YUASA BATTERY DRY BATTERY R20

yuasar20_1なんとも古そうなデザインであるユアサのマンガン電池。この電池、貰ったのですが、頂いた方によるとユアサの懐中電灯に入っていた電池だったそうです。
デザインは青地で、真ん中に湯浅電池時代の“YUASA”ロゴがひし形の中にあるもの。かつて同社から発売していたマンガン電池である“ダイアモンド”を彷彿とさせるデザインであります。

 

表も裏も同様のデザインですが片面には“YUASA BATTERY CO., LTD.”の社名が下に記載してあり、もう片面には注意書きが記載してあります。注意書きの内容は同年代の東芝(東京芝浦電気)のマンガン電池の注意書きに似ています。

yuasar20_2電池の横側。ユアサの電池なので日本製かと思いきや、インドネシア製でした。原産国が記載されている面の反対側には“R20 1.5V (UM-1)”という形名表記もあります。

 

 

yuasar20_3プラス・マイナス側。プラス極は何ともレトロ感漂う、金属製のキャップで覆われているタイプのものです。マイナス極の刻印は「89-04」と記載してあり、1989年4月製造の電池であると推測されます。
電池本体には“R20”の表記のみでランクは不明ですが、89年の電池で金属製キャップ使用となると、緑マンガンか青マンガン相当のどちらかという所でしょうか。

 

yuasar20_4やはり気になるのがこの電池の製造元です。この年代は既に湯浅電池は電池の製造から撤退しているので、自社製造は無いと思われます。
この電池のマイナス極の刻印は数字が細長くなっている字体が特徴で、これは現行の“Panasonic”ブランドのネオ黒・単2(インドネシア製)と似ていました。
ということで、この電池“PT. Panasonic Gobel Energy Indonesia(旧・PT. Matsushita Gobel Battery Industry)”製だったりするのでしょうか?

YUASA BATTERY DRY BATTERY R20」への5件のフィードバック

  1. RQ-SX40

    80年代のNOVEL電池でプラス極側が同じような構造になっている電池が存在していたように思います。
    こちらも確かインドネシア製だった気がします。

    返信
    1. みはりん 投稿作成者

      マイナス極の刻印の構造を見てみないとわからなそうですが、そのインドネシア製ノーベルもゴーベル製だったりするのでしょうか??

      返信
      1. RQ-SX40

        以前どこかのサイトで見かけたのですが、今探してみても判りませんでした。FDKインドネシアは89年に設立されていることを考えると、ゴーベル製もしくは例のABC製となりますね。ABCでは今でもHeavy Dutyクラス、Economyクラスで多少異なるものの同様の封口形状の電池を生産しているようです。ゴーベルとABCの設立が気になりますね。

        返信
        1. みはりん 投稿作成者

          パナソニック・ゴーベルエナジーインドネシアの前身である、“松下ゴーベル電池”の設立は1987年のようです。本記事で紹介したユアサの電池が製造されていた頃は既に同社は存在していたようですね。
          http://panasonic.co.jp/ec/company/history/index1.html

          一方、ABCブランドの電池を発売しているInternational Chemical Industry(ICI)社はカタログ上の設立年は1968年ですが、トップページ記載の創立者のメッセージでは最初の工場が設立されたのが1959年と記載してありますから、法人化される前にも電池を製造していた可能性があります。こちらは日本にいつ参入したかというのがカギになりそうですね。
          http://www.abc-battery.com/catalog1.pdf

          返信
          1. RQ-SX40

            本家様のページにもインドネシア製のユアサ単1が掲載されており、96年2月ロットなので、ゴーベル社の青マンガンがいつ頃キャップ封口一体型(S52年頃のパナのカタログにこの言葉が記載されてます。キャップ->プラス極端子、封口->プラス極回りの金属製の蓋のことだと思われます)にモデルチェンジしたかがカギになりそうですね。
            …と思いきや自分が去年の9月末に電池掲示板に掲載したナショナル青ハイパーがインドネシア製だと仮定すると93年時にはキャップ封口一体型へ移行していたのかもしれません。しかし上海白象電池のように単2、単3はキャップ封口一体型なのに単1のみ旧タイプの封口を採用している事例があるので断言できませんね。

            返信

RQ-SX40 にコメントする コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。