PC98固定ディスク起動プログラムの全て!?

かつて国民機と言われたNEC(日本電気)社のPC-9800シリーズ。
複数のOSを組み込む場合、DOS/V機ではブートローダを組み込む必要があるが、
PC-98機ではDOSに“固定ディスク起動プログラム”と言うのが組み込まれており、
複数のパーティーションやハードディスクが存在する場合に自動的に組み込まれる。

今回のコネタではDOSのバージョンによる異なる“固定ディスク起動プログラム”の
種類を紹介してみる。

固定ディスク起動メニュープログラム バージョン1.05

MS-DOS 3.3の無印(PS98-013)に搭載されているもの。丸数字が印象的。何か、詰め込まれている感もありますね。

固定ディスク起動メニュープログラム バージョン2.50

MS-DOS 5.0A-Hに搭載。これは一般的なもので見覚えのある人も多いのでは?ちなみにMS-DOS 6.2の場合はバージョン2.70のようです。

スタートアッププログラム Ver.6.22

これはレア。いわゆるエプソン互換機用MS-DOS 5.0のもので、NECで言う「固定ディスク起動プログラム」に当たる機能が「スタートアッププログラム」として提供されています。エプソンDOSではFORMATコマンドやMENUコマンドのメニューも同じような感じです(というかベースなのでしょう)。


「HELP」キー(DOS/Vでは「End」キー)を押すと操作ヘルプ画面が現れ、NEC版よりも親切です。なお、この画面からもわかる通りNEC版には無い編集機能を搭載、領域名称の変更やハードディスクの休止機能が付いています。

ちなみに『固定ディスク』とは、ハードディスクのことで日本語読みという感じでしょうか。NEC社は他にもLANの10BASE-Tを『B4680T』と称するなど、どうも一般的な用語を使うのがお嫌いなようです(w。

おわり

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