月別アーカイブ: 2019年3月

Fujitsu バッテリーチェッカー NBC3FX(FX)

今回はFDKが“Fujitsu”ブランドで発売していたバッテリーチェッカーを紹介します。これは単1~単59Vの残量が測定できる電池チェッカーで現在は生産中止になっている製品です。
店頭ではパナソニック製のものが売られていることが多く、見たことが無いという方もいるのではないでしょうか。ワタシはこのチェッカーが売れ残っている店舗を知っていたのですが、残り1個になっているのを見てつい買ってしまいました…。


パッケージです。長期在庫だったせいか、右側が色褪せています。日陰に陳列されていたおかげでこの系のパッケージにありがちなバラバラに割れてしまう現象は回避できています。キャッチコピーは『電池の消耗具合がすぐわかる。』。その下には「保管に便利! マグネット付き」という特徴の表記も見られます。
このチェッカーには取扱説明書は同梱されておらず、パッケージ裏がそのまま取説の代わりとなっています。社名表記は“FDK株式会社”となっており、バーコードの事業者名も同社のものとなっています(4976680)。住所は現・港区港南(品川クリスタルスクエア)ではなく、新橋の浜ゴムビルの旧住所となっていました。まぁ、長期在庫品ですからね。

2015年版「富士通 電池・電池応用商品」総合カタログに掲載されていた、当電池チェッカーです。カタログに掲載されたのはこれが最後で2016年版ではカタログ落ちしているので、生産中止はこのあたりでしょうか…。
なお、FDK公式の“FUJITSU DENCHI”サイトではトップページからのアクセスは出来ないものの直アクセスであれば現在でもこのチェッカーの商品ページに辿り着けます。


測定例です。左は単1形右は単3形。形名表記のある部分にはめ込めば良いだけなので迷う要素は無いでしょう。単1は電池の重さがあるので支えないと落ちる印象ですが、単3はしっかりはめ込まれる印象があり落ちません。表示は「使えます」「少し使えます」「使えません」の3段階。「使えます」の時は“”のLEDが光ります。思ったよりも明るい光です。

9V形のみは側面に端子が付いており、そこに押し当てる形で測定します。こちらは結構な力で押し当てないと点灯しない印象を受けました。
写真のように「使えません」の時は“”のLEDが光ります。「少し使えます」の時は“”のLEDです。

 

このチェッカーにはリチウムコイン電池が内蔵されており、それが切れると測定できなくなります。取説ではLEDが点灯しない時はまず内蔵電池を疑い、それでも点灯しない時は測定電池の消耗という判断を示しています。使用可能回数は1日約3秒使用の約4000回で、取説を捨ててしまい忘れた時にこの現象にめぐり会う可能性が高いと思われます。
実はこのチェッカーには測定用に使われる3つのLEDの他に、電源用と見られる隠しLEDが存在しています。チェッカーのマイナス端子を押すと“単1”という表記がある横の部分(写真を参照)の部分がほんのりと光ります。これが光れば内蔵電池が切れていないという判断ができます。
一瞬、この部分の穴を開けようと思ったのですが、本体ははめ殺しor接着剤で分解不可能なので諦めました。


では、内蔵電池の交換をしてみましょう。電池蓋は9V形測定端子の横にあります。電池がこぼれるので裏側を上に交換するのがいい感じです。写真右側に小さい突起が見えると思いますが、その部分に爪を引っ掛けて気持ち左にスライドしながら手前に引き出すと電池が出てきます。
その時、電池と一緒に電池が収納されているホルダーが出てきますのでこの部分を無くさないように注意しましょう。
チェッカーに内蔵されていた電池。“CR1616”というなかなかマイナーなリチウムコイン電池です。それでも、ダイソーなどの100円均一ショップで入手可能です。
FDKブランドではなく、なんとGPブランドのCR1616が入っていました。裏面のロット番号刻印からFDK自社製造時代の日本製と思われますが、何故OEMだったのかは謎です。GPブランドのリチウムコイン電池を初めて見ましたよ(興奮。

チェッカー裏側の写真。表示が華やかな表側と比べると殺風景ですね。チェッカー下のマイナス端子当たりに“CHINA”という刻印が入っています。
上に見える四角いのはマグネットになっていて、ここから冷蔵庫など鉄の部分に貼り付けることが可能です。取説にはありませんが、この部分に磁気カードを近づけると使えなくなることがありますので要注意です。

