XONIX Mega Memory Watch 128MB



某オクで入手した腕時計型USBメモリ。まぁ、腕時計としても使えるので“腕時計型”という表現もおかしいですが(^^;。
ちなみに、これ、「USBメモリ 時計」と検索すると一番上にこの製品のこと出てくるので当時としては結構話題になった様子。
昨今、USBメモリ紛失による漏えい事故が流行っているようなので、今こんなUSBメモリがあれば便利ですよね。
カシオとかメジャーメーカーがこういうのを作ったら面白そうですね。

ちなみにXONIXというメーカーで現在でも存在する模様。一通り見てみると、雑貨ウォッチばっかり作ってるメーカーに見えますね。
現在でも、USBメモリの腕時計MP3プレイヤー内蔵の腕時計も発売している模様。個人的にはMP3内臓が気になるなぁ。

今回入手したのは時計も動かないけど、USBメモリとしても認識しないというもの。
時計は電池切れだろうけど、時計部分とUSBメモリ部分は多分別だろうしなぁ。とりあえず、分解してみましょう。

裏蓋はネジ締めなので簡単に外れるので省略。これは外した裏蓋。日本製のムーブメントを使用、電池はSR626SW(酸化銀電池)を使用することが書いてあります。ブータブルディスクとか書いてあるけど、ブートできるのかな?
裏蓋を開けた所。この部分はUSBメモリのフラッシュ部です。左側の「Oti」の刻印があるのがコントローラ、右側の東芝がフラッシュメモリです。台湾製とはいえ、ちゃんと東芝製のチップを使っているのには感心しますね。
基板を持ち上げてみた。USBから来ている線が一本切れていた(写真丸印の白い線)。これがUSBメモリが認識しなかった原因だった模様。前オーナーが電池交換時に切ってしまったのだろうか?この下には時計用の電池があるわけで、交換を想定するのだからホットボンドで固定ぐらいして欲しかったですね。
ハンダをはがして切れた線を通してみた図。簡単に書いてますが、両面スルーホール基板だったので、はがすのに苦労してますし、基板を固定するプラスチックみたいなところも溶かしてます(泣。何気にベルトが取れないのが苦痛…。ハンダはしにくいし、写真は撮りにくいし。
USBメモリ基板を持ち上げると登場するムーブメント(電池は取り外している)。確かに日本製みたいだけど『MIYOTA CO.』って書いてあって(写真では天地逆転してる)初めて見るムーブメントだけど、どこのメーカー?と思って調べてみたら、シチズン子会社の“シチズン時計ミヨタ(現・シチズン時計マニュファクチャリング)”というメーカー製であることが判明。
雑貨ウォッチで日本製といえばミヨタ製のムーブメントが使われているというくらい有名だそうで、初めて知りました。
ついでにムーブメントの電池を取り替えたかったのだけど、電池が無いので断念。組み上げてパソコンに接続してみたら動いた!USBメモリとして動作している時は写真のように9時の部分がアクセスランプになっており、点滅します。アクセスランプ無しかと思ったのに…。凄いですね。
ちなみに電池が入ってないので時計は動いてません。つまりUSBメモリ部分は独立して動きます。
USBコネクタ部分はこのようにベルト通しに隠されていますが…、
上にスライドするとコネクタが現れます。
コネクタを取り出すとこんな感じ。何か短い印象を受けますね。
腕時計をしているときはベルトでコネクタが隠れてしまうため、着用したままコネクタを出すことはできない。

電池交換編
電池を入手したので時計部分の電池交換も実施しました。
入手した電池。この時計ではボタン電池の一つ“酸化銀電池”というのを使います。名の通り「銀」を使った電池でホームセンター等で買うと非常に高いです(大体1個300〜500円台)。なのでダイソーで買おうかなとも思ったのですが、某オクを見てみると驚きの安さだったので、某オクで購入。写真の5個入りで180円。送料80円を入れてもダイソーで買うよりも電池単価は安いです。
でも、一つ取り替えるだけなのに5個は多いのでは?と思うかもしれませんが、最近の時計に多く使われているリチウム電池と違って酸化銀電池は寿命が短いので多く買っといても問題ないでしょう(自分の主観ですが)。
これが今回取り替える“SR626SW”という型番の電池。ちなみに酸化銀電池はたくさん種類があるので、取り替える前にあらかじめ取説を見るか中を開けて電池の型番を調べておくと良いでしょう。
右の金色が元々入っていた電池。この金色はマクセルの市販モデルのはずなので相当高かったはず。
左が今回購入した電池(包装されてますしわかりますよね?)。“SEIZAIKEN”と書いてあってどこの電池だ?と思って調べてみたら、日本のセイコーインスツルが発売する酸化銀電池のブランドだとのことで一応日本製らしい。少なくとも中国製なダイソー商品よりもマシということですね。
USBメモリ基板を取り外して、時計のカバーを外すとムーブメントが顔を出します。写真は電池交換後の写真。
結局、電池を交換しても動かなくて写真の丸印部分のカバーを取り外し、基板を清掃したら治った。雑貨ウォッチのムーブメントと言っても細かいので組み上げるのは大変だった。
完全修理完了の図。今回修理した腕時計型USBメモリにMP3ファイルを入れて、お風呂MP3プレイヤー「AQA026」で再生している。さすがに直接接続はできないので、USB延長ケーブル経由で接続してます。写真ではわからないと思うけど時計も動作しています。
まぁ、今時USBメモリ128MBは足らない印象ですが、文書などの書類とかなら十分かもしれませんね。

以上、修理完了!

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