NEC SUPER マンガン乾電池 R6P/LN

R6P(LN)_1現在は存在しない“日本電気ホームエレクトロニクス”のマンガン電池です。同社は日本電気(NEC)の子会社であった家電製品を製造・販売していた企業でありましたが、現在は紆余曲折あり、消滅しています。
今回紹介する電池は赤い外観が示すように赤マンガン相当の“SUPER”で、本ブログでは以前NECロゴが旧ロゴ時代の黒マンガン“NEO SUPER”も紹介したことがあります

 

R6P(LN)_2注意書き部分。電池は1本しか所持していないので合成しています。注意書きはバックの赤ベースによく映える、黒い文字でとても読みやすい注意書きです。
社名表記は“NEC Home Electronics, Ltd.”で日本電気ホームエレクトロニクスの英社名表記です。原産国は“MADE IN JAPAN”で日本製、JISマーク表記“C 8501 T-S”と書いてあるため、東芝電池佐久工場製であると思われます。

以前、本ブログで紹介したNEC旧ロゴ時代の黒マンガン“NEO SUPER”もJISマーク表記“C8501 T-T”で東芝電池高崎工場製であったようなので、NECの乾電池は代々東芝電池製だったのかもしれません。

R6P(LN)_3プラス・マイナス側。こちらもやはり合成になります。プラス極の絶縁リングの色は本体色の赤には似合わない「」。
写真では見えにくいかもしれませんが、使用推奨期限は「05-98」。2年期限と推測すると、1996年5月製造の電池であると思われます。

 

 

R6P(LN)_4恐らく、今回紹介した電池はNECの製品に付属されていた電池であると思われ、一般市販されているような気配は見られませんが、やはりカタログにはこの電池が掲載されています。
このカタログは日本電気ホームエレクトロニクスの「セールス用カタログ“’96夏号”」掲載のもので今回紹介した電池の製造日と思われる期日に近く、推測した製造日はビンゴと言えそうですね。
ちなみに以前紹介した’91秋号”のカタログと比較すると、6Pのマンガン電池が廃止され、単4のアルカリが追加されているのがわかります。

NEC SUPER マンガン乾電池 R6P/LN」への3件のフィードバック

  1. 無名

    これは他に無印NECの青とNEO SUPER(カタログに載っているもの)の実物画像が見れるサイトがあるのですよね。
    残念ながらリンク許可は取ってないのでリンクすることは出来ませんが…

    先日のCASIOといい一体これらのメーカーはなんで他社生産のほぼ添付用にしかならないような電池を用意したか気になります。広告と言ってもとても乾電池では広告になりそうではないので。

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    1. みはりん 投稿作成者

      そのサイトは自分もよく知っております。当ブログでもリンクしたいのですが、あそこは電池メインのサイトではありませんからね…。

      何故、機器メーカーのオリジナル電池が付属していたかですか…。幼いころはこんなこと考えもしませんでした。自分が初めてカシオのワープロを買ってもらった時にカシオのマンガン電池が付いてたことがありましたが、当たり前のことだと思っていました。

      今でこそ付属品は他社製の電池が付いていることが多いですが、かつて日本製のマンガン電池が主流でしたから、気軽に自社ブランドの電池が製造依頼できた背景があったのかもしれません。

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  2. 奈南氏

    昔(昭和50年代くらい)は、各メーカーが各々系列小規模店舗のチェーンがあって、その小規模店舗の供給用に、他社製造の自社ブランドの電池を供給していたのですよ。(今でもパナソニック系ショップは見ますが、当時はNEC、サンヨー、シャープ、ビクター、日立、東芝等ありました)
    そういう小規模店舗は、今と違い代理店経由とか仲卸経由でなく、メーカーの地方販売会社と直に取引していたので、今のように他社の電池を仕入れることもできず(ペナルティは表向きは無かったようですが、一見の他系列の電気店に対しては割引など一切無く割高な仕入れだったようです)、また、仕入れ量も小箱1箱とかでしかないため、メーカーとしてもそういう小規模系列店舗向けにだけ販売していたようです。
    大昔、自分の父の友人がNECの小規模電気店を営んでおり、そこでは当時は他でみることができなようなNEC製の各種サイズの電池や蛍光ランプ、カセットテープや掃除機、ミキサー等が置いてありました。

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