Panasonic リチウム電池 CR2412/CR2430

世間ではパナソニックの新アルカリ電池“乾電池エボルタNEO”が発売されて話題となっていますが、その裏で同時発売されたパナソニックの電池があります。それが今回紹介する“CR2412”と“CR2430”というリチウムコイン電池です。
“CR2430”はソニーFDK(富士通)など他社も発売していましたが、“CR2412”は一部ショップがバルク品をバラ売りするケースはあったものの、一般市販品としては今回パナソニックが発売開始するものが初登場となります。

パッケージ裏。両者注意書きはほぼ同様ですが、“CR2412”のみ『●充電・ショート・変形・加熱・火中投入禁止。』の部分の「変形」が追加されており、若干文量は増えています。同電池では表面にも『取扱注意:電池が曲がると液もれのおそれあり』という記載があり、“CR2412”はよっぽど曲がりやすいのでしょう。
社名表記は“パナソニック株式会社”でバーコードのベンダーも同社のものとなっています(4549077)。

上の写真をみてあれ?と思うかもしれませんが、“CR2430”が他のリチウムコイン電池と同様の使用推奨期限5年となっており、“CR2412”のみが使用推奨期限2年となっています。その為、写真の電池では表記差がありますが両者とも2017年4月製造の電池となっています。
今回パッケージも大幅に変更され、電池が簡単に取り出せないようになっています。これは子供(乳幼児)がパッケージから電池を取り出し誤飲するという事故に対応したもので、これは電池工業会が定めた“コイン形リチウム一次電池の誤飲防止パッケージガイドライン”に準拠したものになっているそうです。今後パナソニックから発売されるリチウムコイン電池にも順次導入されていくとのことで、電池工業会に加入している他社も追随していくものと思われます。

電池の外観。どちらとも“Made in Indonesia”でインドネシア製です。“CR2430”は電卓や時計に用いられた電池で、電池自体は他社で長年発売されており、本ブログでも三洋電機のものを紹介したことがあります。一方、“CR2412”は主にトヨタ車のカードキーに使われている電池で今まではトヨタのディーラーか一部ショップでのみ入手可能な電池だったこともあり、今回の一般販売は待望と言えるものなのではないでしょうか。

電池の裏面。構造は両者全く違っており、“CR2430”の方が隙間が広く“CR2412”の方の隙間が狭くなっています。薄さも相まって“CR2412”は作りが細かそうです。使用推奨期限が短い秘密はここにあるのかもしれません。
ロット番号の表記も異なっており、“CR2412”がインクでの印字で「74」と記載されているのに対し、“CR2430”は刻印で「72」と記載されています。

最後に薄さを比較してみました。両者とも直径は24.5mmで同じですが、“CR2412”の方が厚み1.2mmとなっており、“CR2430”の厚み3mmより一段と薄くなっています。厚み自体は多く出回っている“CR2016”と同じ厚みではあるものの面積が広い分、曲がりやすいかもしれません。取扱いにはくれぐれもご注意下さい。

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