Panasonic リチウム電池 CR-V6P 6V

CR-V6P_1今回はパナソニックより発売していたデジタルカメラ用のリチウム電池“CR-V6P”を紹介します。このリチウム電池は6Vの電圧を持っており、内部で単3サイズのリチウム電池(14550サイズかな?)が2本接続されているようです。そういう意味では“リチウムパック電池”という言い方が正しいのかもしれませんね。

 

 

CR-V6P_2似たような電池に現在でも発売されている“CR-V3”がありますが、これはCR-V6Pとは違い3Vの電池で、利便性の高さから単3電池を2本使用するデジタルカメラにおいて多く使われました。
しかし、CR-V6Pはカシオのデジタルカメラ用バッテリー“NP-L7”互換の電池として設計されたため、実質対応機種がカシオのデジカメのみで対応機種も「XV-3」という機種だけ。これではこの電池が消えていった訳がわかりますよね?

CR-V6P_5また、パナソニック(正確には松下電池工業、現・パナソニックAIS社)自身もCR-V6Pを使う携帯電話充電器“どこでもトーク”を発売していましたが、充電器は旧式のケータイ用であり後継機種も現れなかったことからこの電池の生産終了に拍車をかけた結果になってしまったようです。
やはり、電池は使用する機種が無いと消えてしまうということを物語るわかりやすい事例であると思われます。

 

 

 

CR-V6P_3端子の比較。上左が“CR-V6P”、上右が“NP-L7”。CR-V6Pの方は端子が広く、NP-L7の方は端子が狭い。だが、両者の端子位置は一致し、端子の大小はCR-V6PにNP-L7が使えないようにまたはその逆が出来ないようになっているのだと思われます。
一方、下は“CR-V3”でこちらは電圧が3VとCR-V6Pの6Vと比べると電圧が少ないので完全に端子が異なっています。

 

CR-V6P_4電池の側面。上“CR-V6P”が「2CP3152」、下“CR-V3”が「1CP3252」と記載されています。これがこの電池の正式型番と思われます。

 

 

CR-V6P_6これは2004年の『National/Panasonic 電池・電池応用商品総合カタログ』より。“CR-V3”はパッケージが新しくなったり、性能がアップしたりと進化を遂げていましたが、“CR-V6P”はパッケージデザインも旧版のままでこのカタログを見ても売れてない臭(?)が漂っています。

 

CR-V6P_7そんな、最後まで旧版だったCR-V6Pのパッケージ。未開封で保存していたのですが、バラバラになってしまった。

 

 

 

 

 

CR-V6P_8パッケージ裏。会社名はパナソニック社名変更以前の製品なので、“松下電器産業株式会社”と“松下電池工業株式会社”の連名表記。バーコードのベンダーはパナソニック(4984824)。
日本メーカーのものにしては珍しく誤字が…。「●(+)(-)を針金の金属で接続しない。また、金属製のネックレス等と混ぜたり、接触せさたりしない。」

 

CR-V6P_9電池の裏面。上が“CR-V6P”で下が“CR-V3”。CR-V6Pは電圧が6Vなので3Vの電池が2本入っているような構造となっていますが、電圧が3VであるCR-V3の方も電池が2本入っているような構造となっています。これは2本が並列に接続されているのだと思われます。
ちなみに当時のデータを見ても“CR-V6P”の公称容量が1500mAhで、“CR-V3”の公称容量が3300mAhとおおよそ倍です。
今回の記事は個人的にLightboxの効果を試してみたかったので、画像多めでお送りしました。皆様もぜひ、楽しんでみてください。

Panasonic リチウム電池 CR-V6P 6V」への2件のフィードバック

  1. kazurou

    日本企業の日本国内工場製という純日本製なのに誤字があるって珍しい。
    インドネシア製とかなら「日本企業であっても現地の社員が間違えたのかな?でも天下のパナソニックだから品質が良ければ良い」と自己納得すると思いますが…

    さて、この電池を使う「どこでもトーク」ですが、PDC(ドコモムーバ・IDOデジタル・Jフォン等)しか対応機種が出ずにしかも、メーカー共用じゃなく「富士通用」「NEC用」もちろん「松下用」などとメーカー互換性がなく、他の携帯アクセサリーメーカーから出た各メーカー共用携帯充電器を買う人がほとんどでした。

    かくいう俺も高校時代にP501iの携帯充電器は多摩電子工業製でしたね、
    共用でのちにN504isを買った際にそのまま使えたから便利でした、
    N2701に機種変更してからはFOMAになって充電器自体がメーカーどころかドコモでもソフトバンクでも共用されて、互換性がない時代がうそのようです。

    返信
  2. RQ-SX50

    CR-V3は使った事も購入したこともなかったので気づきませんでしたが、
    中身は単3サイズの3Vリチウム電池でしたか。
    と言うことは水中モーター、LEDライトなどの魔改造に最適ということになりますね。
    小学生の時に気づいていれば、ハイパワーなミニ四駆が完成していたかもしれません。

    返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。