Panasonic NEO BLACK マンガン乾電池 単4形 UM-4(PX)

UM-4(PX)_1今回は旧・松下電池工業より発売していた“パナソニックネオブラック”というマンガン電池を紹介します。この“パナソニックネオブラック”は黒マンガン電池の上位という位置付けで1990年代初頭から発売された最上級グレードのマンガン電池で、松下以外の他社も東芝「スーパーキングパワー日立「SUPER BLACK XGソニー「MEGA SXという同様な位置付けの電池を発売していました。

 

UM-4(PX)_21990年夏のカタログより、当時発売していた電池のラインナップです。“パナソニックネオブラック”は“National”ブランドの“ネオハイトップ”の上位モデルと位置付けられ、電池1個当たり単1で20円単2で10円単3と単4で5円の価格差がありました。
なお、1991年冬のカタログで“パナソニックネオブラック”は掲載されておりませんでしたので、販売期間は約1年半程でしょうか。他社もほぼ同様の流れであったようで、この販売期間の短さが最上級グレードマンガン電池の知名度が低いことに繋がっているのでは無いかと思われます。

 

 

 

UM-4(PX)_3パッケージ。2個入りブリスターパックの型番は“UM-4PX/2B”。カタログ上では単3も“2個入りブリスターパック包装”という記載があることから、単3でも同様のパッケージだったと思われます。
キャッチコピーは『パナソニックの音楽電池』でさらに、
新技術の採用で、さらに容量アップ!
あなたのAV機器のたのもしい味方です。
の表記がありました。

また、ナショナルのネオハイトップに比べ“約10~15%長く使えます。”の表記もあります。もちろん、マンガン電池ですから、連続使用ではなく間欠使用での表記になっているのですが。

UM-4(PX)_4電池の外観。デザインはをベースとしたシブいデザイン。電池下部(マイナス側)には音楽向け電池を意識したスペアナのようなV字が最高にカッコいいですね。なお、同時期に発売していた音楽用アルカリ電池(パナソニックアルカリ)も同様のデザインを用いており、バックは白となっていました(先に掲載のカタログ画像で確認出来ます)。

型番は“UM-4(PX)”で、“MABI”の表記があることから松下電池工業自社製であると思われます。外装は金属外装で液漏れ補償付き、2年。この頃は水銀0使用ではなく、まだ水銀が含有されていた時代の電池のようです。なお、注意書きの全文は以下の通り。単4電池で記載できるスペースが無かったためか、液漏れ補償における保証条件の表記が省略されていますね。

<ご注意>この電池は充電式ではありません。充電すると液もれ破
損するおそれがあります。はれつのおそれがあるので(+)(-)は正し
く入れてください。<補償>この電池の液もれによる保証内容は当
社補償付乾電池と同じです。 保証期間:底面表示の製造年月より
2年間 〒570 守口市松下町1 松下電池工業株式会社 補償電池係

UM-4(PX)_5プラス・マイナス側。プラス極の絶縁リングは「」です。この頃のナショナルネオハイトップは「」だったはずなので、当時で「」はちょっと珍しいかもしれません。
マイナス極の刻印は「90-12 T」で1990年12月製造の電池です。

 

 

UM-4(PX)_6ちなみに現行の“Panasonic”ブランド版のネオ黒と比べてみた。やはりパナソニックロゴは縦置きがしっくり来るよなぁ…。
最近では東芝ライフスタイルによる“キングパワーU”の復刻版が注目されていますが、このパナソニックネオブラックも復刻してくれないかなぁ…。デザインはそのままで“NEO BLACK”から“BLACK”を消せば“Panasonic NEO”となるので、復刻は容易だと思うのですけどね。

Panasonic NEO BLACK マンガン乾電池 単4形 UM-4(PX)」への2件のフィードバック

  1. RQ-SX40

    時期的に水銀0化の技術を流用した実験的なものだったのでしょうか。
    当時のカタログでも外装缶にレーザー溶接採用で容量アップとなっていますし、ナショナルに関していえばハイトップシリーズの後継になったネオシリーズにそのまま受け継がれましたね。デザインは同時期のパナニカ電池のように見えます。
    縦置きパナロゴのマンガンはどうしてもOEM用っぽさが出てしまうので個人的にはSF系デザインの日立XGを復刻してほしいところです。

    返信
    1. みはりん 投稿作成者

      言われてみればそうなのかもしれませんね。そういう事であれば、販売期間が短かったのにも頷けます。
      “Panasonic”ロゴの電池は現行のネオ黒以外、全てが縦置き“Panasonic”ロゴなので、見慣れているというのが正しいのかもしれないですね。

      返信

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