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National NEO 9V 6F22Y(NB)【黒】/6F22Y(NR) 【赤】

懐かしい“National”ブランドな6F22マンガン電池です。現在もほぼ同じデザインの電池が“Panasonic”ブランドで発売中であり、ロングセラーのマンガン電池であります。
今回は店頭で売られていた黒マンガンの『黒ネオ』に加え、OEM(組み込み)向けとして供給されていた赤マンガンの『赤ネオ』も同時に紹介していきたいと思います。
ちなみに黒マンガンの『黒ネオ』(写真左)はシュリンクが解かれていない未開封品です。

電池の裏面です。黒も赤もバーコードが異なっている以外は同様の記載となっていて、写真上に見える端子部にコインを近づけているイラストも同様となっています。
バーコードの事業者名はいずれも“パナソニック(497904と498084)”となっていました。赤マンガンの『赤ネオ』は一般市販はされないOEM向けなのですが、市販品と同じようなバーコードがあります。


電池の側面です。「」は“6F22Y(NB)”という型番、「」は“6F22Y(NR)”という型番である以外はこちらの面も注意書きや社名表記など全く同じです。社名表記は“松下電池工業株式会社”となっています。現在のパナソニック株式会社 インダストリアルソリューションズ社の前身です。
JISマーク表記は“C8501 K”という記載があり、これはかつて福岡県久留米市に所在した松下電池工業九州工場製(C8501:692)を表すもので、水銀0使用化後アルカリ電池は本社工場(C8511:581101)[C8511 M]筒形マンガン電池は辻堂工場(C8501:690)[C8501 T(T MABI)]平(9V)形マンガン電池は九州工場(C8501:692)[C8501 K]の製造に割り当てられていたようです。
なお現在発売されている“Panasonic”ブランドの9V形『黒ネオ』は悲しいかな、中国製です。2019年現在日本でマンガン電池を製造する電池メーカーは存在していません

ブリスターパックの未開封品です。このブリスターパックのデザインも現在発売されているものと同じデザイン、“National”が“Panasonic”となっているだけです。
当然ながら、裏面の社名表記は異なっていて“松下電器産業株式会社”と“松下電池工業株式会社”の連名表記となっています。松下電池工業がパナソニックに統合された現在では“パナソニック株式会社”のみの表記となっています。

ブリスターパックの未開封品では見えにくいかも知れませんが、現行品にも続く機器の誤動作やショートを防ぐマイナス極の絶縁リングが付けられています。絶縁リングが付けられていない未開封品の使用推奨期限が「08-2003」、付けられているブリスターパックの使用推奨期限「12-2004」となっていますから、2002年から2003年の間のいずれかで絶縁リング付きに変わった可能性が高いと思われます。

最後に各種電池の底面です。
:ブリスターパック入り未開封「12-2004」(2003年6月製)
:シュリンクパック入り未開封「08-2003」(2002年2月製)
:開封品“赤ネオ”「06-2002」(2001年12月製)
使用推奨期限の逆算がおかしくない?とお思いでしょうが、パナソニックのマンガン9V形は現在でも1.5年(1年半)期限となっているためでしょう。マンガン電池で最も短い期限です。

アルカリ乾電池 MEGAVOLT(R)(メガボルト) 単3形/単4形 LR6/4S/M2 / LR03/4S/M2

ディスカウントストア“ドン・キホーテ”で売られているプライベートブランドのアルカリ電池です。かつて、当ブログでも紹介したこの電池ですが、あれから5年が経ち、あれこれと変わっている部分がありますので再び紹介してみたいと思います。
デザインは金をベースとしたアルカリ電池としてはベーシックなもの。“MEGAVOLT”のロゴを際立たせるためと見られる、黒い帯が特徴的なデザインとなっています。


パッケージです。かつて当ブログで紹介した時は4本パックから6本パックへ変化した頃のものを紹介しましたが、現在のものでは再び4本パックへと回帰しています。キャッチコピーは“強力長持ち”。使用推奨期限もかつては5年期限でしたが、7年期限へと延長しています。
パッケージ裏の輸入販売元は“株式会社ジャストネオ”という社名になっています。同社は2015年6月にドン・キホーテの商品調達及び輸出入を行う事業が分社した企業となっており、電池などプライベートブランド商品の販売もそのまま同社に移管されたと推測されます。
なお、このジャストネオは親会社の社名変更に伴い“株式会社パン・パシフィック・インターナショナル・トレーディング”という超長い社名に変更されています。果たして今後発売される電池はこの長ったらしい社名表記に変更されるのでしょうか?密かな楽しみですw。
さて、表記に戻ると、単3、4本パックの型番が“LR6/4S/M2”で単4、4本パックの型番が“LR03/4S/M2”となっています。社名表記が“株式会社ドン・キホーテ”であった時代のバーコードはJANコードでは無い独自のものでしたが、ジャストネオではちゃんとJANコードになっていました。事業者名は“パン・パシフィック・インターナショナル・トレーディング(4549777)”と現社名のものに変更されています。


シュリンクパックにはミシン目が入っていて便利だなぁ…、と思ったらまさかの2重シュリンクでした。中には台紙が貼り付けられたシュリンクパックが更に出現します。もちろん、こちらのシュリンクにもミシン目がついています。何かとてつもなく勿体無いような気がするのですがね…。

電池の外観です。電池のデザインそのものはこれより前の“株式会社オーム電機”→“株式会社ドン・キホーテ”のものと特には変わっておらず、注意書きも同一のものです。
ただし、社名表記は前述の通り“株式会社ジャストネオ”という社名に変わっています。生産国は“Made in China”で中国製となっています。更にパッケージ上では“DESIGNED BY JAPAN”と日本デザインを無駄にアピールしています。

プラス・マイナス側です。マイナス極の絶縁リングは「」。使用推奨期限は単3が「11-2025」、単4が「01-2026」となっていました。パッケージには“使用推奨期限7年”の記載がありましたから、それぞれ2018年11月と2019年1月製造の電池であると推測されます。

 

外装ラベルを剥がしてみました。単3には“XEMH 06 232216”の、単4には“IEKH 01 032311”というロット番号らしきレーザー刻印が見られました。
ロット番号は上アルファベット+数字6ケタ下数字6ケタのパターン。GP製?のアルカリ電池でよく見られるものです。

 

最後に絶縁リングの拡大です。薄緑色の絶縁リングで、切り欠きを下に置いた状態で単3は上に「2-35」、単4は上に「8」の刻印が見られるタイプとなっていました。
なお、マイナス極のガス抜き穴は一般的な2つ穴タイプとなっています。

 

そう言えば、ドン・キホーテホールディングスってユニーを傘下に置いた関係からかな?“パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)”という社名に変更していたんですね。何だか、怪しげな中国系外資企業みたいな社名なんですけど大丈夫なんでしょうか?ドンキの方がわかりやすくて良いと思うのですが…。ドンキ・ユニーとかね。

★関連記事
アルカリ乾電池 MEGAVOLT(R)(メガボルト) 単3形/単4形
→前モデルの当電池を紹介した記事。ちょうどオーム電機からドン・キホーテ自社供給の変わり目の頃で、両表記の電池を比較しながらの紹介となっている。