HITACHI SG SUPER GOLD MANGANESE DRY-BATTERY UM-5(SG)

UM-5(SG)_1日立の黒マンガン“スーパーゴールド”こと「SG」の単5になります。
単5マンガン電池は80年代まではチューブ外装+樹脂封止という構造でしたが、90年代に入ると単1~単3サイズと同じような金属外装を実現、液漏れ補償を可能にしました。現在は単5マンガン電池の需要が低下したためか、日本市場では単5のマンガン電池は発売されていません。
写真の電池も外装は金属外装のものです。

 

UM-5(SG)_2注意書き部分。電池は1本しか無かったので、合成しています。注意書きは至って普通ですが、単5マンガンとしては珍しい液漏れ補償付きの電池になっています。前述した通り、単5マンガン電池は90年代に金属外装の電池が現れ、液漏れ補償付きになりますが、1993年には底板表記が“使用推奨期限”の表示に変わってしまいます
従って、補償付きの単5マンガン電池は1991年~1992年頃までに製造された電池のみであり珍しいのです。

保証期間は「製造年月より2年間」、“保証内容は当社補償付乾電池と同じです。”と書いてあり、さすがに単5サイズの小さい電池には補償条件などが記載できなかったのか、省略されています。
社名表記は“株式会社 日立家電”で日立のロゴは日立(亀の子)マークが無い現行のロゴになっています。写真には写っていませんが、“Made in Japan”の表記がある日本製水銀0使用となっています。JISマーク表記は「C8501 MABI」と記載してあるので松下電池工業(現・パナソニック オートモーティブ&インダストリアルシステムズ社)製と思われます。金属外装の単5マンガン電池の大半は同社製で、多くの金属外装の単5マンガンで“MABI”の表記が見られました。

UM-5(SG)_3マイナス極。写真では見えにくいかもしれませんが、底板には「92-10」の表記が見られ、1992年10月製造の電池です。

 

 

 

UM-5(SG)_4左が今回紹介した電池で赤をベースとしたデザインとなっていますが、後に右のような緑をベースとしたデザインに変更され、表に双葉のマークも追加されています。このデザインは現在発売されている日立の“SG”でも全く変わっておらず、単5サイズは発売されていませんがその他のサイズは発売されています
小さい変化としてはプラス極の絶縁リングも「」→「」に変わっていて細かいですね。

HITACHI SG SUPER GOLD MANGANESE DRY-BATTERY UM-5(SG)」への2件のフィードバック

  1. RQ-SX40

    幼いころにステレオ坊主というネーミングの小型アンプ付きスピーカーに組み込まれていたのを覚えています。
    とても懐かしく感じます。この当時、松下以外にマンガン単5を製造していたのは東芝だけだったと思うのですが、どうでしょうか。
    単5は単1を小さくしたような感じで可愛らしく場所を取らないのでよく集めていましたが、需要はほとんどなさそうですね。ペンライト、古いポケットラジオ、電動のおもちゃ程度だと思います。

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    1. みはりん 投稿作成者

      そうですね。確かに当時の単5マンガンは金属外装な松下製とシール外装な東芝(東芝電池佐久工場)製しか見なかったような気がします。
      ちなみに、東芝自社製の単5マンガンは代々シール外装のみで金属外装は無かったようです。
      http://miharin.wktk.so/blog/recharge/tmp/toshiba_r1.jpg
      写真左から、
      MITSUBISHI SUPER VITAL UM-5(H) 90-09製造
      MITSUBISHI NEO SUPER VITAL R1 11-96推奨
      TOSHIBA KINGPOWER Black R1(UB) 11-98推奨
      MITSUBISHI SUPER HEAVY DUTY R1 12-2004推奨
      いずれも「C8501 T-S」の表記があり、東芝電池佐久工場製です。
      自社生産終了後の東芝の単5マンガン電池は松下からのOEMとなり、金属外装のものだったようですね。

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