珍しいCPUたち。

パソコン周辺業界はまさにドッグイヤーと言われるように進化の速度が早い。とりわけ、パソコンの頭脳、CPUはその代表とも言えるものだろう。
今回のコネタは自分が撮りためた機械の分解写真の中から、今では黒歴史・使われていないであろうCPUをピックアップし、掲載してみることにする。

まず、1枚目はTransmeta社のCrusoe(クルーソー)。当時チップの中で86コードに変換するコードモーフィングという技術で一躍注目を浴びたCPU。写真は業務用タブレットPC、日立FLORA-ie 55miを分解したときに撮った。搭載されているのはTM3200(400MHz)だそう。さり気なくカナダ製なのが凄い。
省電力なCPUとしても注目されたが、インテルやAMDに先を越されてしまい、あっという間にCPUは愚か、会社自体もフェードアウトしてしまうという悲惨な結末であった。
お次はVIA Technologies社のC3。サイリックスというCPUブランドをVIA Technologies社が買収し、当時名の知れていたサイリックスを冠した「Cyrix III」としてリリースし、のちに「C3」という名称に改められた。
当時としては発熱しにくいCPUとして知られ、ファンレスPCのベアボーンキットなどが発売された。主に組み込み用のCPUとして使われることが多く、写真も某オクで購入したレオパレスの端末(セットトップボックス)に内蔵されていたものである。
これはバッファロー社のNAS(ネットワークハードディスク)「Link Station」搭載されているMPC8241です。って言っても何だか分からない人が多そうですが、これはPowerPCアーキテクチャのCPUです。
PowerPCと言えば一時期のMacintoshやゲームキューブにも搭載されており、実はPS3に搭載されている「Cell」というチップ(ということはCELL REGZAも!)もPowerPCベースというこちらも組み込み用途では現役で使われているものです。
写真はフリースケール社(モトローラ社のCPU製造部門を引き継いだ会社)製造の266MHz品です。

これからも珍しいCPUを見つけたら、掲載するかもしれないです。
つづく?

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