マグネットの使用例です。案外、このような電池チェッカーは無くしやすく、使いたい時に無いことも多いのでこのようにマグネット付きだと案外嬉しいかもしれません。
やっぱりベターなのは冷蔵庫でしょうか。写真では石油ファンヒーターの側面に貼り付けています。機種によっては溶けそうですが、一緒にくっつけているキッチンタイマーは大丈夫なのでウチの機種では大丈夫かな。

YAZAWA アルカリ乾電池 ALKALINE 単3形/単4形 LR6Y / LR03Y

今回は配線器具や各種電気製品を販売していることで知られる“ヤザワコーポレーション”のアルカリ電池を紹介します。ヤザワコーポレーションは長年配線器具や電球などの小物を発売してきたことで知られるメーカーですが、今まで乾電池を発売したこと無く、これが同社初のアルカリ電池となります。
金色をベースとし、目に優しい?濃緑色を配したアルカリ電池らしいデザインではあるもののあまり見られない配色かもしれませんね。


パッケージです。単3および単4の4本パックにはブリスターパックシュリンクパックが用意されています。ラインナップは4本パックのみで多本パック品は用意されていないようです。こちらはブリスターパックバージョン。こちらにのみ“強力長持ち”のキャッチコピーが記載されています。型番は単3が“LR6Y4B”、単4が“LR03Y4B”となっており、社名表記は“株式会社 ヤザワコーポレーション”となっています。


続いてシュリンクパックバージョン。こちらは商品名とバーコードや型番が記載されたラベルが貼ってあるのみであり、キャッチコピーの記載は見られません。社名表記も無く、商品問い合わせセンターの電話番号が記載されているのみ。型番は単3が“LR6Y4S”、単4が“LR03Y4S”となっています。シュリンクパックバージョンには写真の単3と単4、4本パックの他に単1と単2の2本パックもあります。バーコードの事業者名は“ヤザワコーポレーション(4966307)”となっており、こちらはブリスターパックバージョンも同じです。

電池の外観です。金色をベースに濃緑色を配した珍しい配色ですが、全体的には金色が多めの印象です。電池のデザインよりも注意書きのスペースが多く取られているという点も目につく点であります。もちろん、注意書きに誤字はありません。
電池本体の型番は単3が“LR6Y”で、単4が“LR03Y”。社名表記は“株式会社 ヤザワコーポレーション”。原産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。

プラス・マイナス側です。絶縁リングの色は「」。使用推奨期限は単3、単4共に「12-2022」となっていました。ブリスターパックバージョンのパッケージには“使用推奨期限5年”の記載がありましたので、それぞれ2017年12月製造の電池であると推測されます。

 

外装ラベルを剥がしてみました。なお、注意書きには『電池の外装ラベルをはがしたり、傷つけない。』とわざわざ記載してあります。決してマネはしないようにね。機種によっては再使用するとショート(短絡)の危険があります!
単3には「F2DKE5 051132」の、単4には「F3DME6 121803」のレーザー刻印らしきロット番号が印字されていました。

 

絶縁リングの拡大です。単3と単4の絶縁リングは両方共に緑系ですが色が微妙に違います。切り欠きを下にした状態で単3は上に「8」の刻印が、単4は上に「双 31 鹿」の刻印がありました。従ってこの電池は“PAIRDEER(Zhongyin (Ningbo) Battery Co., Ltd.)”製の電池であると思われます。同社製のアルカリ電池と言えば赤い絶縁リングだったのですが、緑色のバージョンもあったのですね。始めて見ました。

なお、マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっていました。

ちなみに絶縁リングにある「双鹿」とは中国の電池メーカーZhongyin (Ningbo) Battery Co., Ltd.が展開するブランド名で中国は“双鹿電池”として、日本を始めとする海外では双=PAIR 鹿=DEERに由来する“PAIRDEER”ブランドとして展開しています。

プライベートブランドのカテゴリを細分化しました

当ブログは開設当初から、主にナショナルブランドよりもプライベートブランドの乾電池を紹介するブログをコンセプトに活動して参りました。その結果「一次電池(一般)」→「プライベートブランド品」のカテゴリが90件を超えてしまい、100件に到達する勢いとなっています。
それに伴い「プライベートブランド品」のカテゴリを細分化し、販売店別の子カテゴリを追加しました。

分類はご覧の通りで、家電量販店系スーパー/コンビニ系などでの分類を行っており、それらの分類に収まりきらなかったものに関しては「その他のお店」として分類しています。探し方としては「一次電池(一般)」下にお探しのブランドが見つからなければ、「プライベートブランド品」の子カテゴリで見ていくという流れになると思います。

「電池コレクションブログ」では今後共、目的の電池が探しやすい理想のブログを目指して進化していく予定でありますので、よろしくお願いします!

