National HYPER UM-2・UE

今回はナショナル(現・パナソニック)の一昔前な単2マンガン電池“HYPER”を紹介します。
ナショナルのハイパー(HYPER)は国産初の完全金属外装乾電池として誕生したブランドです。しかし、ナショナルハイトップが登場すると“ニューハイパー”と改名され廉価版マンガン電池へと格下げされます。その後“HYPER”の名称に戻るものの組み込み向け青マンガン電池に成り果ててしまいます。それが今回紹介する電池だったりします。

今回紹介する“HYPER”は赤マンガン電池である“Hi-Top(ハイトップ)”の格下に当たる青マンガン電池で主に各種機器に付属されるOEM(組み込み)向けの電池となっていました。
電池下Nマークの場所には「leak proof」と記載されています。この表記は初代のハイトップで使われていた表記ですが、小文字Nationalロゴの段階で「long life」に変わってしまいます。しかし、この“HYPER”では「leak proof」を継続使用していました。

ただし、この「leak proof」表記を行っていたのは“HYPER”でも単1と単2のみで、単3と6P形では「long life」表記となっていたようです。

電池の側面です。型番は“UM-2・UE”となっており、注意書きの記載はありません。表面に“long life”表記が無い代わりに、こちらの面に「Longer Life」の表記がありました。
社名表記は表面に「UNDER LICENSE OF MATSUSHITA ELECTRIC, JAPAN」という表記があるのみで生産国の記載もありません。意味的には「松下電器産業の許可を得ている」というものですが、他社が製造していた電池なのでしょうか。

プラス・マイナス側です。プラス極の絶縁リングは「」。底板の刻印には「05-97」が見られますが、本体に表記が無いため、これが製造日か使用推奨期限の表記であるかは不明です。
この印字は数字が細長い独自の字体で、現在でも発売されているパナソニックのインドネシア製マンガン電池と比べるとほぼ同じです。このことから、この電池はインドネシア製で尚且つ“パナソニック・ゴーベルエナジー インドネシア”製と推測されます。

★関連記事
ナショナル 通信用乾電池 FM-3(H)・FM-5(H)
→ナショナルの通信用乾電池を紹介した記事。この電池も本記事で紹介したものと同様に青いデザインを用いており、かつては“HYPER”ブランドも冠していました。

National HYPER UM-2・UE」への2件のフィードバック

  1. 落合 幸子

    初めまして! こんにちは。インターネットで検索していて、貴方の記事を拝見しました。全くの素人ゆえの質問で恐縮ですが、教えていただきたく厚かましくコメントさせていただきます。現在 韓国旅行中ですが、知り合いの大学生にパワーポイント用のレーザーポインターをお土産に渡しました。その専用の乾電池のサイズが単5なんです。購入の際、少し迷ったのですが、こちらに来て、ロッテマートで探したところ、このサイズの乾電池が売ってなかったのです。韓国では 単5電池は出回っていますか? 日本でも安売りのまとめ売りをしていないサイズなので、もしかしたら、電気屋かホームセンターに行けば手に入りますか⁈ ご存知でしたら教えていただけたらありがたいです。よろしくお願いいたします。

    返信
    1. みはりん 投稿作成者

      単1から単5電池は世界のどこでも売っている乾電池ですから、どこの国でも入手できるはずです。ただし、単5電池は海外では“LR1”だとか“N”と称され、サイズ的な問題からボタン電池のコーナーに置かれているケースもあるようです。韓国でも日本同様にあまり出回らない電池なので、落合様が仰るように量販店などの大きいお店に行って聞いてみるのが良いのかもしれません。

      こちらに単1から単6まで各国サイズの対照表を掲載していますので参考にどうぞ。
      http://miharin.wktk.so/blog/?page_id=5360

      返信

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。