切った電池は取り出してください。

電池の形名表記部分にはJISマークの記載があります。“C8511 380130”の記載があるため、現・FDK鷲津工場製であることがわかりますね。認定番号のみで略号(FDKなど)の記載はありません。このデザインのアルカリ電池は後継の新デザインになっても、100円均一ショップなどで廉価版のアルカリ電池として発売されていました。位置付けは変わっても同じデザインの電池が長年に渡り発売していたことになります。

プラス・マイナス側です。写真左側の電池が特に液漏れしています。マイナス極の絶縁リングは「」。マイナス極底板には「90-03」と刻印されており、1990年3月製造の電池となります。保証期間はこの製造日から計算する方式となっており、補償条件には『補償有効期限 製造後2年』とありましたから、この電池では2年後の1992年3月までが補償期間となります。

 

折角なので、廃棄する前に外装ラベルを剥がしてみました。ちょっと昔な富士電気化学時代のアルカリ電池にも興味があったので…。外装缶には特にロット番号の印字や刻印などは見られませんでした。現在のFDK製造のアルカリ電池ではロット番号の印字があったり無かったりするので、単純に記載の無いロットに当たってしまったのかもしれませんが。

 

最後に絶縁リングの拡大です。黒い絶縁リングで、真円では無く切り欠きが付いているものです。特に数字やアルファベットの刻印などは見られませんでした。
なお、マイナス極のガス抜き穴ですが、現在の4つ穴タイプとは異なる2つ穴タイプ(リンク先は液漏れしてますので閲覧注意)となっていました。底板も現在のザラザラなものとは異なって、比較的ツルツルなものになっていますね。

maxell ALKALINE BATTERY アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6(W) 4B BC / LR03(W) 4B BC

コジマ×ビックカメラ”で見つけたマクセルのアルカリ電池です。パッケージこそマクセルのアルカリ電池となっており、ブランド名などは見られませんが、中身は主に多本パック中心で出回っているマクセルのアルカリ電池“ダイナミックとなっています。
“ダイナミック”は現在のマクセル主力アルカリ“ボルテージ”の前世代に当たるアルカリ電池で、現在でもスタンダードアルカリ的な位置づけとして販売が続行されています。

パッケージ裏です。裏面には特にキャッチコピーなどは存在せず、上半分は真っ白な部分が多いです。型番は単3の4本パックが“LR6(W) 4B BC”、単4の4本パックが“LR03(W) 4B BC”となっています。型番最後の“BC”とはビックカメラ(Bic Camera)の略と思われ、コジマネットの販売ページでは『ビックカメラGrオリジナル品』とあることから、ビックカメラ系限定モデルであることは間違いないと思われます。

社名表記は“マクセル株式会社”となっており、バーコードの事業者名は“マクセルホールディングス(4902580)”となっていました。なお、価格は単3と単4の4本パック共に税抜き480円で売られていました(2019年2月現在)。これは同じ店頭で並んでいた“ボルテージ”と全く同じ価格設定になっていて、ちょっと割高感を感じました。使用推奨期限は両者共10年で同じですが、“ボルテージ”には液漏れ補償が付いています。同じ価格設定でどちらを買うのかを迷った時はこの“ダイナミック”ではなく“ボルテージ”を買うべきだと思います。

パッケージを開封してみました。パッケージ内で更に電池がシュリンクパックされています。これはパッケージ裏面で電池に印字された使用推奨期限が確認できる構造になっており、向きを揃えるためにシュリンクされているものと推測されます。
パッケージ表面では「液もれガード」、「日本製」、「10年(JIS準拠使用推奨期限)と3つのキャッチコピーを掲げています。

 

電池の外観です。中身は普通に“ダイナミック”です。現在の主力アルカリ“ボルテージ”は姉妹品「ダイナミック ボルテージ」として生まれた経緯があるため、デザインは非常に酷似しています。“ボルテージ”の方がゴールド部分が多くデザインされていて高級感があるデザインと言った印象です。
社名表記は“マクセル株式会社”、横にはお馴染み「グリーンウッド」のマークも見えます。生産国は日本製

プラス・マイナス側です。絶縁リングの色は「」。かつて、マクセルの単3アルカリ電池と言えば“◎”の底板が特徴的だったのですが、現在は他社においても多く見られるに平らなものになっています。
使用推奨期限は単3、単4共に「11-2028」となっており、パッケージには10年使用推奨期限との記載がありましたから、それぞれ2018年11月製造の電池であると思われます。