【くらしリズム】Panasonic アルカリ乾電池 Alkaline ベーシック 単3形/単4形 LR6(BJTR) / LR03(BJTR)

主にツルハドラッグくすりの福太郎など、ツルハグループに属されるドラッグストアで発売されているパナソニックブランドのアルカリ電池です。
パッケージにはツルハグループの新PBである“くらしリズム”のロゴがありますが、電池そのものは“Panasonic”ブランドを用いたオリジナルデザインのものとなっています。パナソニックが自社ブランドで他社PBを供給した例はあまり無く、極めて珍しい電池であります。

パッケージです。単3、単4各10本パックで単3が“LR6BJTR/10S”、単4が“LR03BJTR/10S”という型番となっています。電池のデザインはパナソニックのエントリーモデルアルカリ電池であるBJシリーズと同じものですが、パッケージもBJシリーズのものとほぼ同様のものになっています。
全体的に“Panasonic”が大きく目立ちますが、“アルカリ乾電池”表記横には小さく“くらしリズム”のロゴが見えます。

生産国は“タイ製”。パナソニックのアルカリ電池ではパッケージに生産国の記載が無いものは「日本製」、その他の生産国に関してはパッケージに記載されている、という他の電池メーカーと比べると変わった表記です。
バーコードの事業者名は“パナソニック(4549980)”となっていました。

パッケージをバラしてみました。これはパナソニックの多本パックアルカリ電池ではおなじみですね。4本パック×22本パック×1で10本が構成されています。
この小分けパックは個人的には嬉しい配慮で、1本だけバラしただけでも全部バラけてしまうよりかはシュリンク単位で保管しておくほうが精神的にも気持ちいいです。多本パックの電池って、一気に使い切る方が稀ですしね。

ちなみに“くらしリズム”はツルハグループが2018年11月より展開しているブランド名で、かつて用いられていた“M’s one(エムズワン)”の後継に当たるブランドとして展開されているようです。ただし、一気に切り替わるのでは無く、段階的に切り替わっていくようです。
この電池は“くらしリズム”ブランドで目玉商品の一つであるようで、ニュースリリースでは新商品の一例として『信頼のパナソニック製お買い得アルカリ乾電池』として紹介されています。

電池の外観です。金色をベースとしたデザインに水色のラインと帯が印象的な電池です。金色と言ってもゴールド系の色ではなくて、黄色味がかっている色です。なので第一印象は黄色いと見える色かもしれません。
型番は単3が“LR6(BJTR)”、単4が“LR03(BJTR)”となっています。BJシリーズのツルハ版(TsuRuha)という意味でしょうか?社名表記は“パナソニック株式会社”となっています。

ネタ元のBJシリーズと比較してみました。下2本がBJシリーズでデザインや注意書きなど配置まで全く同じです。違うのはカラーリングのみ。ただ、BJシリーズのシルバー部分がくらしリズム(仮)では金色となっているので見た目的にはこちらの方が高級に見えそうなデザインです。
使用推奨期限はどちらとも5年でありますので、“アルカリβ”かそれに近い位置付けのエントリーモデルと推測されます。

プラス・マイナス側。マイナス極の絶縁リングは無いタイプです。かつて、パナソニックの単3アルカリ電池はマイナス極のミゾに絶縁用の樹脂(紫外線硬化樹脂)を流し込んでいましたが、現・タイ製の単3アルカリ電池では省略されています。
使用推奨期限は単3が「01-2024」、単4が「12-2023」となっていました。パッケージには5年期限の記載がありましたのでそれぞれ2019年1月、2018年12月製の電池であると思われます。

外装ラベルを剥がしてみました。単4には“1511181 01:12”のロット番号らしき印字がありましたが、単3の方は不安定でいくつか印字が欠けているロットもありました。何本か剥がした結果“251118 1523”なのではという結論に至りました。物によってはロット番号頭の25や15しか見えない個体もあって、ここまで印字にバラツキがあるものは始めて見ました。このクオリティーがタイ製?

