maxell リチウム電池 CR-V3

maxellcr-v3_1日立マクセルが“maxell”ブランドで発売していたデジカメ用のリチウム電池である“CR-V3”です。『していた』という過去形なのは、この電池既にマクセルのホームページ上では削除されており、現在は発売終了となっているためです。従ってこの写真の電池は売れ残りということになります。
パッケージの形状は同じく以前発売していた三洋電機のものにそっくりで、もしかしたら、三洋電機のOEMだったのかもしれません。

 

maxellcr-v3_2パッケージ裏。型番は“CR-V3.1BP”となっており、バーコードのベンダーは日立マクセル(4902580)となっていました。使用推奨期限は「09-2017」となっており、リチウム電池は5年期限ですから、2012年9月製造の電池であると思われます。

 

 

maxellcr-v3_3電池の外観。CR-V3は各社より発売されていましたが、このマクセルのものがメタリックグリーン仕様で最も派手なデザインのような気がします。
このCR-V3は単3電池2本を纏めた様な構造になっていて、そのまま単3・2本を使うデジカメに使われていました。リチウム電池はアルカリ電池に比べ、高容量で耐寒性にも優れることから、アルカリ電池の上位に位置づけられる電池として発売されていました。

maxellcr-v3_4電池の裏側。注意書きは電池の側面のみに記載してあり、裏側には「MDA」という謎のロット記号が記載されています。
この面を見ると電池が2つ並べたような構造になっていて、恐らくではありますが、単3形のリチウム電池が並列に2本接続されていると考えられます。

 

maxellcr-v3_5このCR-V3は2001年に三洋電機ソフトエナジーカンパニー(当時)が開発した電池と言われ(※)、最盛期にはパナソニックオリンパスイメージング富士フイルム三洋電機日立マクセルなどが発売していましたが、現在はパナソニックのみが発売している状態となっています。
かつて、様々なバリエーションの特殊電池を発売していたことで知られるFDK(Fujitsuブランド)が参入していなかったのが面白いですね。

 

maxellcr-v3_6今回、この電池に興味を持ったキッカケというのは、以前東芝が発売していたデジタルカメラ“sora PDR-T15をハードオフのジャンクで100円で入手したからです。

 

 

maxellcr-v3_7このデジカメは単3・2本仕様なのですが、CR-V3も上位互換で使えるようになっています。今年はこのデジカメを持って冬コミに行こうかと思っています。その後、姉妹ブログにてレポートも考えていますので乞うご期待ということで(あくまでも予定ですが)。

 

 


【参考文献】
一般社団法人電池工業会
月刊機関紙「でんち」 平成13年9月1日号
“新製品ニュース”
電池工業会, 2001年9月, p6

→当該記事“二酸化マンガンリチウム電池「CR-V3」を発売 デジカメ用途で業界最高容量を達成”において、『三洋電機(株)ソフトエナジーカンパニーは、デジタルカメラ等の高出力用途に最適な新形状の二酸化マンガンリチウム電池「CR-V3」を開発しました。』とあります。