外装ラベルを剥がしてみました。以前、同電池の外装ラベルを剥がした時は単4のみに製造日と時刻と思われる印字があり、単3は無印字でしたが、今回単4はオレンジの油性ペンでのマーキング単3のみ“18.11.01 21:13”という製造日と時刻らしき印字が見られました。
某社製造のアルカリ電池は印字があったり無かったりしますが、この電池にもしっかり引き継がれていますね。

絶縁リングの拡大です。黒い絶縁リング5ヶ所にある突起が目印。切り欠きは無く真円です。切り欠きの一つに印があり、それを上にした状態で単3は上に“21”下に“1”の刻印が、単4は上に“6”下に“1”の刻印がありました。
この絶縁リングの特徴は以前、同電池の外装ラベルを剥がした時のものと同一なので製造元は同じであることが推測できます。

最後にプラス・マイナス極の拡大です。単3と単4、両者ともガス抜き穴は4つ穴タイプ。マイナス極底板はどちらともザラザラになっているのが特徴です。

 

 

★関連記事
maxell ダイナミック アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6(W) / LR03(W) その2
→使用推奨期限が10年に延長された、現行の“ダイナミック”を紹介した記事。同時に構造が変わった単3を構造比較している。

maxell ダイナミック アルカリ乾電池 LR6(W)/LR03(W)
→本記事と同じマクセルの“ダイナミック”を紹介した記事で、こちらは使用推奨期限5年タイプの旧版。この頃はJISマークが記載されておりマクセル製であることが一目でわかった。

Classic Pro ALKALINE BATTERY 1/2/3/4/6P

今回は業務用音響機器や楽器などを販売していることで知られる“サウンドハウス”オリジナルの“Classic Pro”アルカリ電池を紹介します。“Classic Pro”はサウンドハウスが展開するプライベートブランドの一つで、オリジナルのケーブルやマイク、ヘッドホンなど多くの業務用音響機器を展開しています。
デザインはグレー黄緑のツートンカラーというアルカリ電池には珍しく、とてもシンプルなものです。

パッケージです。事実上、店頭には並ばず通販専用の電池のため包装はシュリンクパックのみの展開でパッケージも簡素。ラベルも商品管理に使われると思われるものが貼られているのみで、バーコードはJANコードはありません。単3と単4は10本パック単1と単2は4本パックで発売しています。6P(9V)形は1本単位での購入が可能でありますが、最安値を維持するためできるだけ4個以上の購入を勧めています。

電池の外観。まずは単3単4です。とにかく、シンプルに徹している印象を受けるデザインです。注意書きは英語のみで日本語表記は無し。社名表記も“Product of SOUND HOUSE”とサウンドハウスのURLの記載があるのみです。ここまで潔いと帰って気持ちいいですね。近年発売の電池で久しぶりにここまですっきりとした注意書きを見たような気がします。
生産国は“MADE IN CHINA”で中国製

次は単1単2です。こちらも単3と単4と同じようなデザイン。形名も単1だったら「1」、単2だったら「2」と表記があるのみです。注意書きは英語なのに形名は日本由来なのが謎です。D」とか「C」のどうせならアメリカ由来の形名表記も欲しかった所ですね。
ちなみに単1には謎のシミが見られました(写真左下)。外観上は液漏れもしていないようですが…、なんだろう?

おまけで6P(9V)形です。6P形のみはアルカリ電池だけではなく、マンガン電池も用意されています。さすがエフェクターも扱っている楽器屋さんならではですね。マンガン電池はグレーのツートンカラーとなっています。
こちらも注意書きや社名表記は単1~単4までに準じていますが、6P形では注意書きの横に「CP」をモチーフとした“Classic Pro”ロゴマークの表記があります。

プラス・マイナス側です。こちらも単3単4から。マイナス極の絶縁リングは無いタイプです。使用推奨期限は単3、単4共に「08-2022」となっていました。サウンドハウスのサイトにも使用推奨期限に関する記載が無いため、正確な期限は不明ですが、5年期限の2017年8月製造の電池であると推測されます。
使用推奨期限の印字はグレーで薄い刻印となっていて大分読みづらい印象を受けました。

続いては単1単2です。マイナス極の底板は「◎」のタイプです。こちらの使用推奨期限は単1、単2それぞれ「06-2019」。今年の6月で期限が切れてしまいます。こちらは2年期限の2017年6月製造の電池でしょうか?
上記単3、単4と同時購入したのですが、両者使用推奨期限があまりにも離れすぎていますね。長期在庫過ぎたのか期限が本当に短かったのかは謎です…。