最後にマイナス極の拡大です。前述の通り、タイ製の単3アルカリ電池では紫外線硬化樹脂が省略されています。その代りに、マイナス極外周に樹脂が塗布されている構造に変更されていて、これは現在の「パナソニックアルカリ乾電池」でも同じ特徴です。
マイナス極のガス抜き穴は単3は4つ穴タイプで単4は2つ穴タイプとなっています。

★関連記事
Panasonic アルカリ乾電池 Alkaline 単3形/単4形 LR6BJ / LR03BJ
→当電池の元ネタと見られるパナソニックのエントリーモデルアルカリ電池を紹介した記事。現在でもヨークマートなど一部店舗で入手できる模様。値札上では当電池と同じ「アルカリベーシック」となっている様子。

【でんちの小箱】Fujitsu アルカリ乾電池 Premium 単3×7本/単4×7本 LR6FP(7P)J / LR03FP(7P)J

今回はFDKが女性向けに開発したアルカリ電池“Premium(プレミアム)”タイプの新モデルである、通称「でんちの小箱」を紹介します。その通称通り、小さい箱の中に電池が7本パックとなっているのが特徴のパッケージで「」「」「」「」「」の5色のラインナップが用意されています。
全種類ゲットしたかったのですが、富士通最上級アルカリ電池で値段もアレだったので、今回単3は「」、単4は「」を購入しました。


こちら電池の中身は一般市販されているプレミアムタイプと同様なデザイン、パッケージがメインと言えるものであるのでパッケージをじっくりと見ていきましょう。パッケージデザインは5色とも色が違うだけで同一のもの、サイドには“ALKALINE BATTERIES MADE IN JAPAN”の文字が記されています。FDK製のアルカリ電池だと大きく“日本製”をアピールしたものが多いですが、こちらは英文でさり気なくアピールと言った所でしょうか。
パッケージとなっている箱には使用推奨期限の記載できるスペースが無いようで、パッケージの天面、シュリンクに直接印刷されています(字体は98フォント風味?)。

バーコードや型番はパッケージの下部に記載されています。何か物足りないと感じたのですが、注意書きがありません。注意書きが記載されているブリスターパックというよりかはシュリンクパックという位置付けなのでしょうか。
型番は単3が“LR6FP(7P)J”、単4が“LR03FP(7P)J”で各色共通。バーコードも同一です。バーコードの事業者名は“FDK(4976680)”。よく見たら社名表記もありませんね。

パッケージのシュリンクには点線が入っており、そこから開封ができます。硬いタイプのフィルムでFDKアルカリ電池でお馴染みの軟質系フニャフニャシュリンクではありません。
ちなみに7本という中途半端で奇数な個数設定は、女性が使用する単3電池の49.1%が奇数使いであること、7本が大きすぎずコンパクトで重すぎないという理由だそうです。確かに持ってみた感じ8本パックに比べると軽量感が感じられました。

電池の外観。中身は普通にお馴染みの富士通プレミアムタイプです。白いボディにリボンを思わせる赤い帯、そしてマイナス側にある金のアクセントが高級感を思わせステキなデザインです。このプレミアムタイプは“Fujitsu”ブランドで唯一の液漏れ補償付き外装も抗菌加工がされている最上級のアルカリ電池です。社名表記は“FDK株式会社”、問い合わせ先のフリーダイヤルと所在地も記載されています。

プラス・マイナス側です。絶縁リングの色は「」。この特徴を持った日本製ということで、FDK鷲津工場であると思われます。
使用推奨期限は単3、単4共に「07-2027」。プレミアムタイプの使用推奨期限は10年となっていますから、それぞれ2017年7月製造の電池と思われます。発売が2017年9月頃のようなので、丁度初期ロットの電池なのかな?ちょっと古いかも。

外装ラベルを剥がしてみました。単3に“17062802”というロット番号の印字があるのみで、単4には刻印や印字はありませんでした。念のために2本ラベル剥がししてみましたが、それでもありませんでした。相変わらずFDK製造のアルカリ電池は印字がバラバラで笑えます。

 

絶縁リングの拡大です。単3と単4ではタイプが異なっていて、単3では5ヶ所にある突起があり真円。切り欠きの一つに印があり、それを上にした状態で上に「3」下に「1」の刻印があります。単4は5ヶ所の突起が無く全てで真円。内側の円の一部に印があり、それを上にした状態で上に「9」下に「10」の刻印がありました。なお、マイナス極のガス抜き穴はFDKのアルカリ電池でお馴染みの4つ穴タイプとなっていました。

