Panasonic LR6・AA Industrial ALKALINE LR6(GWE)

LR6(GWE)_1LEDライトに入っていた、組み込み(OEM)向けである“Panasonic”ブランドのアルカリ電池です。現在パナソニックのOEM向けアルカリ電池といえば、現行デザインと同じグローバルデザインのものですが、この電池は旧デザインになっています。
では、この電池は古いものなのかと言えば、そうではないようです。今回はこの電池を紹介します。

 

 

LR6(GWE)_2電池の外観。社名表記は“松下能源(上海)有限公司”と書いてあります。この企業の英文社名は「Panasonic Energy (Shanghai) Co.,Ltd.」であり、パナソニックのホームページ記載の“パナソニック エナジー 上海(有)”であるようです。
ただし、電池本体の英文社名は“Panasonic Corporation.”となっています。特筆すべき点としては生産国が中国製な点で日本で流通しているパナソニックのアルカリ電池では見られないものです。

LR6(GWE)_5上2本が日本でよく見られるパナソニックのOEM向けアルカリ電池(タイ製)で、下2本が本記事で取り上げた中国製の電池です。
前者が日本・英語・中国の注意書きのみなのに対し、後者は中国・英語の注意書きのみの記載となっています。大きく違うのが中国語での社名表記で、前者が“松下電器産業株式会社”なのに対し、後者が“松下能源(上海)有限公司”となっている点です。

 

以上の点から、この電池は中国のパナソニックエナジー上海が発売している電池と思われ、本来は中国国内で出回っている電池なのではないでしょうか。ただし、欧州に輸出されるのを想定したのかWEEEマークは記載されています。

LR6(GWE)_3プラス・マイナス側。使用推奨期限は「08-2017」となっており、まだ期限が迫っていない新しい電池であることがわかります。

 

 

 

LR6(GWE)_4マイナス極の特徴。パナソニックのアルカリ電池と言えば、マイナス極のミゾに絶縁用の樹脂を流し込んだ「紫外線硬化樹脂」を採用していることで知られますが、今回の中国製では樹脂はおろか絶縁リングもありませんでした。
ガス抜き穴は2つ穴タイプで、マイナス極の突起部分に穴が空いているタイプとなっていました。

 

LR6(GWE)_6今回紹介した電池と同じ事例として、海外では日本では存在しないベルギー製6LR61のOEM向け(6LR61XWA)がありますが、他にもパナソニックの電池にはこのような地域限定のローカル電池(?)がありそうな予感がします。

Panasonic LR6・AA Industrial ALKALINE LR6(GWE)」への2件のフィードバック

    1. みはりん 投稿作成者

      日本製のアルカリ電池の場合は絶縁リングや樹脂を付けていることが多いですが、海外製では絶縁リング無しのものも多いようです。
      この場合は外装ラベルがマイナス極の突起ギリギリまで覆っている構造になっていて、ショートを防いでいます。
      理由はやはりコストダウンのためなのでしょうね。

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