単3と単4の外装ラベルを剥がしてみました。ロット番号の刻印や印字などの記載は見られません。ラベルは非常にスムーズに剥がせた印象があり、のりも残らずすっきり剥がせたのがかなり印象的でした。

 

 

最後は単3と単4のマイナス極の拡大です。マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプ。マイナス極底板はどこかで見たような気もしますが、単3はザラザラ気味なのに対して、単4はツルツルに見えますね。

TOSHIBA キングパワーU SUM-3(U) 単3形

ちょっとレトロちっくデザインな東京芝浦電気時代の“キングパワーU”です。キングパワーUは赤マンガンの“キングパワー”に対して発売されていた黒マンガン電池です。近年東芝ライフスタイルで本電池の復刻版が発売され、電池マニアの間で注目を浴びました(すいません、当ブログでの紹介はサボってます)。
昔の東芝の電池と言えばデザインされたギザギザ模様で、当時はこの模様が東芝電池のトレードマークだったとも言えるでしょう。

横からすいません、電池の外観です。“TOSHIBA”のロゴは現在の1世代前に当たるもので、いわゆる東芝傘マークも健在です。懐かしいですね。注意書きもシンプルなもので以下の通り。

ご注意●はれつのきけんがありますので(+)(-)は正しく入れ、また充電はしないでください。

社名表記は東芝の旧社名である“東京芝浦電気株式会社”です。当時、電池及び応用商品の営業・販売は東芝本体が行っていたため東京芝浦電気名義となっていたようですが、1981年の東芝電池誕生から製販一体化が行われ、社名表記も東芝電池株式会社に変更されることになります。
JISマーク表記は“C8501 R-O-T”となっており、東芝レイ・オ・バック高崎工場(現・FDK高崎工場)とみられます。

プラス・マイナス側です。プラス・マイナス両方に絶縁リングが付いており、どちらとも「」となっています。プラス側の絶縁リングには模様が付いていて特徴的な構造になっていますね。マイナス極には“1 2 5”という刻印が見えます。これは1970年中期頃まで行われていた製造日の表記で、一般的に上2桁が製造月下1桁が西暦下1桁となっています。従って、この電池は1975年12月製造の電池であると推測できます。

この電池、液漏れは全く無かったのですが、その代り膨張して膨れており外装缶が開いていました。乾電池としての化学反応は終了していると思われ、爆発することは無いと思いますがちょっと怖いですね。

TOSHIBA アルカリ乾電池 ALKALINE 単3形 LR6(JE)K

今回はかつて秋葉原などで出回っていた“東芝(東芝ホームアプライアンス)”のOEM(組み込み)向けアルカリ電池(単3)を紹介します。
この電池は一般市販されない機器組み込み用として供給されたものであり、店頭などでは見られないことからあまり馴染みが無い方もいるかも知れません。そのため、デザインもあまり凝ったものでは無いのも特徴です。
シルバーというアルカリ電池にはあまり見られないデザインが一際目立ちますね。

外箱です。この電池の使用推奨期限は「05-2015」で既に切れており、秋葉原の某ショップにて1箱40本300円で買わされいましたw。箱に記載されている型番は“LR6(JE)K SP-2”で、社名表記は“TOSHIBA HOME APPLIANCES COPORATION”で現・東芝ライフスタイルの前身である“東芝ホームアプライアンス”の名義となっています。OEM向けということで市販向けほど派手?な箱では無く、バーコードもいつものJANコードは存在せず、商品物流の分野で使われるITFコードがあるのみです。

続いてパッケージです。2本シュリンクパック包装でOEM向けのためバーコードなどの貼り付けは無い物となっています。外箱の型番に含まれる「SP-2」はシュリンクパック2本の意でしょうか。
件の軟質系フニャフニャシュリンクを採用し、なおかつ日本製ということで製造元はお察しくださいという所でしょう。ワタシが入手した時点では2~3本が液漏れしていたぐらいですが、おおよそ1年放置していたらかなりな本数が液漏れしていました(写真右)。期限切れの乾電池は早めに消化しましょうw

電池の外観です。シルバーの2色デザインが象徴的なアルカリ電池。注意書きは日本語(フォントはスーラを使用)と英語2ヶ国語表記です。“FOR INDUSTRIAL USE/組み込み機器専用”の記載があり、OEM向けの電池であることがわかります。
社名表記は外箱と同様の東芝ホームアプライアンスの英社名である“TOSHIBA HOME APPLIANCES COPORATION”で、生産国は“MADE IN JAPAN”で日本製です。