単3の絶縁リングは現・マクセルで発売されている単3アルカリ電池と同じタイプでした。FDK(富士通)のものは薄緑色の絶縁リングなのに対して、マクセルのものは黒い絶縁リングという違いのみです。
きっと製造ラインが同じなのでしょうねぇ(開き直り)。

 

富士通乾電池ニュース」より。この電池の詳細記事です。「でんちの小箱」4つの注目ポイントとして、

1.縦置きだから取り出すく使いやすい!
2.使い終わったあとは、可愛い小物入れに!
3.重すぎず、取りやすさが購買欲を惹く!
4.使いかけでも電池がバラバラにならない!

が挙げられています。

 

 

 

 

 

早速、2つ目のポイントであった小物入れを実践。ワタシが女性だったら可愛い小物を入れた写真を披露してあげたかった所なのですが、残念ながらワタシは電池ヲタク男性なのでどうしても電子部品を入れる小物入れになってしまいますorz..。
机の引き出しにちょこんと入れてあげれば、クリップやピンなどを入れる可愛い小物入れとして活用できそうな感じであります。皆さまも是非実践を…。

★関連記事
Fujitsu Premium(プレミアム) 単3形 4個パック LR6FP(4B)
→これが富士通プレミアムタイプ、普通の4本パックモデルです。2017年4月に機能アップを図り、パッケージが変わったことを取り上げた記事。

Yodobashi long life アルカリ乾電池 単3形/単4形

ヨドバシカメラ”に登場したプライベートブランドのアルカリ電池です。ヨドバシカメラのアルカリ電池であるものの、電池本体にヨドバシカメラのロゴなどは一切無いのが特徴。
電池のカラーは金色では無く、どちらかと言うと銅色(カッパー)に近い色です。その上に配された赤い帯が目立つデザインとなっている電池となっています。ヨドバシカメラ全店舗で力を入れている電池のようで、どこの店舗に行っても大量に陳列されています。

パッケージです。キャッチコピーは「安心の高品質」で、“液漏れ防止”・“水銀0(ゼロ)使用”・“ロングライフ”・“高性能”の4つの特徴が掲げられています。この特徴の書かれ方は富士通プレミアムタイプのパッケージとそっくりです。ブリスターパックの取り出し方も似ていて、意識している??
また、パッケージ右上にはヨドバシカメラのロゴが見られますが、電池本体には無いのでこれっきりです。

続いてパッケージ裏。ここで不自然なのは注意書きの字体(フォント)です。恐らく日本語フォントでは無いものが用いられているようで全体的におかしく、“所”や“与”と言った漢字が変な他、『電池をの飲み込んだ場合』など誤字も見られます。最近の電池でここまで酷いのも珍しいですね。
企画販売元は“ハート電機サービス株式会社”、バーコードの事業者名も同社のものとなっています(458966013)

電池の外観です。前述の通り、銅色(カッパー)をベースとしたデザインに赤い帯が印象的な電池です。電池本体の注意書きはパッケージに比べると、やっつけ電池定番の“MSゴシック”が使用されているので幾分かマシです。しかも誤字もありません。
販売元はパッケージと同様の“ハート電機サービス株式会社”で、生産は中国製。まぁ、そうですよね。

プラス・マイナス側です。絶縁リングの色は「」。マイナス極を触ってみるとわかりますが、マイナス極の突起が一般的な電池よりも若干突き出ているみたいです。指で触るとちょっと引っかかる感じがしました。
使用推奨期限は単3、単4共に「06-2022」。パッケージ裏には“使用推奨期間5年”の記載がありましたので、それぞれ2017年6月製造の電池であると思われます。

外装ラベルを剥がしてみました。レーザー刻印らしき印字で4文字3列のロット番号が単3には電池真中付近に、単4はプラス側付近に印字されていました。それぞれ単3には“上:DF 03 中:11 58 下:B3 D1”の、単4には“上:DE 24 中:12 06 下:A2 D1”の刻印がありました。
また、マイナス極下部に筋が入っているのも一般的なアルカリ電池では見られない構造です。

絶縁リングの拡大です。薄緑色の絶縁リングで、切り欠きを下に置いた状態上に数字右にアルファベット+数字が刻印されているタイプです。単3は上「24」右「G4」の、単4は上「14」右「G5」の刻印がありました。
マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプでしたが、穴がマイナス極の突起にまで達している珍しいものでした。

