Technics SL-P70



リサイクルショップで現状(=ジャンク)980円で売っていたのを確保。電源とトレイ閉開を確認して購入した。
持ち帰って、CD読み込みも試してみたら、普通に読めたので、今回はとりあえず修理では無くレポートを。

手元の「セールスマン専用カタログ'95・夏」を見ていると、このCDプレイヤーはハイコンポ「コンサイス・G」というシリーズの一つであることが判明。他にも、
インテグレーテッドアンプ:SU-A70
カセットデッキ:RS-BX70
FM/AMステレオチューナー:ST-GT70

がある模様。ちなみにこれを買ったリサイクルショップにはCDプレイヤー以外は無かった。
ちなみにこのコンポは年齢層が高いユーザーがターゲットの模様で、このシリーズにMDやDATなどのデジタルオーディオ関係の物が無いのが残念。カタログを見ている限りだとこの頃のパナはDCCに注力していたようなので、その関係もあるのかもしれないが。
買った理由はもちろん、松下(現・パナソニック)の高級ブランドに位置されていた“Technics”ブランドであること。もう一つは値札の下に隠れていた「VIRTUAL BATTERY OPERATION」という文言。これはバーチャルバッテリーオペレーション(仮想電池動作)というパナソニックやテクニクスの高級機に搭載されていた電源ラインに含まれるノイズを遮断する機能のこと。
上の「class A D/A CONVERTER」表示も何だかカッコいい??
大きさはミニコンサイズなので小さいです。これも買った理由の一つかな。ちなみに大きさ比較として上にCDとDATテープを乗っけてます。
表示部分。いわゆるVFD(蛍光表示管)というやつですな。ナナメから見た感じだと16セグメント表示で英語表示も出来るディスプレイになっているのに、CD-TEXTに未対応なのは何かもったいない感じがしますね。

表示部分下はトレイでその部分には「MASH」表示がある。MASHはNTTとパナソニックが共同開発した1bit D/Aコンバータの一つ。なので、少なくともマルチビットではない。
一応、中を開けて、ピックアップレンズを掃除してみることにする。写真は内部の全景。なんだかスカスカですね。どうりで軽いと思った(w。
CD回転部。CD再生中です。ピックアップレンズのアクセスはこの部分のネジ(2本)を取ってカバーを取り外せばOKです。もちろん、CDを取り外した状態でね!
ピックアップ部分。これ、デッキのピックアップってよりもポータブルCDのピックアップみたいですね。共用しているのかな?
気になった部分、その1。“Technics”明記が目立つトランス基板。
気になった部分、その2。高級そうなケミコン。これが、バーチャルバッテリーオペレーションの電源元のコンデンサ??
気になった部分、その3。大抵が自社(パナソニック)製のケミコンを採用していたのに、写真のコンデンサだけ(後でもう1個見つけた)が何故か東信工業製であった。秋葉原の千石電商ではこのメーカーのコンデンサを取り扱っているので誰かが付け替えたのか?と、思ったがフォーミング(実装しやすいようにリード線が曲げられている)されているのでそうではない模様。
VFDの裏には製造日らしき表記が…。「04.12. 9」と見える?
ちなみに、パナソニックのデータベースでは発売日は1994年12月だそうなので、一致してそうですね。

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