日本の電池年表

~1940年代

1885年(明治18年) 屋井先蔵が屋井乾電池設立(屋井乾電池ブランド)
[日本最古の電池メーカー]
1895年(明治28年) 二代目・島津源蔵、日本初の鉛蓄電池を製造
1904年(明治37年) 4月 日本乾電池製造発足(日本乾電池ブランド)
[日本で2番目に古い電池メーカー]
1906年(明治39年) 12月 岡田悌蔵が岡田電気商会(のちの岡田乾電池)設立
[日本で3番目に古い電池メーカー]
1917年(大正6年) 日本電池設立(GSブランド)
1918年(大正7年) 湯浅蓄電池製造(のちの湯浅電池)設立
4月 日本乾電池製造、高砂工業と合併
1926年(大正15年) 岡田電気商会、松下電器産業の下請けとして砲弾型ランプ用電池供給、松下との提携が強まる
1930年(昭和5年) 湯浅蓄電池製造、乾電池の研究に着手し翌年生産・販売を開始
1931年(昭和6年) 小森乾電池の工場を譲り受け、松下電器産業が乾電池の自社生産を開始
1932年(昭和7年) 岡田電気商会、辻堂工場を松下電器産業に譲渡
1935年(昭和10年) 東京芝浦電気の前身、東京電気の関連会社東京電気商事が灯火用乾電池の製造開始
(東芝電池事業の始祖、ホープブランド)
3月 東洋乾電池設立(LAMINA[ラミナ]ブランド)
1940年(昭和15年) 5月 松下電器産業、日本初の空気乾電池製造
6月 乾電池公定価格実施
1942年(昭和17年) 岡田電気商会、松下電器産業との提携解消
1949年(昭和24年) 湯浅蓄電池製造、乾電池部門を湯浅乾電池として分離独立
乾電池公定価格廃止
屋井乾電池廃業
6月 乾電池日本工業規格(JIS)制定

1950年代

1950年(昭和25年) 三洋電機、東海乾電池に経営参加、三洋乾電池に改称
2月 東京芝浦電気湘南工場及び鷲津工場の製造設備を引き継ぎ、東京電気化学工業(現・FDK)設立
(NOVEL[ノーベル]ブランド)
1951年(昭和26年) 乾電池物品税廃止
1952年(昭和27年) 8月 三洋乾電池の乾電池製造部門を三洋電機が買収
1954年(昭和29年) 松下電器産業、国産初の完全金属外装乾電池「ナショナルハイパー」を発売
湯浅蓄電池製造と湯浅乾電池を合併、湯浅電池として新発足
4月 岡田乾電池と米国レイ・オ・バックと合弁で日本レイ・オ・バック乾電池設立
1957年(昭和32年) 3月 東京芝浦電気が日本レイ・オ・バック乾電池の岡田乾電池持ち分を譲り受け経営参加
岡田乾電池廃業
4月 松下電器産業、米国P.R.マロリーと特許契約を結び水銀電池の生産開始
1958年(昭和33年) 7月 東京電気化学工業、富士電気化学に社名変更
1959年(昭和34年) 日本レイ・オ・バック乾電池、日本初のコイン形乾電池開発

1960年代

1961年(昭和36年) 日東電気工業から乾電池、磁気テープ部門が独立しマクセル電気工業設立
6月 日本レイ・オ・バック乾電池、東芝レイ・オ・バックに社名変更
10月 三洋電機、円筒形ニッケルカドミウム電池「カドニカ電池」開発
1962年(昭和37年) マクセル電気工業、日本初のポリラミネート外装を採用したマンガン電池「ポリ乾電池」発売
1963年(昭和38年) マクセル電気工業、日本初のアルカリ乾電池を生産
湯浅電池、高性能マンガン電池「ゴールデン」発売
4月 松下電器産業、高性能マンガン電池「ナショナルハイトップ」発売
12月 東芝レイ・オ・バック、高性能マンガン電池「キングパワー」発売
1964年(昭和39年) マクセル電気工業、日立マクセルに社名変更
2月 富士電気化学、電解二酸化マンガン生産中止
8月 東芝レイ・オ・バック、東芝ブランド初のアルカリ電池「東芝アルカリ乾電池」発売
1965年(昭和40年) 松下電器産業と米国P.R.マロリーの合弁でナショナルマロリー電池設立
1967年(昭和42年) 湯浅電池、 米国ユニオン・カーバイドと販売提携
松下電器産業、初のアルカリ電池「ナショナルマロリーアルカリ乾電池」発売
日立マクセル、高性能マンガン乾電池「ゴールド(200シリーズ)」発売
4月 三洋電機の乾電池製造工場、灯火事業部歌島工場を閉鎖
9月 東芝レイ・オ・バック、円筒形ニッケルカドミウム電池「ユニカド」発売
1968年(昭和43年) 3月 富士電気化学、アルカリ乾電池(LR20、14、6)発売
1969年(昭和44年) 湯浅電池、国内でのマンガン電池製造撤退、設備を台湾現地法人へ移管
松下電器産業、超高性能マンガン乾電池「ネオハイトップ」発売
6月 東芝レイ・オ・バック、超高性能マンガン乾電池「キングパワー<U>」発売
11月 富士電気化学、プラスチック外装トップラン乾電池発売