 

これらの構造を総合して見ると、初めて見る構造やパターンだったので、もしかしたら今まで日本に入って来なかった電池メーカーの製品なのかもしれません。

アルカリボタン電池 長持ち LR44 / LR41

主に100円均一ショップ“セリア”で見られる、“ロイヤルパーツ”のアルカリボタン電池です。最近パッケージが新しくなり、型番の下に“長持ち”が箔押しで印刷されかなり目立つものとなりました。アルカリボタン電池でこのように目立つパッケージは珍しいですね。
LR44が青色をベースとしたもの、LR41が黄色をベースとしたもの、購入はしませんでしたがLR1130はピンク色をベースとしたものとなっていました。

旧パッケージとの比較です。左が旧パッケージとなっています。“高性能”というキャッチコピーが右上に見られるものの、ごく普通なアルカリボタン電池のパッケージと言った特徴で特に目新しさなどは見られません。
旧パッケージ品は裏面の社名表記が“ロイヤルパーツ株式会社”となっていますが、正面真ん中下には“NeoTecnos”という旧社名(ネオテクノス)の表記が残っています。

パッケージ裏。今後は新・旧のパッケージが残っているLR41で比較していきます。どれも型番の表記部分が異なるのみで注意書きなどは同じです。例のごとく左が旧パッケージとなっていますが、注意書きや社名表記の構成まで全く同じものです。バーコードも同じ物であり、新・旧同じものとして扱われているようです。生産国は新・旧共に“MADE IN CHINA”で中国製となっています。


今度はLR41で新・旧パッケージの比較をしてみました。左が旧パッケージ品で“0% Hg LR41”の刻印があるバージョン、新パッケージ品では“LR41 0.% Hg CELL”と刻印があるバージョンとなっており、両者パッケージに記載通りの無水銀であることはわかりますが製造元が異なるように見えます。
マイナス側の特徴も全く異なっており、旧パッケージ品では側面に“85”とロット番号の印字があったのに対して、新パッケージでは“3Y”の印字がマイナス極に印字されているほか、ガスケットも緑色で特徴ある構造になっていました。ロット番号は旧パッケージの“85”は2018年5月製?であることが推測できそうですが、新パッケージの“3Y”は推測しにくいかも…。Y=11月と推測できそうですが3がよくわからないですね。パッケージの使用推奨期限は「12-2020」で2018年12月製造だと思われますが、刻印と一つも一致していません。

気になったのでLR44の新パッケージ品も見てみました。形名の刻印、マイナス極へのロット番号印字やガスケットが緑色な点はLR41と同じでした。気になるロット番号は“91”。パッケージの使用推奨期限は「01-2021」なので、正直に2019年1月製と推測できそうですが、そうなるとLR41の印字の謎が深まるばかりです…。

FDK CR2032 リチウム電池 3V CR2032C(B)FS

一部100円均一ショップで見られる“FDK”ブランドのリチウムコイン電池です。最近、当ブログでプチリニューアルした“FDK”ブランドのアルカリボタン電池を紹介したことがありましたが、リチウムコイン電池はプチどころかパッケージが大きく変更されています。
これは“一般社団法人 電池工業会”が定める「コイン形リチウム電池誤飲防止パッケージガイドライン」に準拠したパッケージで、幼児が容易に開けられない包装となっています。

旧パッケージと比較してみました。少ししか変更点が無かったアルカリボタン電池と比べるとかなり違っているのが特徴です。旧パッケージは開封している個体ですが、正面右下から簡単に開封可能だったのに対し、新パッケージでは強固に電池が包装されています。ちょっとやそっとの捻じ曲げでは開けることが出来ません。パッケージ中程には“子供を守る誤飲防止パッケージ”のキャッチが見えます。

パッケージ裏です。見ればわかるでしょうが…、左が旧パッケージです。パッケージが全体的に異なっており、型番も変更されています。旧パッケージは“CR2032C(B)”という型番ですが、新パッケージは“CR2032C(B)FS”に変更されています。でも、バーコードは両者全く同じものでこれだけ違っても旧パッケージと同じものとして扱われています。

 