プラス・マイナス側です。絶縁リングの色は「」。この特徴を持った日本製ということなので、FDK鷲津工場(旧・FDKエナジー)であると思われます。
使用推奨期限はプラス極に印字されたちょっと珍しいタイプで「05-2015」の印字がありました。5年期限の2010年5月製造のものでしょうか…。

 

外装ラベルを剥がしてみました。FDKのアルカリ電池はロット番号の印字があったり無かったり、あっても表記がまちまちだったりしますが、今回の電池は運良く印字がありました。ちょっと印字が薄くて読みにくいですが“100418 23:42”の記載がありました。これは2010年4月18日・23時42分を表すものでしょうか?これが本当なら使用推奨期限の推測はいい線行ってるんじゃないかな、と思います。

最後に絶縁リングとマイナス極の拡大をまとめて。絶縁リングは濃緑切り欠き無し真円なもので、写真では見にくいかもしれませんが4ヶ所に●印が見える構造です。FDKのアルカリ電池でこのタイプの絶縁リングは初めて見たかもしれません。また、マイナス極のガス抜き穴も2つ穴タイプで現在FDK製アルカリ電池で見られる4つ穴のものとは異なっています。マイナス極底板も今のものと比べるとザラザラ感が少ないので、現在製造されているFDKのアルカリ電池とは根本的に違うものなのかもしれないですね…。

IRIS OHYAMA BIG CAPA α(ビッグキャパアルファ)[赤] 単1形/単2形/単3形/単4形

今回はかつてヤマダ電機や一部量販店、ディスカウントストアなどで発売されていた“アイリスオーヤマ”のアルカリ電池“BIG CAPA α(ビッグキャパアルファ)赤バージョンを紹介します。
これは現在多くの店舗で見られる“BIG CAPA α青バージョンの色違いで、以前アイリスオーヤマに問い合わせて見た所「販売店によって色を変えているが、中身は一緒である」というような回答を頂きました。

 

パッケージです。現行の青バージョンでは各サイズの2本パックや4本パック、9V形まで用意されているほどのきめ細かさですが、旧・赤バージョンでは多本パックのみの展開。今回は単1と単2の4本パック(写真左)と単3と単4の12本パック(写真右)を入手しました。パッケージには特に型番の表記はありません。キャッチコピーは“長寿命・大容量タイプ”、「さまざまな機器におすすめ」というキャッチも添えてあります。
単1と単2には“5年保存可能”、単3と単4には“10年保存可能”とあり、単1と単2、単3と単4では使用推奨期限が違います。同じブランドのサイズ違いで使用推奨期限が異なるというケースは珍しく、現行の青バージョンでもこの特徴が引き継がれていて、全サイズで10年使用推奨期限なのは上位モデルに当たる“BIGCAPA PRIME”のみです。
なお、バーコードの事業者名は“アイリスオーヤマ(4967576)”となっていました。

電池の外観です。まずは単3単4を。デザインは赤メタリックの帯が交互に配されたもの。個人的に現行青バージョンと比べるとこちらの方が高級感があるように見えます。現行はなんか安っぽそうに見える…。
注意書きは“危険”と“警告”が並んでいるアイリスオーヤマ独特のタイプで、注意書きの文面は旧・ビッグキャパと同じものです。生産国は“Made in China”で中国製

お次は単1単2です。単2~単4までが注意書きと社名表記が別に記載されているのに対して、単1のみはスペースが大きいためか、注意書きと社名表記が併記されています。その分“BIG CAPA α”のロゴが単1では2つ配されています。
販売元は“アイリスオーヤマ株式会社”。「5年保存可能(単3と単4では10年保存可能)」と電池に使用推奨期限が記載されている点もアイリスオーヤマのアルカリ電池の大きな特徴です。

プラス・マイナス側。こちらも単3単4からです。マイナス極の絶縁リングは無いタイプでした。その分、外装ラベルがマイナス極突起ギリギリまで貼られています。
使用推奨期限は単3が「12-2024」で単4が「01-2025」となっていました。電池本体およびパッケージには“10年保存可能”とありますから、それぞれ10年期限の2014年12月、2015年1月製造の電池であると思われます。