1970年代

1970年(昭和45年) 日立マクセル、超高性能マンガン乾電池「デラックスゴールド(300シリーズ)」発売
1972年(昭和47年) 4月 富士電気化学、富士通の傘下に入る(株50.5%)
10月 東洋乾電池、高砂工業と合併、東洋高砂乾電池となる
1973年(昭和48年) 日立マクセル、世界に先駆け超高性能マンガン乾電池「塩化亜鉛形乾電池」を使用した
「スーパーゴールド(400シリーズ)」を発売
1975年(昭和50年) 2月 ソニー、米国ユニオン・カーバイドと合弁でソニー・エバレディ設立
9月 三洋電機、世界初の二酸化マンガンリチウム電池開発
1976年(昭和51年) 5月 松下電器産業、米国P.R.マロリーとの合弁解消、松下マイクロ電池設立
9月 東芝レイ・オ・バック、ニッケルカドミウム電池の自社生産を終息
11月 日立マクセル、業界初の電卓用単3乾電池発売
米国P.R.マロリー、マロリー・バッテリー・ジャパン(後のデュラセル・バッテリー・ジャパン)設立
12月 湯浅電池、米国ユニオン・カーバイドとの提携解消
1977年(昭和52年) 1月 東芝レイ・オ・バック、ソニー・エバレディと業務提携、マンガン電池をOEM供給
3月 日立マクセル、イカ釣り水中ライト用マンガン乾電池発売
8月 日立マクセル、写真専用アルカリマンガン電池発売
1979年(昭和54年) 松下電器産業、電池関連事業を分離独立、松下電池工業設立

1980年代

1981年(昭和56年) 4月 東芝レイ・オ・バック、東芝電池に社名変更、生販一体化
東芝電池、日本初のボタン形空気亜鉛電池を開発
1982年(昭和57年) 3月 三洋電機、米国デュラセルインターナショナルと合弁で三洋デュラセル設立
10月 東芝電池、米国レイ・オ・バックとの合弁解消、東芝100%子会社化
1983年(昭和58年) 松下電池工業、アルカリ電池「ウルトラネオ」発売
9月 東芝電池、塩化チオニルリチウム電池を東芝と共同開発
1984年(昭和59年) 10月 富士電気化学、乾電池のブランドをノーベルから富士通へ変更。
(輸出用と漁業用は引き続きノーベルブランドを使用)
1986年(昭和61年) ソニー・エバレディ、米国ユニオン・カーバイドとの合弁解消、ソニー・エナジー・テックに社名変更
日本電池、仏国サフトと合弁でニッケルカドミウム電池の製造を行うジーエス・サフト設立
12月 三洋デュラセル、米国デュラセルインターナショナルとの合弁解消、三洋エクセルに社名変更
1987年(昭和62年) 松下電池工業、アルカリ電池「ウルトラアルカリ」「パナソニックアルカリ(白パナ)」発売
10月 富士電気化学、補償付きアルカリ乾電池発売
12月 ソニー・エナジー・テック、世界初のマンガンリチウム二次電池開発
1989年(平成元年) 1月 富士写真フイルム、米国Eveready Batteryと販売契約を結び富士フイルムバッテリー設立

1990年代

1990年(平成2年) 富士電気化学、AV専用乾電池「WAVE(ウエイブ)」シリーズ発売
2月 ソニー・エナジー・テック、世界初のリチウムイオン電池開発、商品化発表
1992年(平成4年) 湯浅電池、ユアサコーポレーションに社名変更
10月 東芝と旭化成工業が合弁でリチウムイオン電池の製造販売を行うエイ・ティーバッテリーを設立
1993年(平成5年) 富士電気化学、国内マンガン電池・カメラ用リチウム電池製造撤退
松下電池工業、松下マイクロ電池を吸収合併
乾電池で使用推奨期限の表示を開始
1996年(平成8年) 9月 東芝電池、耐振動性に優れたアルカリ電池「アルカリ1」発売
1997年(平成9年) ジーエス・メルコテック(のちの三洋ジーエスソフトエナジー)、ジーエス・サフトを吸収合併
7月 三洋エクセル、国内でアルカリ電池の生産完了、海外協力会社へ生産設備を移管
10月 ソニー、単3形アルカリ電池をリコール
1999年(平成11年) 日立マクセル、高性能アルカリ乾電池「ダイナミック」発売