電池を取り出してみました。基本的にハサミを使わないと取り出し出来ない構造になっています。カッターナイフでも取り出せるでしょうが、ちょっと苦しいかもしれません。取り出し方はハサミで点線の位置を切り、電池が格納されている部分の両端を押し開いて、スキマから取り出します。
電池工業会に入会している電池メーカーは殆どがこのガイドラインに準拠したパッケージを採用しており、対象となっているリチウムコイン電池のみで誤飲防止パッケージを採用しているメーカー(パナソニック・マクセル・FDKなど…)とアルカリボタン電池でも誤飲防止パッケージを使っているメーカー(東芝ライフスタイル・ソニー・オーム電機など…)の2社に分けられるようです。

中のCR2032です。かつては“PT FDK INDONESIA”によるインドネシア自社製だったようですが、現在は日本製のものに切り替わっています。左が旧パッケージ時代のものとなりますが、ロット番号の印字の太さが異なっている程度の違いで両者全く同じものです。プラス極が鏡面加工されているのがポイントかな。
新パッケージのCR2032はロット番号が“89”となっており、パッケージ上の使用推奨期限が「09-2023」でしたから、5年期限の20189月製でしっかりと印字が一致していました。

★関連記事
FDK LR44 アルカリボタン電池 1.5V LR44C(B)FSG
→当電池の姉妹品に当たる“FDK”ブランドのアルカリボタン電池LR44を紹介した記事。こちらのパッケージに変更は無いが、型番が変更されている点が同じ。

FDK リチウム電池 CR2032 [CR2032C(B)]
→当記事で紹介したCR2032の旧パッケージ品がインドネシア製から日本製に変わっているロットを発見したことを報じた記事。

FDK リチウム電池 CR2032 / アルカリボタン電池 LR44
→当電池の旧パッケージ品をLR44も交えて紹介した記事。この頃のCR2032はまだインドネシア製だった様子。

FDK アルカリボタン電池/リチウム電池
→初めて本ブログでFDKブランドのアルカリボタン電池とリチウムコイン電池を紹介した記事。当時のFujitsuブランドのパッケージを比較しての紹介。

長持ち・ハイパワー 水銀0使用 アルカリ乾電池 LR6/LR03 単3形 / 単4形(金バージョン)

今回も100円均一ショップ“FLET’S(フレッツ)”や“百圓領事館”などで見られる“マクロス”改め“ニッパンのアルカリ電池を紹介します。
前回紹介した電池は青主体となっていたのに対して(以下:青バージョンと記載)、今回紹介するこの電池は同じデザインで金主体のカラーリングになっているのが特徴です。その違いはパッケージで青バージョンがシュリンクパックとなっているのに対し、この金バージョンではブリスターパックとなっています。


パッケージです。前述の通り、ブリスターパックとなっています。こちらも青バージョン同様に販売元がマクロスとなったバージョンも存在しますが、マクロス時代に追加発売された商品のため、青バージョンのように伊藤忠商事やVCJコーポレーションとなっている商品は存在しません。
パッケージ上には電池本体と同様「長持ち・ハイパワー」の記載があり、これがパッケージのキャッチコピーを兼ねているのでしょう。パッケージ右上には“Electric CELL”という謎の単語が見られますねw。販売元は“株式会社ニッパン”、バーコードの事業者名も同社のものとなっていました(456025029)

電池の外観です。デザインは青バージョンと同じものであり、注意書きも全く同じですが、カラーリングが反転しているのかの如く異なっています。金主体なこっちのカラーリングの方がずっとアルカリ電池らしいですよね。
販売元はパッケージと同様の“株式会社ニッパン”。原産国は“MADE IN CHINA”で中国製となっています。

 

青バージョンと比較してみました。先程、カラーリングが反転したのかという例えを出しましたが本当にその通りですね。青色の部分が金色に金色の部分が青色になっているまさに反転デザインです。
違う場所と言えばマイナス極の帯で、青バージョンでは黄緑色の帯なのに対して、金バージョンでは+のツートンな帯となっています。

プラス・マイナス側です。絶縁リングの色は「」。青バージョンではマイナス極側に使用推奨期限の印字がありましたが、こちらではプラス極側に印字がある点が異なっています。黒いインクが見えやすいのがたまたま金色なプラス極だったのでしょう。使用推奨期限は単3、単4共に「11-2023」。パッケージに記載は無いものの、5年期限のそれぞれ2018年11月製造の電池であると思われます。

外装ラベルを剥がしてみました。単3には「YEMH03 271115」の、単4には「FEMH08 291113」のレーザー刻印らしき印字が見られました。この特徴は青バージョンと同じですね。

 

 