次は単1単2です。マイナス極の底板は「」のタイプ。こちらの使用推奨期限は単1、単2それぞれ「04-2021」。電池本体およびパッケージには“5年保存可能”とありましたので、それぞれ5年期限の2016年4月製造の電池でしょう。単1と単2では使用推奨期限印字の字体が微妙に違いますね。製造元が違う?
どれも微妙に古い電池ですが、入手してからずっと保管したままの電池なのでした。

単3と単4の外装ラベルを剥がしてみました。ロット番号はマイナス極下部に小さい文字で印字されているタイプでした。このタイプの印字は初めて見たような気がします。単3には「Z221487」、単4には「9512412」という印字が見えました。いずれも文字が小さく、単3でZか2かの判別が出来ないほどの小ささなので間違っているかもしれません。マイナス極下部に筋が入っているのも他の電池には見られない点かも。

最後にマイナス極の拡大です。マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっていました。
実は当ブログ、Lightboxが正常作動していなかったので新しく“Easy FancyBox”というプラグインを導入してみました。それに伴い、今回の記事では写真多めでお送り致しました。今までは別ウィンドウで表示されてたので画像表示の見た目が良くなったのではないかと思います。

★関連記事
IRIS OHYAMA BIG CAPA アルカリ乾電池 単3形/単4形
→アイリスオーヤマの初代アルカリ電池“BIG CAPA(ビッグキャパ)”を紹介した記事。現在は生産終了となっており、どこの店舗でも見られないが、アイリスオーヤマ系のホームセンター“ユニディ”では単3の4本ブリスターパックがまだ入手出来る模様。

TOSHIBA アルカリ乾電池 単3/単4 LR6(HE) / LR03(HE)

家電量販店“エディオン”で販売されている、オリジナルデザインな“東芝ライフスタイル”のアルカリ電池です。
エディオンと言えば“MY&OUR”というブランドでアルカリ電池を発売していたことで知られますが、今回紹介するこの電池はTOSHIBAブランドのみでエディオンオリジナルブランドの記載はありません。ただし、エディオンの公式ネットショップでは“My&Our”が商品名に残されています

パッケージです。キャッチコピーは“ひとクラス上の長持ちハイパワー”。これは東芝ライフスタイルが発売しているアルカリ電池「IMPULSE」と同じキャッチコピーで、下に「※当社アルカリ1」とも記載してあることから同電池と同等品であると思われます。少なくとも「アルカリ1」と比較しているということはアルカリ1よりかは上位スペックの電池なはずです。
単3と単4は12本パックでの販売です。その他、単1と単2の4本パックも用意されているようです。ベルマークの点数はそれぞれ「8点」。1点100円と換算するとエディオンのネットショップは税込734円で販売されているのでほぼ点数通りと言えるのでは無いでしょうか。
バーコードや型番はパッケージ下部に記載されています。単3の10本パックの型番が“LR6HE 12MP(MO)”、単4の10本パックの型番が“LR03HE 12MP(MO)”となっています。バーコードの事業者名は“東芝ライフスタイル(4904530)”となっていました。

電池の外観です。金色青のラインが入ったデザインはとてもいい感じです。同等品と見られるIMPULSEもそうなのですが、東芝が発売するインドネシア製のアルカリ電池はメタリック部分の光沢が日本製のものよりも光沢がある印象があり、個人的に好きです。
社名表記は“東芝ライフスタイル株式会社”。生産国は“インドネシア製”。

プラス・マイナス側。絶縁リングは無いタイプです。角が丸っこい低板と中心に見える●印が印象的なマイナス極ですね。
使用推奨期限は単3、単4共に「06-2027」となっていました。パッケージには“10年保存”との記載があったことから、10年期限の2017年6月製造の電池であると思われます。

 

外装ラベルを剥がしてみました。電池にはロット番号の印字や刻印はありませんでした。そのかわりに油性ペンによるマーキング(2ヶ所)が見られるのが特徴です。そして、ラベルの粘着性が非常に強く、剥がせてもノリが殆ど電池本体に残ってしまうというのもこの電池の特徴ではないでしょうか。

 

最後に絶縁リングが無いこの電池、マイナス極の拡大で。この電池にはマイナス極の縁に赤い樹脂が塗布してあるのが特徴です。この特徴を持った電池として、かつて100円均一で見られたインドネシア製の旧・モリトクアルカリ乾電池など多くのインドネシア製アルカリ電池で見られました。しかし、現在ではインドネシア製のアルカリ電池自体が少なくなってきており、この構造を見るのは随分久しぶりなのでした。