2000年代

2001年(平成13年) 1月 富士電気化学、FDKに社名変更
2月 FDK、高性能アルカリ乾電池「G」発売
2002年(平成14年) 8月 FDK、電池製造部門を分社化、FDKエナジー設立
2003年(平成15年) 東洋高砂乾電池、乾電池生産を終息、一部設備をFDKエナジーに移管
2004年(平成16年) 松下電池工業、オキシライド乾電池発売
松下電池工業、蓄電池事業を分割、パナソニックストレージバッテリー設立
日本電池とユアサコーポレーションが合併、ジーエス・ユアサコーポレーション設立
日立マクセル、アルカリ乾電池「イプシアルファ」発売
日立マクセル、業界初で使用推奨期限4年を達成したアルカリ乾電池New「ダイナミック」発売
11月 FDK、新世代アルカリ乾電池「G PLUS」発売
12月 東芝、リチウムイオン電池事業から撤退を表明、エイ・ティーバッテリーを解散
2005年(平成17年) 日立マクセル、使用推奨期限5年のアルカリ乾電池New「ダイナミック」発売
1月 ソニー、世界初の無水銀酸化銀電池を商品化
8月 FDK、単1から単4アルカリ乾電池で業界最長の使用推奨期限5年に延長
11月 三洋電機、自己放電特性が優れた初のニッケル水素電池「eneloop」発売
2006年(平成18年) 7月 FDK、アルカリ乾電池に「G PLUS」に「D-RANGE」「R-SPEC」を加えG.D.Rシリーズとして発売
2007年(平成19年) 12月 東芝、チタン酸リチウムを使用した次世代二次電池SCiBを発表
2008年(平成20年) 東芝電池、乾電池の製造から撤退、設備をFDKに売却
松下電池工業をパナソニックが吸収、パナソニック エナジー社へ
日立マクセル、高性能アルカリ乾電池「ダイナミック ボルテージ」発売
4月 パナソニック、新・乾電池「EVOLTA(エボルタ)」発売
2009年(平成21年) 日立マクセル、液もれ補償付きのアルカリ電池「Newボルテージ」発売
4月 ネクセル、東芝電池より設備を買収しボタン形空気亜鉛電池生産

2010年代

2010年(平成22年) 2月 FDK、三洋電機より三洋エナジートワイセルと三洋エナジー鳥取を買収
2011年(平成23年) 2月 パナソニック エナジー社、車載用ニッケル水素電池を手がける湘南工場を中国の湖南科力遠新能源股份
に譲渡、湘南CORUN ENERGY設立
4月 日立マクセル、電池事業を新設の日立マクセルエナジーに譲渡
2012年(平成24年) 4月 FDK、アルカリ乾電池「PremiumG」発売
6月 FDK、機能性電池第1弾、スマートフォン充電器用アルカリ電池「僕はスマホ充電用の乾電池です!」発売
2013年(平成25年) 1月 日立マクセル、日立マクセルエナジーを吸収合併
4月 パナソニック エナジー社、4カンパニー制導入でオートモーティブ&インダストリアルシステム社へ
6月 FDK、機能性電池第2弾、リモコン用アルカリ電池「私はリモコン用の乾電池です!」発売
2014年(平成26年) 6月 FDK、アルカリ電池をフルリニューアル、アルカリ乾電池Premiumに液もれ補償を付与
12月 FDK、FDKトワイセル(旧・三洋エナジートワイセル)を吸収合併
2016年(平成28年) 10月 GSユアサ、パナソニックストレージバッテリーを買収、GSユアサ エナジーに社名変更
FDK、FDK鳥取(旧・三洋エナジー鳥取)を吸収合併
2017年(平成29年) 2月 FDK、機能性電池第3弾、LEDライト用アルカリ電池「LEDライトにいち推し!」発売
4月 パナソニック、新・アルカリ乾電池「EVOLTA NEO(エボルタネオ)」発売
7月 FDK、FDKエナジーを吸収合併
FDK、単5形・6P形アルカリ電池のデザインが一新
9月 村田製作所、ソニーエナジー・デバイスの電池事業を買収、東北村田製作所設立
10月 日立マクセル、マクセルホールディングスに社名変更
2018年(平成30年) 10月 マクセル、高出力高容量ボタン形二次電池(STB)をロームと共同開発