最後に絶縁リングの拡大です。青バージョンと同じ薄緑色の絶縁リング。単3と単4共に下に切り欠きを置いた状態で、上に数字が刻印されているタイプ。単3には「3-29」の刻印、単4には「45」の刻印が見られました。青バージョンと比較してみると、単3は同じパターンですが単4が異なっています。両者同じ電池では無いということでしょうか…。マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプでした。

★関連記事
長持ち・ハイパワー 水銀0使用 アルカリ乾電池 LR6/LR03 単3形 / 単4形
→本記事で“青バージョン”と称した姉妹品のアルカリ電池。カラーリング以外の違いと言えばパッケージが異なっていることで、性能が違うかどうかは不明。

長持ち・ハイパワー 水銀0使用 アルカリ乾電池 LR6/LR03 単3形 / 単4形

主に100円均一ショップ“FLET’S(フレッツ)”や“百圓領事館”などで見られるアルカリ電池です。同100円均一ショップは“株式会社音通”が運営しており、かつては同社の子会社であった“マクロス株式会社”が電池の販売を担当していましたが、最近になって同じ子会社の“株式会社ニッパン”の販売に移行したようです。
その経緯から、実質、音通系100円均一ショップのプライベートブランド的なアルカリ電池となっています。


パッケージです。今回、販売元がマクロス表記になっている未開封品も出てきたので同時比較してみました。電池の包装は不揃いでどれがどちらであるかわかりませんが、左がマクロス右がニッパンです。バーコードはどちらとも全く同じもので商品名は単3が「アルカリ乾電池 単3形/LR-6 4本パック」、単4が「アルカリ乾電池 単4形/LR-03 4本パック」となっていました。バーコードの事業者名は既に“ニッパン(456025030)”となっており、変更済みです。

電池の外観です。「長持ち・ハイパワー」と「LR6 1.5V 単3形」の表記部分のみが金色となっており、他は青色がベースのデザイン。とてもアルカリ電池には見えないデザインかもしれません。
販売元は“株式会社ニッパン”で本社ではなく、営業本部(船橋センター)が所在する千葉県船橋市の住所になっています。生産国は“MADE IN CHINA”で中国製

社名表記をニッパンのものとマクロスのものを比較してみました。写真は単3ですが単4はこちら。マクロスの方が住所が多い分詰め込まれている感があります。その分ニッパンの方がスッキリしていますね。
ちなみにこの電池は販売元が度々変わっており、伊藤忠商事VCJコーポレーションマクロスニッパン…と今回で4回目の変更となっています。これはちょっと異例ですね。

プラス・マイナス側です。こちらもニッパンとマクロスで同時比較してみました。中心4本がニッパンで、外側2本がマクロスです。どちらともマイナス極の絶縁リングは「」です。
まず、ニッパンの使用推奨期限は単3、単4共に「11-2021」でパッケージに記載は無いものの5年期限の2016年11月製造でしょうか?かなりの長期在庫かも…。マクロスの方は単3が「01-2019」で単4が「09-2018」でした。

外装ラベルを剥がしてみました。単3には「EEMH 10 291623」の、単4には「IEMH 02 311413」のレーザー刻印らしき印字が見られました。このタイプの印字は最近だと西松屋“SmartAngel”のアルカリ電池で見られました。もしかしてGP製かな?ちなみにマクロス時代も同じタイプの印字で、単3は「UBKH 09 042159」、単4は「LBRH 02 051433の刻印が見られます。

絶縁リングの拡大です。薄緑色の絶縁リングで単3は切り欠きを下においた状態上に「14」の刻印、単4は切り欠きを右に置いた状態で上に「23」下に「G」の刻印という全く異なったパターンになっていました。
マクロス時代も全く同じタイプの絶縁リングで、単3は(省略)で上に「21」の刻印が、単4は(省略)で上に「8」下に「G」の刻印となっていました。

最後にマイナス極の拡大です。マイナス極のガス抜き穴は単3と単4共に一般的な2つ穴タイプとなっていました。
マクロス時代も同じ2つ穴タイプですが、単3のガス抜き穴位置が違っており、マイナス極底板もザラザラ感が大きいような感じに見えました(本当に若干の違いです)。単4に違いは無く同一の特徴のようです。

 

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→本ブログで初めて当電池を紹介した記事。開設当初の記事なのでオーム電機のVアルカリ電池に似ている程度の比較のみ。まだ、当電池が伊藤忠商事販売だった頃の写真も掲載。