★関連記事
MY&OUR アルカリ乾電池 単1形 SANYO LR20SMO
→エディオン“MY&OUR”ブランドで売られていた単1アルカリ電池を紹介。こちらは三洋電機とのコラボデザイン。

MITSUBISHI MY&OUR アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6ME/LR03ME
→同じく、エディオン“MY&OUR”ブランドで売られていた単3と単4アルカリ電池を紹介。こちらは三菱電機ホーム機器とのコラボ。

アルカリ乾電池 ALKALINE BATTERY 単3形 LR6(ED)
→これもエディオン専売だったマクセル製の単3アルカリ電池を紹介。“MY&OUR”ブランドを持っていないという意味で本記事の電池と一番近い位置づけかもしれない電池。

matsukiyo アルカリ乾電池 単3形/単4形

今回はドラッグストア“マツモトキヨシ”で販売されているプライベートブランド“matsukiyo”のアルカリ電池を紹介します。
電池表面には「used? □YES」という謎の文字列が記載されています。こういう名前のブランドなの?と思われるかもしれませんが、電池を使い終わったときに「□」にチェックを入れれば使用済み電池を判別することが出来るというユニークな機能を持った電池なのです。真の機能性電池と言えるかもしれないですね。

パッケージです。電池本体はユニークでもパッケージに関しては一般的なパッケージと同じような感じです。ブランド名である“matsukiyo”はパッケージのみで電池本体の記載はありません。そこまでしてまで電池の使用済み判定に命を賭ける…、男らしい電池と言えるのではないでしょうか。このことはパッケージにも『使用済み電池が一目でわかるチェックボックス付き』との記載がありますが、表記がちょっと小さいので気づきづらいかもしれません。
単3・4本パックの型番が“LR6MK/4S”、単4・4本パックの型番が“LR03MK/4S”となっています。他にも単3と単4には10本パックも売られていました。バーコードの事業者名は“アイリスオーヤマ(4967576)”となっていました。供給はアイリスオーヤマが行っているようです。

電池の外観です。写真ではわかりにくいかもしれませんが、単3と単4ではカラーが違います。単3はブルーメタリックのような色で、単4は青竹色がメタリックになっているような色になっています。なお、単1と単2は紫系の配色が使われていました。
社名表記は“アイリスオーヤマ株式会社”。問い合わせ先も同社のアイリスコールとなっています。生産国は“MADE IN CHINA”で中国製です。

注意書きの下部には「※この商品は(株)マツモトキヨシホールディングスのオリジナル商品です。」との記載があり、これがマツモトキヨシのプライベートブランドであることが伺える唯一の点です。

プラス・マイナス側。絶縁リングの色は「」。使用推奨期限は単3、単4共に「09_2023」となっていました。パッケージには“5年保存可能”との記載がありましたので、それぞれ5年期限の2018年9月製造の電池であると推測されます。
現行アイリスオーヤマのアルカリ電池はビッグキャパα、PRIME共に単3、単4は10年期限となっていますから、それより前、旧・ビッグキャパ相当の電池かもしれません。

外装ラベルを剥がしてみました。ロット番号は上4ケタ(アルファベット)・下4ケタ(数字)で分かれて印字されているタイプで単3が「上:ASCG 下:0303」、単4が「上:ASCH 下:2805」となっていました。これは均一ショップ“ダイソー”で販売されている“DAISO & HW アルカリ乾電池”とそのシリーズと同じタイプのロット番号です。もしかしてこの電池はHENGWEI製なのかもしれない…。

最後に絶縁リングの拡大です。薄い緑の絶縁リングで、切り欠きを右に置いた状態で上には数字が、下にはアルファベットもしくはアルファベット+数字が刻印されているタイプ。
単3は上“12”下“G”の刻印が、単4は上“8”下“G1”の刻印がありました。こちらも“DAISO & HW アルカリ乾電池”と同じタイプです。なお、マイナス極のガス抜き穴は単3、単4共に一般的な2つ穴タイプでありました。

★関連記事
マツモトキヨシ アルカリ乾電池
→かつてマツモトキヨシで売られていたプライベートブランドのアルカリ電池を紹介した記事。この頃はオーム電機のからのOEM供給であった。

maxell アルカリ乾電池 単3形/単4形 LR6(GD) / LR03(GD)
→この記事はマクセルの低価格アルカリ電池「GDシリーズ」を紹介し、同電池が以前のものと構造が変わったことを報じたものだが、実はこの記事で紹介した電池はマツモトキヨシで売られていたもの。こちらも現在販売終了。